話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

散文と祝祭

捨無

As destiny goes.


例えばこの町に
僕らが住んでいなくても
きっと出会う場所は
この町のあの場所だったんだろう

例えばこの時間に
僕が電話をしていたら
きっと僕が独りであっても
君と話をしているんだろう

世界がどうであれ
二人が出会っていなくても
同じ時間の同じ場所で
僕らは同じ事をしていたんだろう

運命のままに

「散文と祝祭」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「詩」の人気作品

コメント

コメントを書く