幽霊の事知りたい?(恐怖度☆2オカルトラブコメディ

デジャヴ

リアル呪術式展開

「もしもし、あいちゃん何時から予約可能ですか?」

「えー21:30から可能でございます。」

「その時間でお願いします。オプションの3Pでお願いします。」

「料金は二方分とオプション代になりますのでご了承ください。ではホテルと部屋番号が決まりましたら再度お電話ください。」

今日は久しぶりにあい嬢の出勤だ。

予約も取れたしあとは夜が更けるのを待つだけ。うへうへ

時刻は21:30ジャスト 

「ピンーポン」

「おまたせ 」

「こんばんは 」僕

「はじめまして 」中島

状況を説明しょう ️

時は3日前に戻る

「あれ、いらっしゃい」中島

日中に中島が例の飲食チェーン店でバイトしてる?それにしてもお客様に
「いらっしゃい」はないだろう。

「今日は大学休みで、人いないから急遽バイトはいったんだよね」

「あっそうだ、もうすぐ上りだから、この後コーヒーでもおごってよ」中島

「あっ うん この前の借りもあるから
いいよ」

「あんたも暇そうにみえたからさぁ、ちょっと待ってて」

コイツは余計な一言が多い。。。

そして中島と合流して向かいのビルのカフェに入った。

「どう?その後は?」

「特には何もないし、影響もないと思う」

「そっかぁ、じゃあ、効いてたみたいだなぁ」

「ん、?何が?」

中島の話を両略すると中島は四国出身で
「犬神」の血筋を引いてるらしい。
この一族の男性は長生きできないと言われて
いるようで幼少期に関東の親戚に預けられ育てられたらしい。

家族と絶縁する事で何とか災いを回避したいという親心とか。

もちろん、苗字も親戚の名前を引き継ぎ
家族とは連絡すら取っていないとの事。

幼い時の記憶ではっきりではないが、家族との別れ際、一匹の子犬が自分に着いてきたのを覚えてるらしい。現実なのか幻なのか。
時たま、成長した成犬として現れては消えるらしい。

中島も犬神のことはほとんど知らないようだ、調べれば家族を思い出すし、解決策を探してしまうからかもしれない。

20才の誕生日を迎えた時に、とあるロジックを組み合わせると、半径5メートルくらいの光の領域のようなものが見えるようになったという。

中島いわく光の領域の周囲に見える浮遊霊や地縛霊は光を見ただけで退いてしまうとの事、ちなみに領域に入った霊などは、蒸発したように消えてしまうとのこと。

トレンチ女も同じような手順で蒸発させたようだ。なにぶん本人も理解してないので

蒸発、成仏、祓いなのかどうなっていくかは分からないらしい。

これは実験の価値があると思った。
僕はあい嬢の後ろにいる黒い煙のことを思い出して中島に対処できないかお願いした。

「風俗?こういうカフェとかに呼びだせないのかょ」

「すまん、まだ連絡先教えてもらえる程、夜を共にしてない!」

「中島。お前童貞だろ?」

「何言ってんだ、あんた、んなぁわけねーだろ」

「いや、恥ずかしがらなくていい、デリヘルだから、童貞までは奪われない、童貞の一歩手前、大人の階段3歩くらいだ」

「オッパイとか触ってみたいだろ?あい嬢のバスト88だからメロンくらいかな」

「ぶっーっ メロン?」
(食いついたか?)

「ほら向かいの八百屋の目玉商品みてみろ
夕張産のメロンあれがダブルだ、両手にメロンだぞ」

「風俗はさて置き、俺もあの光が何なのか、理解したからなぁ」

その後、あの手この手の営業トークで
中島の同行までゴギつけた。


「はじめまして、あぃです ️」

「3Pなんて初めてだょ(笑)」

「久しぶりだね、あいちゃん、これ中島
コイツを男にしてやってくれ(笑)」

「ぇ、童貞くんなの?」

「いや。。。童貞じゃないです、多分」

(多分てなんだよ、中島のやつ、あい嬢にたいしては敬語かよ )

「ちょと浴槽にお湯貯めてくるね」あい

「中島、あいちゅんの後ろになんかいるか?」

「あっあぁ 黒いイメージだけど三人」

「マジで、今の俺には全く見えないし、まさかの6Pですか」

「奴らには、いろんな色があるんだけど、大抵は灰色。黒はやばいけど、実体化までしてないから、トレンチ女よりましなはず」

「あいちゃんが戻ってきたら、あれをやってみてくれ」

「実はさっきやろうとしたんだけど、出来なかった。。。」

「出来なかったって?おい、勘弁してくれよ、トレンチ女にやったように、カッコよくきめてくれ」僕

「出来ない。。。」中島

中島のただならぬ雰囲気に気づいた。

「ん?中島お前まさか、勃起してないか?」

まさかの中島先生、勃起すると無能力者。。。つかえない。

「おまたせ!ん?どうしたの?」あい

「中島とりあえず、シャワーでも浴びて来いよ」僕

「あぁ、わかった」中島

僕は先にあい嬢のメロンにかぶりつこうかなぁ。うへへへ

「ぷるぷるるる」スマホに着信が。

このタイミングで藍原から電話か。。

藍原は職場の後輩で今後、物語で欠かせない人となる。

「先輩、イカめしって食べれますか?」藍原

「イカめしってなんだ?あの藍原、今からメロンにかぶりつくとこだから後でかけ直すわ」

「メロン?忙しいならいいですょ」プチッ

マジタイミング悪い。。。

「ねぇあいちゃん?子供は短気で困るね」

後ろを振り向くとあい嬢がいなくなた。。。
どこにいった?

ドアロックされてるから開かないはず。

まさか、、、

「こんなにビンビンになっちゃって、若いっていいね」あい

バスルームからピンク色の声がする。

「なにしてんだ?お前たち」僕

「おっさん、助けて、おふぅ」中嶋

「とにかく、早く出てこいよ」僕

10分後。。。

「お二人さんまだですか?」僕

「お兄さん、チェンジしますか?」あい

「いやまだ大丈夫です。。」僕

2人がバスルームから出てきた。

「キノコ頭くん、3回もいっちゃたよ、それも大量に若いっていいねぇ」

「、、、」中島

中島は女を知ったせいか、少し大きく見えた。あそこはというと、タオル越しだがテントは、たたまれて小さくなったと思う。

「おっさん、例のあれ、食っちまった」中島

「えっどういう事?」僕

「発動出来なかった俺に黒いモヤが攻撃してきたところ、横から例のワンコ出てきて食っちまった。」中島

「なんですと!決定的瞬間見れなかったじゃん」僕

「何こそこそ話してるの?」あい

取り敢えず、信じるかは別としてあい嬢に全て説明をした。

「なんか憑いてるの知ってたよ、前に別のお客に言われて、それから私もたまに見えるようになった」あい

「いっつも気配がして気持ち悪くてさぁ。友達の進めで神社にお祓いにいったけど、生き霊だから難しいっていわれて」

「その時に思い出したの、半年くらい前にずっと通ってくれたお客2人とLINE交換しちゃて。。。個人営業しちゃってたんだ」

「そしたら、LINEの返信が遅いだの色々面倒くさくなって、LINE拒否したら、どうやって調べたか分からないんだけど自宅にきて色々嫌がらせされてね」

「その後、ひとりのストーカーが呼び鈴を鳴らしてる時に違うストーカーと鉢合わせしたみたいで殴り合いの暴行事件になったみたい。
私はしばらく友達の家にいたから、後日、その事件の事を大家さんから聞いて、警察に相談したら引っ越した方がいいっていわれて東京都に来たんだ」

「お店の写真掲載できないのも、それが理由なんだよね」

「中島くん君すごいよ、生き霊まで退散できるなんて!でかした」僕

「なんか、さっきより、気分がいいかも
ありがとう、キノコ頭くん、チュッ 」

「ぴーぷるるる」スマホのタイマー。。。

「あれまたお兄さんとエチエチできなかった。残念」

「さっきの話聞いて、すごい頼みづらいんだけど、LINE交換できる?本当に祓えたか心配だから」僕

「ん。。。無理かなぁ、今はまだ」あい

「じゃあこうしよう、僕のIDだけ教えるから何かあったら連絡するっていうのはどう?」

「それならいぃょ」あい

(作戦成功、この流れは絶対連絡がくると僕は確証している)

「それじゃ、またね」

あいは部屋をあとにした。

「おっさん、あいちゃんは2人のストーカーといってたけどさぁ、実はワンコが食ったのはその大人の男性ふたりだけなんだょね」

「ぇっ、大人?どういう意味?」僕

「幼稚園?小学生?分からないけど三人目が子供だった、ワンコもそいつは食わないでさぁ、その子供そのまま消えちゃたんだょね」中島

「なんだろうなぁ、まぁ次会う口実が残ってよかったんじゃない」僕

「気楽でいいな、おっさんは」

「あっそうだ、うちの大学に心霊研究部ってのがあってさぁ、今度紹介したい奴がいるんだ、おっさんの話ししたら興味もっちゃって」中島

「ちなみに女、男どっち?」僕

「男だょ」中島

「はぁ、男かぁ、まぁいいや」僕

「そいつの家がおっさんの最寄駅だから、また、連絡するよ」中島

「中島、どうだった、気持ちよかったか?」

「、、、、メロンよかった。」中島





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