最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。
第154話 ヴェルトマーとの出会い10
そしてヴェルトマーが、首都『シティアス』の目と鼻の先にある最後の砦というべき拠点で待っていると、遂にレルバノン達がその姿を見せるのであった。
ここがレイズ魔国の最後の砦である。
この場所の背後にはもう『セレス』女王達が居るレイズ王城が見えている。
つまりここで『ヴェルトマー』が敗れるという事になれば、三大魔国である『レイズ』魔国は滅びるという事と同義である。
そうだというのにこの場には『ヴェルトマー』以外のレイズ魔国軍の兵士は居ない。
少し前の軍議でヴェルトマー自身が『レルバノン』と戦うのは自分だけでいいと告げたからであった。
他のレイズ魔国軍に属する者達が、今のヴェルトマーの立場であれば不安の重圧に圧し潰されて、普段通りの戦いどころか、まともに戦闘にすらならずに勝負はついてしまう事だろう。
そうでなくともここに向かってくる『ラルグ』魔国の指揮を執る『魔族』が『鮮血のレルバノン』なのである。
前回の拠点を落とされた時も『レイズ』魔国の幹部の精鋭達がレイズ魔国軍を率いてようやく退かす事が出来た厄介な『魔族』であった。
そしてそのレルバノンだが、まだ最後尾にいる為に『ヴェルトマー』が居る位置からはよくは見えないが、確かに前を歩く魔族達とは感知出来ている分の『魔力』は一線を画している。
――そしてラルグ魔国軍が、ヴェルトマーの居る拠点の前まで来るとその足を止めた。
ヴェルトマーは突然襲い掛かってくると思っていただけに、少しばかり肩透かしを食らった形だった。
そしてゆっくりとした足取りで近づき、遂に『レルバノン』が『ヴェルトマー』の前に姿を見せるのであった。
「おや? 『レイズ』魔国の軍隊が見えないと思って来てみれば……。この場に居るのは貴方だけなのですか?」
レルバノンは前回の拠点落としの時のように『レイズ』魔国の幹部が勢揃いしていると思っていたので、こちらも少しばかり驚いた様子を見せるのだった。
「ええ、そうね。私だけよ? それでアンタがレルバノン君なのかな?」
「ええ……、そうですが」
――後に数千年という長い付き合いになる、両魔族の邂逅であった。
…………
「二度とこの国を狙わないってこの場で約束するなら、生かしておいてやってもいいわよ? どうする? 死にたい?」
レルバノンはきょとんとした顔を浮かべて、目の前の女性の言葉を脳内で反芻させる。
どうやら冗談ではなく心の底からそう思って口にしたのだと、レルバノンがヴェルトマーの様子から察すると、口角を吊り上げ始めるのだった。
「ふ……! ふはははは! 何を言うかと思えば、実に面白い人ですね貴方は!」
これまでの彼の戦果を知らない筈はないだろうに、そんなレルバノンを前にして彼女は全く怯えを見せてはいない。
あまりに堂々としている姿を見て、レルバノンは目の前に居る女性に大きな興味を持つのであった。
「いいでしょう。少し貴方を試して差し上げましょうか」
そう言うとレルバノンは何もない空間から大きな鎌を取り出した。
ただそれだけの事で、見た目以上の威圧感を見るものに与える程であった。
「さあ、いきますよ!」
レルバノンは大鎌を長く持って、ヴェルトマーの首を目掛けて狩りに行く。
ヴェルトマーの間合いに易々と入った事で仕留めたとレルバノンに思わせた。
――しかし。
大鎌がヴェルトマーの首をスパッと斬った瞬間に、その彼女は揺らめくように残像が消えた。
「消えた……?」
次の瞬間、レルバノンの視界がぐにゃりと歪んだ。
「!?」
何が起こったのか分からずにレルバノンは体が硬直する。
そして次に激しい嘔吐感に苛まされる。
「ぐっ……! い、一体、な、何が!?」
「さあ、死になさい……」
レルバノンは何とか声の主である『ヴェルトマー』をその視界に捉える。
空に浮かんでいるヴェルトマーの目が真紅になり、腕を組んだ状態からゆっくりと右手だけを天に翳し始めた。
――超越魔法、『終焉の雷』。
「……ちぃっ!」
レルバノンは体を動かそうとするが自分の体が普段の何倍、いや何十倍にも重く感じられて思うように動かない。
仕方なくレルバノンはこれまで『レイズ』魔国との戦争で使った事すらない魔法を唱える。
「耐雷障壁」。
雷系統に絞る事で魔法障壁の数倍の効果を発揮する『魔法』の障壁である。
「ははっ! 馬鹿だねぇ? そんな障壁で私の『魔法』を防げるものなら防いでみなさい」
次の瞬間『耐雷障壁』は簡単に打ち砕かれて、レルバノンはその身に『ヴェルトマー』の魔法が直撃するのであった。
身体が焼き切られたかのように熱さが襲い掛かったレルバノンだが、死の重圧をその身に感じるのであった。
先程の自身が纏った『耐雷障壁』があっさりと貫かれた事で、その相手の放った魔法の威力を冷静に分析する事が出来た。
――彼女は『レイズ』魔国の魔女と呼ばれる『セレス』女王よりも強い。
それどころか『魔力』だけなら当代の『レイズ』魔国王である『セレス』女王どころの騒ぎではない。
下手をすれば歴代最強の『レイズ』魔国王と評される、先代魔国王である『エリス』女王に匹敵する程の魔力かもしれない。
「こ、これはまずい……っ!」
レルバノンの目もまた紅くなったかと思うと、魔力を最大限まで高める。
そのおかげでようやく体を縛っていた謎の重圧感を取り除いた。
そして自身の身体が動くのを確認した後、直ぐに何もかもをさておいて『ヴェルトマー』に向かって突っ込んでいくレルバノンであった。
「あはっ……! 逃げず避けず私に向かってくるかっ! いいぞお前? ある程度本気になってやるっ!」
腕を組んでこちらを見下していたヴェルトマーが、初めてその場から距離をとった。
――否、こちらに向かってきているようにも見える。
レルバノンは、小さなパニック症状に陥る。
目の前にいた筈のヴェルトマーが、今どこにいるのかを認識できない。
目ではこちらに向かってきているように見えたが、正確な距離感がつかめないのだ。
こんな事は幾千と戦いを繰り返し行ってきた『鮮血のレルバノン』でさえ、初めての戦闘体験であった。
――そして錯覚を呼び起こしたかの如く、完全にヴェルトマーが視界から見えなくなった。
レルバノンはそれならばと『漏出』『魔力探知』『魔力感知』。
その全ての取れる手段を出し惜しみせずに使うのだった。
今この場で出し惜しみをすれば、待つのは確実なる死であると判断したのである。
ヴェルトマーはただの魔族ではない――。
レルバノンは戦いを始めてようやく理解させられた。
――魔力探知、測定不能。魔力感知、測定不能。
『漏出』の結果、背後に測定不能という表記を確認。
レルバノンは咄嗟に前方に向かって回転受け身をして避けた。
先程まで居た場所に天からの雷光が降り注いで地面に大穴を開けた。
『漏出』探知が遅ければ『レルバノン』は絶命していただろう。
しかし命拾いはしたが、自分より遥かに魔力が上の存在であるヴェルトマーに対して『漏出』を使った事でその副作用として、恐ろしい程の頭痛が彼を襲う事となった。
『漏出』は相手の居場所や戦力値に魔力値、それに名前や年齢等、あらゆる情報を開示させる上でとても優れた魔法なのだが、当然何もリスクが無いわけではない。
今回のように相手が自分よりも大きく『魔力』が上であれば、下手をすれば強制的に魔力を理解しようと脳が働き、強制的に情報を覚えさせる事に頭が耐えられずに脳が焼き切れて、そのまま絶命してしまう事もあるのである。
まだ今のヴェルトマーは『代替身体』と呼ばれる予備の身体であった為、最上位魔族の最上位と呼ばれる程度の存在になっていた事が彼にとっては救いであった。
もしもレルバノンが戦う相手が『災厄の大魔法使い』本来の身体であったならば、今頃レルバノンは自身の放った『漏出』の魔法で絶命してしまっていただろう。
「は……っ、はっ……!」
だがそれでも今の状態でも直ぐに横になりたいと思える程の頭痛がレルバノンを襲っている。
しかしそれでも今は命を懸けた戦闘の最中なのである。
泣き言を言っている場合ではないレルバノンは、身体を必死に起こしてヴェルトマーの居場所を探り続ける。
――この瞬間にもヴェルトマーの居場所を見失えば、何をされるか分からない。
レルバノンは先程の『終焉の雷』によって大きなダメージを負わされて、更に喉にせりあがってくる血を強引に飲み込み押し返すのだった。
――そちらに一切の意識は割かない。
そんな事をしていては確実に殺される。
今この瞬間において、自分は狩られる側の獲物だと認識するのであった。
――ヴェルトマーは、空に浮いてこちらを見ていた。
「ただの魔族にしてはなかなか持つわね? これは流石に予想外だったわ。この世界の魔族はどいつもこいつも戦力値だけが先行していて、戦い方という事すら理解していない者ばかりだと考えていたのだけどね。喜びなさい? 少しだけ我々『魔王』の領域の戦いを見せてあげる」
(い、一体こいつは何者なのだ!? こ、こんな化け物が今まで『レイズ』魔国にいたというのか?)
レルバノンはこの時に初めて、自分の力だけではどうにもならない存在というものを認識するのだった。
ここがレイズ魔国の最後の砦である。
この場所の背後にはもう『セレス』女王達が居るレイズ王城が見えている。
つまりここで『ヴェルトマー』が敗れるという事になれば、三大魔国である『レイズ』魔国は滅びるという事と同義である。
そうだというのにこの場には『ヴェルトマー』以外のレイズ魔国軍の兵士は居ない。
少し前の軍議でヴェルトマー自身が『レルバノン』と戦うのは自分だけでいいと告げたからであった。
他のレイズ魔国軍に属する者達が、今のヴェルトマーの立場であれば不安の重圧に圧し潰されて、普段通りの戦いどころか、まともに戦闘にすらならずに勝負はついてしまう事だろう。
そうでなくともここに向かってくる『ラルグ』魔国の指揮を執る『魔族』が『鮮血のレルバノン』なのである。
前回の拠点を落とされた時も『レイズ』魔国の幹部の精鋭達がレイズ魔国軍を率いてようやく退かす事が出来た厄介な『魔族』であった。
そしてそのレルバノンだが、まだ最後尾にいる為に『ヴェルトマー』が居る位置からはよくは見えないが、確かに前を歩く魔族達とは感知出来ている分の『魔力』は一線を画している。
――そしてラルグ魔国軍が、ヴェルトマーの居る拠点の前まで来るとその足を止めた。
ヴェルトマーは突然襲い掛かってくると思っていただけに、少しばかり肩透かしを食らった形だった。
そしてゆっくりとした足取りで近づき、遂に『レルバノン』が『ヴェルトマー』の前に姿を見せるのであった。
「おや? 『レイズ』魔国の軍隊が見えないと思って来てみれば……。この場に居るのは貴方だけなのですか?」
レルバノンは前回の拠点落としの時のように『レイズ』魔国の幹部が勢揃いしていると思っていたので、こちらも少しばかり驚いた様子を見せるのだった。
「ええ、そうね。私だけよ? それでアンタがレルバノン君なのかな?」
「ええ……、そうですが」
――後に数千年という長い付き合いになる、両魔族の邂逅であった。
…………
「二度とこの国を狙わないってこの場で約束するなら、生かしておいてやってもいいわよ? どうする? 死にたい?」
レルバノンはきょとんとした顔を浮かべて、目の前の女性の言葉を脳内で反芻させる。
どうやら冗談ではなく心の底からそう思って口にしたのだと、レルバノンがヴェルトマーの様子から察すると、口角を吊り上げ始めるのだった。
「ふ……! ふはははは! 何を言うかと思えば、実に面白い人ですね貴方は!」
これまでの彼の戦果を知らない筈はないだろうに、そんなレルバノンを前にして彼女は全く怯えを見せてはいない。
あまりに堂々としている姿を見て、レルバノンは目の前に居る女性に大きな興味を持つのであった。
「いいでしょう。少し貴方を試して差し上げましょうか」
そう言うとレルバノンは何もない空間から大きな鎌を取り出した。
ただそれだけの事で、見た目以上の威圧感を見るものに与える程であった。
「さあ、いきますよ!」
レルバノンは大鎌を長く持って、ヴェルトマーの首を目掛けて狩りに行く。
ヴェルトマーの間合いに易々と入った事で仕留めたとレルバノンに思わせた。
――しかし。
大鎌がヴェルトマーの首をスパッと斬った瞬間に、その彼女は揺らめくように残像が消えた。
「消えた……?」
次の瞬間、レルバノンの視界がぐにゃりと歪んだ。
「!?」
何が起こったのか分からずにレルバノンは体が硬直する。
そして次に激しい嘔吐感に苛まされる。
「ぐっ……! い、一体、な、何が!?」
「さあ、死になさい……」
レルバノンは何とか声の主である『ヴェルトマー』をその視界に捉える。
空に浮かんでいるヴェルトマーの目が真紅になり、腕を組んだ状態からゆっくりと右手だけを天に翳し始めた。
――超越魔法、『終焉の雷』。
「……ちぃっ!」
レルバノンは体を動かそうとするが自分の体が普段の何倍、いや何十倍にも重く感じられて思うように動かない。
仕方なくレルバノンはこれまで『レイズ』魔国との戦争で使った事すらない魔法を唱える。
「耐雷障壁」。
雷系統に絞る事で魔法障壁の数倍の効果を発揮する『魔法』の障壁である。
「ははっ! 馬鹿だねぇ? そんな障壁で私の『魔法』を防げるものなら防いでみなさい」
次の瞬間『耐雷障壁』は簡単に打ち砕かれて、レルバノンはその身に『ヴェルトマー』の魔法が直撃するのであった。
身体が焼き切られたかのように熱さが襲い掛かったレルバノンだが、死の重圧をその身に感じるのであった。
先程の自身が纏った『耐雷障壁』があっさりと貫かれた事で、その相手の放った魔法の威力を冷静に分析する事が出来た。
――彼女は『レイズ』魔国の魔女と呼ばれる『セレス』女王よりも強い。
それどころか『魔力』だけなら当代の『レイズ』魔国王である『セレス』女王どころの騒ぎではない。
下手をすれば歴代最強の『レイズ』魔国王と評される、先代魔国王である『エリス』女王に匹敵する程の魔力かもしれない。
「こ、これはまずい……っ!」
レルバノンの目もまた紅くなったかと思うと、魔力を最大限まで高める。
そのおかげでようやく体を縛っていた謎の重圧感を取り除いた。
そして自身の身体が動くのを確認した後、直ぐに何もかもをさておいて『ヴェルトマー』に向かって突っ込んでいくレルバノンであった。
「あはっ……! 逃げず避けず私に向かってくるかっ! いいぞお前? ある程度本気になってやるっ!」
腕を組んでこちらを見下していたヴェルトマーが、初めてその場から距離をとった。
――否、こちらに向かってきているようにも見える。
レルバノンは、小さなパニック症状に陥る。
目の前にいた筈のヴェルトマーが、今どこにいるのかを認識できない。
目ではこちらに向かってきているように見えたが、正確な距離感がつかめないのだ。
こんな事は幾千と戦いを繰り返し行ってきた『鮮血のレルバノン』でさえ、初めての戦闘体験であった。
――そして錯覚を呼び起こしたかの如く、完全にヴェルトマーが視界から見えなくなった。
レルバノンはそれならばと『漏出』『魔力探知』『魔力感知』。
その全ての取れる手段を出し惜しみせずに使うのだった。
今この場で出し惜しみをすれば、待つのは確実なる死であると判断したのである。
ヴェルトマーはただの魔族ではない――。
レルバノンは戦いを始めてようやく理解させられた。
――魔力探知、測定不能。魔力感知、測定不能。
『漏出』の結果、背後に測定不能という表記を確認。
レルバノンは咄嗟に前方に向かって回転受け身をして避けた。
先程まで居た場所に天からの雷光が降り注いで地面に大穴を開けた。
『漏出』探知が遅ければ『レルバノン』は絶命していただろう。
しかし命拾いはしたが、自分より遥かに魔力が上の存在であるヴェルトマーに対して『漏出』を使った事でその副作用として、恐ろしい程の頭痛が彼を襲う事となった。
『漏出』は相手の居場所や戦力値に魔力値、それに名前や年齢等、あらゆる情報を開示させる上でとても優れた魔法なのだが、当然何もリスクが無いわけではない。
今回のように相手が自分よりも大きく『魔力』が上であれば、下手をすれば強制的に魔力を理解しようと脳が働き、強制的に情報を覚えさせる事に頭が耐えられずに脳が焼き切れて、そのまま絶命してしまう事もあるのである。
まだ今のヴェルトマーは『代替身体』と呼ばれる予備の身体であった為、最上位魔族の最上位と呼ばれる程度の存在になっていた事が彼にとっては救いであった。
もしもレルバノンが戦う相手が『災厄の大魔法使い』本来の身体であったならば、今頃レルバノンは自身の放った『漏出』の魔法で絶命してしまっていただろう。
「は……っ、はっ……!」
だがそれでも今の状態でも直ぐに横になりたいと思える程の頭痛がレルバノンを襲っている。
しかしそれでも今は命を懸けた戦闘の最中なのである。
泣き言を言っている場合ではないレルバノンは、身体を必死に起こしてヴェルトマーの居場所を探り続ける。
――この瞬間にもヴェルトマーの居場所を見失えば、何をされるか分からない。
レルバノンは先程の『終焉の雷』によって大きなダメージを負わされて、更に喉にせりあがってくる血を強引に飲み込み押し返すのだった。
――そちらに一切の意識は割かない。
そんな事をしていては確実に殺される。
今この瞬間において、自分は狩られる側の獲物だと認識するのであった。
――ヴェルトマーは、空に浮いてこちらを見ていた。
「ただの魔族にしてはなかなか持つわね? これは流石に予想外だったわ。この世界の魔族はどいつもこいつも戦力値だけが先行していて、戦い方という事すら理解していない者ばかりだと考えていたのだけどね。喜びなさい? 少しだけ我々『魔王』の領域の戦いを見せてあげる」
(い、一体こいつは何者なのだ!? こ、こんな化け物が今まで『レイズ』魔国にいたというのか?)
レルバノンはこの時に初めて、自分の力だけではどうにもならない存在というものを認識するのだった。
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