僕は御茶ノ水勤務のサラリーマン。新宿で転職の話をしたら、渋谷で探索者をすることになった。(書籍版・普通のリーマン、異世界渋谷でジョブチェンジ)
解決すべき問題について考える
とりあえず陣容が整ったのはいいとしてもクリアしなければいけない問題はまだいくつかある。
一つ目の問題は、ノエルさんが調べてくれた、最初の一撃をどう叩き込むか、だ。
無限に回復するわけじゃないようだけど、相当のダメージを与えないとヴァンパイアには有効な攻撃は通らないらしい。
でも、都笠さんの銃、僕の魔弾の射手、ダナエ姫の斬撃をほぼ同時に受けてもあいつには有効打にはならなかった。
ということは、それ以上の攻撃を当てなければいけない。今回はジェラールさんが加わってくれるなら火力も上がるんだろうけど。
そしてもう一つ。
どうやらヴァンパイアがサンシャインにいることは間違いないらしい。というか、もう隠す気もないらしい。サンシャインの周辺に相当の数のレブナントがいることはセリエとラティナさんが調べてきてくれた。
ヴァンパイアの本体はサンシャインのシティホテルの最上階にいるようだ。優雅にスイートルームにでもいるんだろうか。だとしたらなんかイラっと来る話だけど。
塔とか洞窟の奥にボスキャラが陣どる、というのはまあ定番なんだけど、ゲームならともかく現実でそれをやられるのはひたすら気が重い。
サンシャインにたどり着くのがまずしんどいし、その先にいちいちホテルを最上階まで登らなくてはいけない。
記憶にあるサンシャインビルの高さを思い出す……なにも居なくても階段で上るだけでしんどそうなのに、レブナントと戦いながら登るのはとてもじゃなけど出来る気がしない。
◆
レブナントの群れと正面衝突するわけにはいかない。それに、最上階に上った時点で消耗しきっているのじゃ話にならない。どうにか消耗しない状態で直接対決に持ち込まないと。
クリアすべき問題の一つは、どうやってサンシャインの最上階まで行くかってことだけど、こっちのほうは当てがある。
新宿の南口の天幕のところにオルミナさんがいるとギルドの係官が教えてくれたので、都笠さんと二人で行ってみると。言われた通り、オルミナさんがいた。
東京にいる探索者の多くは、今は探索どころじゃなくて高田馬場や目白に詰めている。
ソヴェンスキとの戦争のうわさはぼちぼち知れているようで、そっちに傭兵として向かった人もそれなりにいるらしい。普段は探索者でにぎわっている新宿南口駅の天蓋下の酒場も閑散としていて、ウェイトレスの女の子が暇そうにしていた。
オルミナさんはテーブルの一つで昼間だというのにワインを飲んでいた。
「オルミナさん」
「……なにかしら?」
オルミナさんが僕等をちらりと見る。そっけない返事が返ってきた。
強引に頼んで池袋への門を開けてもらったけど。あのことがあってから、オルミナさんは少し冷たい感じがする。
「単刀直入に言いますけど……塔の上に門を開けることはできますか?」
これが可能なら最良だ。
というか。あの数のレブナントと戦いながらサンシャインを上るのは現実的じゃない。ジェラールさんやダナエ姫がどれだけ強くても無理だと思う、
オルミナさんが無理なら、何らかの手段で空を飛んで屋上に降りる位しか思いつかない。
「……無理ね」
少し考えてオルミナさんが言った。
「でも、目白から池袋まで門を開けられたわけだしさぁ」
「あのね……簡単に言うんじゃないわよ。見えないところに門を開けるのはあたしにしても難しいの。感覚的なものだから説明しにくいんだけどね」
都笠さんが言い募るけど、オルミナさんがやれやれって顔で言葉を返す。
「それに、地図を見れば大体の距離はわかる。でも、高さまで調節するのは難しいわ。そもそも、そんな高い位置に門を開けたことがないけど」
やりたくない、という感じではなく、どうも本当に無理っぽい
「それにね、すこし考えてみなさい。今度は塔の頂上の高さに門を開けるのよ?」
そういわれて気づいた。
池袋の駅前に門を開けてくれた時も、結構場所にばらつきがあった。今回はバンパイアの部屋に直接いかないといけないってのもあるけど、万が一床がないところに門があいたら……
「どれだけ危険かわかるでしょ?
まあどうしても、というなら、そのその場で目的地が見れればなんとかなるかもしれないけど」
オルミナさんがそこまで行って目を逸らした。
ということは不可能ってわけじゃないのか。
「なら、塔の下までいければ門をつなげてくれますか?」
そういうと、オルミナさんが深くため息をついた。ワインに一口口をつけて顔を上げる。
「スミト、聞かせなさい……貴方にはこの戦いに首を突っ込む理由はないはずよ。なぜそうするの?竜殺しとしての義務?」
オルミナさんが聞いてくる。真剣な目が僕等を見ていた。
「……違いますよ」
一寸考えたけど……義務感じゃない。多分それじゃ命は掛けられないと思う。
ガルフブルグには竜殺しとして果たすべき義務なんてものがあるのかもしれない。でも、正直言って知ったことじゃない。
「ダナエ姫が一緒に来てくれなかったら、セリエを助けることはできなかった。僕も都笠さんも池袋で死んでいた。籐司朗さんが殿をしてくれなかったら僕等はどうなっていたか分からない。
敵は討たないといけないと思うんです」
あくまで、僕はそうすべきだ、と思うからそうする。今までもそうだったように。
都笠さんがうなづいて拳を出してきた。軽く拳を合わせる。黙ってしまったオルミナさんを見た。
「あたしは……昔、子供をいざこざで亡くしたわ。くだらない部族間の争いだった」
静かにオルミナさんが話し始めた。
「……あの時、復讐を考えた。敵討ちも考えた。でも周りがそれを赦してくれなかったわ。
もう諍いは手打ちだ、それをしてもなにも生まれない。痛みは時が川が流れるように消してくれるってね……それを振り切って実行するほどの、あなたたち程の強い気持ちもなかった」
普段は本心を覆い隠しているって感じのオルミナさんだけど、子供を大事に思っているってのはなんとなく行動の端々から伝わってきている。
ユーカを大事に思ってくれてるのもそういう理由があったのか。
「あの子のことを忘れたことはない……でもあの時の気持ちは忘れてしまったわ」
淡々とした口調でオルミナさんが続ける。口を挟める雰囲気じゃない。都笠さんも真剣な顔で聞いている。
「……人間は不思議ね。
生き延びて運が良かった、と考えればいいのに。自分を助けてくれたあいつのために敵を討たなくてはって危険に飛び込んでいく奴もいる。折角拾った命をなんで大事にしないのか……」
そういって言葉を切った。
またテーブルに静けさが戻って、周りの探索者たちのちょっとした話声だけが聞こえてくる。
「でも……だから、こそか」
オルミナさんがつぶやいて、僕等を見上げた。
「あたしが手を貸さなくても……あきらめることは無いって顔ね」
「ええ」
正面突破は難しいからなにか考えなくてはいけないだろうけど
オルミナさんがグラスを手の中でもてあそぶ。摺りガラスのようなグラスの中でワインが揺れるのが見えた。
「……いいわ。やってあげるわ。多分あなたの計画が一番だろうから。どうせやるなら一番上手く行きそうな方がいい」
「本当ですか?」
「でも誓いなさい。二人とも。必ず生きて帰って、あたしに一杯奢りなさい、いいわね?」
「はい」
「わかったわ」
僕等の返事を聞いて、オルミナさんが物憂げな顔でまた俯いた。
「あたしはしばらくここに居る。準備ができそうなら呼びなさい」
「ありがとうございます」
オルミナさんが顔を逸らして手を軽く振った。
◆
一番いいのは目白からサンシャインまで一っ飛びというパターンだったけど、それは流石に無理と言うことは分かった。
でも最悪のサンシャインビルを一階からコツコツ上る展開は避けられそうだ。サンシャインシティまでたどり着かなければいけない、という新しい課題は出来たけどこっちのほうがまだ何とかクリアできそうだ。
「風戸君」
目白に一度戻ろうとしたところで、不意に都笠さんが僕の方を見た。
「あいつへの攻撃方法については……昨日から考えてたんだけど、あたしに当てがあるわ」
都笠さんが言う。
なんというか、あまりに唐突だけど……都笠さんの顔を見るけど、かなり真剣というか、確信があるって感じの表情だ。
「風戸君、ジェレミー公の通行証貸してくれない?」
「いいけど……どうするの?」
「ガルフブルグで少し試してみたいことが有るのよ。あの通行証使えば結構色々便宜を図ってもらえそうだし」
コートのポケットにいつも入れている通行証を渡す。だいぶ長いこと使ってあちこち摺り切れているから、いずれ再発行してもらいたいな。
「具体的にはどうするの?」
「成功すれば効果ありだと思うんだけど……実行できるか怪しいのよね……ダナエ姫には確認とったんだけどね」
そういって都笠さんが教えてくれたアイディア。
それは、確かに実現できればあのヴァンパイアにも有効なほどのダメージを与えられるかもしれないものだった。ただ、実行できるか怪しい、というのもまた正しい。どうなるんだろうか
「どういう結果になっても、早めに伝令を出してもらうわ」
不安そうな顔が出てたんだろうけど、都笠さんが僕の肩をポンと叩く。そういうと、そのまま渋谷に方に行ってしまった。
都笠さんのアイディアがどう転ぶか分からないけど……今はこっちでやれることをやるしかないか。
一つ目の問題は、ノエルさんが調べてくれた、最初の一撃をどう叩き込むか、だ。
無限に回復するわけじゃないようだけど、相当のダメージを与えないとヴァンパイアには有効な攻撃は通らないらしい。
でも、都笠さんの銃、僕の魔弾の射手、ダナエ姫の斬撃をほぼ同時に受けてもあいつには有効打にはならなかった。
ということは、それ以上の攻撃を当てなければいけない。今回はジェラールさんが加わってくれるなら火力も上がるんだろうけど。
そしてもう一つ。
どうやらヴァンパイアがサンシャインにいることは間違いないらしい。というか、もう隠す気もないらしい。サンシャインの周辺に相当の数のレブナントがいることはセリエとラティナさんが調べてきてくれた。
ヴァンパイアの本体はサンシャインのシティホテルの最上階にいるようだ。優雅にスイートルームにでもいるんだろうか。だとしたらなんかイラっと来る話だけど。
塔とか洞窟の奥にボスキャラが陣どる、というのはまあ定番なんだけど、ゲームならともかく現実でそれをやられるのはひたすら気が重い。
サンシャインにたどり着くのがまずしんどいし、その先にいちいちホテルを最上階まで登らなくてはいけない。
記憶にあるサンシャインビルの高さを思い出す……なにも居なくても階段で上るだけでしんどそうなのに、レブナントと戦いながら登るのはとてもじゃなけど出来る気がしない。
◆
レブナントの群れと正面衝突するわけにはいかない。それに、最上階に上った時点で消耗しきっているのじゃ話にならない。どうにか消耗しない状態で直接対決に持ち込まないと。
クリアすべき問題の一つは、どうやってサンシャインの最上階まで行くかってことだけど、こっちのほうは当てがある。
新宿の南口の天幕のところにオルミナさんがいるとギルドの係官が教えてくれたので、都笠さんと二人で行ってみると。言われた通り、オルミナさんがいた。
東京にいる探索者の多くは、今は探索どころじゃなくて高田馬場や目白に詰めている。
ソヴェンスキとの戦争のうわさはぼちぼち知れているようで、そっちに傭兵として向かった人もそれなりにいるらしい。普段は探索者でにぎわっている新宿南口駅の天蓋下の酒場も閑散としていて、ウェイトレスの女の子が暇そうにしていた。
オルミナさんはテーブルの一つで昼間だというのにワインを飲んでいた。
「オルミナさん」
「……なにかしら?」
オルミナさんが僕等をちらりと見る。そっけない返事が返ってきた。
強引に頼んで池袋への門を開けてもらったけど。あのことがあってから、オルミナさんは少し冷たい感じがする。
「単刀直入に言いますけど……塔の上に門を開けることはできますか?」
これが可能なら最良だ。
というか。あの数のレブナントと戦いながらサンシャインを上るのは現実的じゃない。ジェラールさんやダナエ姫がどれだけ強くても無理だと思う、
オルミナさんが無理なら、何らかの手段で空を飛んで屋上に降りる位しか思いつかない。
「……無理ね」
少し考えてオルミナさんが言った。
「でも、目白から池袋まで門を開けられたわけだしさぁ」
「あのね……簡単に言うんじゃないわよ。見えないところに門を開けるのはあたしにしても難しいの。感覚的なものだから説明しにくいんだけどね」
都笠さんが言い募るけど、オルミナさんがやれやれって顔で言葉を返す。
「それに、地図を見れば大体の距離はわかる。でも、高さまで調節するのは難しいわ。そもそも、そんな高い位置に門を開けたことがないけど」
やりたくない、という感じではなく、どうも本当に無理っぽい
「それにね、すこし考えてみなさい。今度は塔の頂上の高さに門を開けるのよ?」
そういわれて気づいた。
池袋の駅前に門を開けてくれた時も、結構場所にばらつきがあった。今回はバンパイアの部屋に直接いかないといけないってのもあるけど、万が一床がないところに門があいたら……
「どれだけ危険かわかるでしょ?
まあどうしても、というなら、そのその場で目的地が見れればなんとかなるかもしれないけど」
オルミナさんがそこまで行って目を逸らした。
ということは不可能ってわけじゃないのか。
「なら、塔の下までいければ門をつなげてくれますか?」
そういうと、オルミナさんが深くため息をついた。ワインに一口口をつけて顔を上げる。
「スミト、聞かせなさい……貴方にはこの戦いに首を突っ込む理由はないはずよ。なぜそうするの?竜殺しとしての義務?」
オルミナさんが聞いてくる。真剣な目が僕等を見ていた。
「……違いますよ」
一寸考えたけど……義務感じゃない。多分それじゃ命は掛けられないと思う。
ガルフブルグには竜殺しとして果たすべき義務なんてものがあるのかもしれない。でも、正直言って知ったことじゃない。
「ダナエ姫が一緒に来てくれなかったら、セリエを助けることはできなかった。僕も都笠さんも池袋で死んでいた。籐司朗さんが殿をしてくれなかったら僕等はどうなっていたか分からない。
敵は討たないといけないと思うんです」
あくまで、僕はそうすべきだ、と思うからそうする。今までもそうだったように。
都笠さんがうなづいて拳を出してきた。軽く拳を合わせる。黙ってしまったオルミナさんを見た。
「あたしは……昔、子供をいざこざで亡くしたわ。くだらない部族間の争いだった」
静かにオルミナさんが話し始めた。
「……あの時、復讐を考えた。敵討ちも考えた。でも周りがそれを赦してくれなかったわ。
もう諍いは手打ちだ、それをしてもなにも生まれない。痛みは時が川が流れるように消してくれるってね……それを振り切って実行するほどの、あなたたち程の強い気持ちもなかった」
普段は本心を覆い隠しているって感じのオルミナさんだけど、子供を大事に思っているってのはなんとなく行動の端々から伝わってきている。
ユーカを大事に思ってくれてるのもそういう理由があったのか。
「あの子のことを忘れたことはない……でもあの時の気持ちは忘れてしまったわ」
淡々とした口調でオルミナさんが続ける。口を挟める雰囲気じゃない。都笠さんも真剣な顔で聞いている。
「……人間は不思議ね。
生き延びて運が良かった、と考えればいいのに。自分を助けてくれたあいつのために敵を討たなくてはって危険に飛び込んでいく奴もいる。折角拾った命をなんで大事にしないのか……」
そういって言葉を切った。
またテーブルに静けさが戻って、周りの探索者たちのちょっとした話声だけが聞こえてくる。
「でも……だから、こそか」
オルミナさんがつぶやいて、僕等を見上げた。
「あたしが手を貸さなくても……あきらめることは無いって顔ね」
「ええ」
正面突破は難しいからなにか考えなくてはいけないだろうけど
オルミナさんがグラスを手の中でもてあそぶ。摺りガラスのようなグラスの中でワインが揺れるのが見えた。
「……いいわ。やってあげるわ。多分あなたの計画が一番だろうから。どうせやるなら一番上手く行きそうな方がいい」
「本当ですか?」
「でも誓いなさい。二人とも。必ず生きて帰って、あたしに一杯奢りなさい、いいわね?」
「はい」
「わかったわ」
僕等の返事を聞いて、オルミナさんが物憂げな顔でまた俯いた。
「あたしはしばらくここに居る。準備ができそうなら呼びなさい」
「ありがとうございます」
オルミナさんが顔を逸らして手を軽く振った。
◆
一番いいのは目白からサンシャインまで一っ飛びというパターンだったけど、それは流石に無理と言うことは分かった。
でも最悪のサンシャインビルを一階からコツコツ上る展開は避けられそうだ。サンシャインシティまでたどり着かなければいけない、という新しい課題は出来たけどこっちのほうがまだ何とかクリアできそうだ。
「風戸君」
目白に一度戻ろうとしたところで、不意に都笠さんが僕の方を見た。
「あいつへの攻撃方法については……昨日から考えてたんだけど、あたしに当てがあるわ」
都笠さんが言う。
なんというか、あまりに唐突だけど……都笠さんの顔を見るけど、かなり真剣というか、確信があるって感じの表情だ。
「風戸君、ジェレミー公の通行証貸してくれない?」
「いいけど……どうするの?」
「ガルフブルグで少し試してみたいことが有るのよ。あの通行証使えば結構色々便宜を図ってもらえそうだし」
コートのポケットにいつも入れている通行証を渡す。だいぶ長いこと使ってあちこち摺り切れているから、いずれ再発行してもらいたいな。
「具体的にはどうするの?」
「成功すれば効果ありだと思うんだけど……実行できるか怪しいのよね……ダナエ姫には確認とったんだけどね」
そういって都笠さんが教えてくれたアイディア。
それは、確かに実現できればあのヴァンパイアにも有効なほどのダメージを与えられるかもしれないものだった。ただ、実行できるか怪しい、というのもまた正しい。どうなるんだろうか
「どういう結果になっても、早めに伝令を出してもらうわ」
不安そうな顔が出てたんだろうけど、都笠さんが僕の肩をポンと叩く。そういうと、そのまま渋谷に方に行ってしまった。
都笠さんのアイディアがどう転ぶか分からないけど……今はこっちでやれることをやるしかないか。
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