話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

散文と祝祭

捨無

花火の雫


思い出す度に引き戻される
1998年 8月某日の
流星群の夜

お互い恋人のいる身
山の隙間の観測所資材置場で見上げた
2人の夜

午前1時
流星雨となった星の天蓋に
時折 ごうっと鳴る星の声を
君は初めて聞いた

ずっと秘密の2人の夜
手を繋いで寝そべる様を
思い出す度に引き戻される

「散文と祝祭」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「詩」の人気作品

コメント

コメントを書く