あの時はこんなことを感じ考えた。今はどう?(心の混沌を言語化するプロジェクト)

ありを・アッと・ノベルバ

14.きっと見えている⁣⁣ ~⁣⁣⁣ Depends on you⁣⁣⁣ ~


⁣⁣⁣買い物客で賑わう街中を⁣⁣⁣
⁣⁣⁣子供を抱いて歩いていると⁣⁣⁣
⁣⁣⁣唐突にピカチュー!と叫んだりする⁣⁣⁣
⁣⁣⁣⁣⁣⁣

⁣⁣⁣子供が眺める方向を見ても⁣⁣⁣
⁣⁣⁣そんなものはどこにもいない⁣⁣⁣
⁣⁣⁣⁣⁣⁣

⁣⁣⁣しかししばらく歩くと⁣⁣⁣
⁣⁣⁣人込みのずっと向こう⁣⁣⁣
⁣⁣⁣行き交う人の隙間から⁣⁣⁣
⁣⁣⁣ちら…ちら…っと映画ポスターが見え隠れしてくる⁣⁣⁣
⁣⁣⁣⁣⁣⁣

✿        ✿



⁣⁣⁣「知っているものほど明瞭に認識できるのです」⁣⁣⁣
⁣⁣⁣⁣⁣⁣


✿        ✿


そうか⁣⁣⁣
⁣⁣⁣もので溢れかえるこの街の中で⁣⁣⁣
⁣⁣⁣子供の目にはあれがひときわはっきり見えるのか⁣⁣⁣
⁣⁣⁣⁣⁣⁣
⁣⁣⁣もう忘れてしまったけど⁣⁣⁣
⁣⁣⁣好きなものが輝いて見える世界⁣⁣⁣
⁣⁣⁣いいなあ⁣⁣⁣
⁣⁣⁣⁣⁣⁣

✿        ✿

でも
その理屈でいえば今のこの視野

知っているからこれだけたくさん見えている
知っているものがこれだけ増えたから見えている

見えているものはつまり
すべて輝いている


✿        ✿



「だからご覧。あなたの世界はこんなに輝いている」⁣⁣⁣



✿        ✿        ✿


⁣⁣⁣What you can see in this world depends on you, that is your knowledge and experiences.⁣⁣⁣
⁣⁣⁣How and what do you see in it?⁣⁣⁣



–––✧✧✧–––– ❖ ––––✦✦✦–––




(写真を近況ノート”「14.きっと見えている⁣⁣ ~⁣⁣⁣ Depends on you⁣⁣⁣ ~」のノート⁣”に載せました)

「エッセイ」の人気作品

コメント

コメントを書く