コラム「心の声」

風乃音羽

風の時代とは?

最近、新しく友達になった人たちを見てると、風の時代の生き方の標本みたいだなとつくづく思う。

本当に風のように自由に振る舞う、行動する、執着が少ない、インスピレーションをキャッチするのに長けている。
距離にも、時間にも、お金にもとらわれない。

今、どうしたいか、もしくは、今繋がったご縁とタイミングで、スッと動ける人たちだ。

かと言って、何でもかんでも取り込んでしまって疲れてしまう訳でもない。「ん、〜っ」て何か引っかかることからは、スルッと手を引く。

それは、気分でチョイスするのとも違う。
その日のまたはその時期の気分で、チョイスする人の多くは、人の気持ちを蔑ろにして、ただ投げ出す人が多いように思う。そういう人は、同じことを人からされるし、何かいつも苛立ちと怒りが他に向かっている。

「筋を通す」
これがちゃんとベースで出来ている人たちは、
テーブルをひっくり返すような手の引き方はしない。
自由に自身のインスピレーションや直感で、取捨択一をしているけれど、
今までお世話になった人には、それなりの筋を通す。
ただ、ステージが違う人になってしまったから、今は一緒にいられないだけだと悟り、離れるも、また、今後、同じステージに立つこともあるから、またその時会えたらね。
と心の中で微笑みながら、その場からスルッと退場する。
誰も怒らせないし、傷つけないから、また、再会できる時が来れば、気持ちよく会える。
そして、二度と出会えないかもしれなくても、それはそれと、執着しない。

今年の2月以降、わたし自身、5つの新たなことを始めた。
そんなに色々一気に始めて大丈夫?という人もいるけれど、全ては、関わりの中で始まったことが多く、人から助けられることも、エネルギーをもらうこともたくさんあるし、わたし自身が、行動すればするほど、自家発電されるのがわかる。

昔、決別した人、または、別のことをしていた人と、また一緒に仕事をすることになったり、逆に、今まで近かった人が、引越しで離れたりもした。

主人も、息子も、娘も、何か新しい動きがある。特に15歳の息子の変容ぶりには、家族が驚かされる。

ヒーラーのMomoちゃんとランチした時に、彼女が言ったのは、
「今、風の時代の入り口、新しいことを始める、行動を起こせば必ず大きな風を起こせる。
今1番やってはいけないのは、何もしない、変わらないを選択することなんだよね。」

間違いなく、今また、新しい時代に一石を投じるようなことをする時なんだと、確信した。

この15年、地に足をつけていた。幸せを噛み締めていた。充電は、十分した。

さあ、いざ、人生のフライトへ。
飛び立とう。

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