【花護哀淡恋】ある初代皇帝の手記
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完結:2話

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【花護哀淡恋】ある初代皇帝の手記

  • あらすじ

     古い童話から初代皇帝の手記へと続く淡くて少しだけ切ない物語。
     ~童話(一部抜粋)~
     王家の墓守番。
     それは【花護】。
     いつからいるのかわからない。
     いつからそう呼んでいるのかもわからない。
     晴れた望月の晩、酒を片手にふらりと王家の墓地に現れ、元は王族であった亡者と語り明かす。
     黒い外套を目深に羽織り、誰もその素顔を知らない。
     ある者は老婆だと、ある者は熟女だと、ある者は少女だと、ある者は幼女だという。
     わかっているのは花護が彼女であるということだけ。
     どれが本当の姿か誰も知らない。
     
     ※謎は謎のままですが、それなりに纏めたつもりです。
     ※悲恋というよりも哀恋、恋というよりも淡恋、切ないような、最後は彼なりのハピエン···の、つもりです。

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