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散文と祝祭

捨無

静寂


月が来たと知ると
太陽は顔を赤らめて隠れていく

月はたくさんの宝石を纏い
太陽のあとを追っていく

燦然と独りぼっちで輝く太陽に
月はきっと一緒にいたくて

そして

太陽がこっそり顔を出す頃
月は微笑んで隠れていくんだ

恥ずかしがり屋な太陽が
なんだか可愛らしくて

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