404号室の旅人
第五話 「日焼け止めは忘れずに」
「、、、、、、こ、、、こ、、、どこだ?」
ドアが消えた瞬間、とてつもない衝撃と共に意識が一瞬遠のいた。
気が付くと風が勢いよく吹いている。
砂が口に入ってきた。
「うえっ、、ぺっぺっ、、。」
鍵屋は辺りを見渡すと驚いた。
鍵屋「、、、、なんじゃ、、、こりゃ、、、。」
辺り一面砂丘だ。
照りつける日差しも強烈だ。
鍵屋「、、、おい、、、マジかよ、、、砂漠??、、、。」
先ほどまで東京のマンションの一室に居たのに、砂漠の真ん中に自分一人だった。
物凄い強風のせいで前がしっかり見れない。
鍵屋「お〜〜〜い!!!誰か〜〜〜!!!!居ないか〜〜〜??」
どこまでも続く砂漠に鍵屋の声だけが響いていた。
鍵屋「、、、何なんだよ、、くそ!!、、、あのおっさんめ!!!あいつが何かしたんだな、、、、くそ、、、。とにかく、、風を避けられる場所を探すか、、、。」
風除けになれるような場所を探すために歩き始めた。
雲一つ無い砂漠には太陽が照り付けていた。暑さも尋常じゃないくらいだった。
鍵屋は着ていた深緑のツナギを上半身だけ脱ぐとランニング姿となった。
肌が火傷しそうに熱い。
鍵屋「、、、はぁ、、、はぁ、、、ここは一体何処なんだよ、、エジプトか?鳥取の砂丘か?、、、くそ、、、これもあいつの能力なのか、、、?」
まだ30分も歩いてないはずなのに既に足が重い。砂に足をとられて上手く歩けない。
鍵屋「、、くっそ〜〜〜!!!ちくしょう〜〜!!!、、、、ん?なんだ、、、あれ?」
気が付くと遥か前方にうっすらと光るモノを確認した。
鍵屋「、、、何か、、光ってる?」
砂丘の先に何かが建っている様だった。
鍵屋「、、、アレを目指すか、、、。」
鍵屋はその正体の判らない光に向けて歩いた。
直射日光を避ける場所もない。水もない。ポケットには小さな拳銃一丁だけ。
何時間歩こうと光の場所へは一向に近づかない。
意識が薄れてくる。
喉が乾く。
鍵屋「、、あぁ、、、こうやって人は死ぬのか、、、マジか、、、こんなとこで、、、想像もしてなかったぜ、、、。」
鍵屋は倒れ込んだ。
鍵屋「、、、日焼け止め、、、持ってくりゃ、、良かったぜ、、、。」
、、、
、、、
、、、
、、、、、
、、、、、、
、、、、、
、、、、、
、、、、す、、、
、、、、、、、、
、、、、だ、、、、れ、、、、
け、、、、、、
、、、、て、、、、
鍵屋「、、、ん、、、、声、、、がする?」
微かに声が聞こえた。
鍵屋は意識を取り戻すと力を振り絞って起き上がった。身体中が砂だらけだ。
鍵屋「、、、、声、、、、、、が、、聞こえた、、?」
耳をそばたてる。
「、、、、す、、、け、、、て、、、。」
鍵屋は声がする方向を確認するが、聞こえない。
「、、、だれか、、、聞いてる、、?、、こ、、こ、、から、、出して!」
頭に直接声が入ってくる。
鍵屋「うわっなんだこれ?気持ち悪い!!ノイズの入ったラジオみたいだ、、、。」
「、、、だれか、、、聞こえてたら、、洞窟、、、に、、、。」
鍵屋「洞窟?、、、そんなもの、、、。」
前方に砂丘に半分埋れた洞窟があった。
鍵屋「あれ、、、あった、、、。」
ドアが消えた瞬間、とてつもない衝撃と共に意識が一瞬遠のいた。
気が付くと風が勢いよく吹いている。
砂が口に入ってきた。
「うえっ、、ぺっぺっ、、。」
鍵屋は辺りを見渡すと驚いた。
鍵屋「、、、、なんじゃ、、、こりゃ、、、。」
辺り一面砂丘だ。
照りつける日差しも強烈だ。
鍵屋「、、、おい、、、マジかよ、、、砂漠??、、、。」
先ほどまで東京のマンションの一室に居たのに、砂漠の真ん中に自分一人だった。
物凄い強風のせいで前がしっかり見れない。
鍵屋「お〜〜〜い!!!誰か〜〜〜!!!!居ないか〜〜〜??」
どこまでも続く砂漠に鍵屋の声だけが響いていた。
鍵屋「、、、何なんだよ、、くそ!!、、、あのおっさんめ!!!あいつが何かしたんだな、、、、くそ、、、。とにかく、、風を避けられる場所を探すか、、、。」
風除けになれるような場所を探すために歩き始めた。
雲一つ無い砂漠には太陽が照り付けていた。暑さも尋常じゃないくらいだった。
鍵屋は着ていた深緑のツナギを上半身だけ脱ぐとランニング姿となった。
肌が火傷しそうに熱い。
鍵屋「、、、はぁ、、、はぁ、、、ここは一体何処なんだよ、、エジプトか?鳥取の砂丘か?、、、くそ、、、これもあいつの能力なのか、、、?」
まだ30分も歩いてないはずなのに既に足が重い。砂に足をとられて上手く歩けない。
鍵屋「、、くっそ〜〜〜!!!ちくしょう〜〜!!!、、、、ん?なんだ、、、あれ?」
気が付くと遥か前方にうっすらと光るモノを確認した。
鍵屋「、、、何か、、光ってる?」
砂丘の先に何かが建っている様だった。
鍵屋「、、、アレを目指すか、、、。」
鍵屋はその正体の判らない光に向けて歩いた。
直射日光を避ける場所もない。水もない。ポケットには小さな拳銃一丁だけ。
何時間歩こうと光の場所へは一向に近づかない。
意識が薄れてくる。
喉が乾く。
鍵屋「、、あぁ、、、こうやって人は死ぬのか、、、マジか、、、こんなとこで、、、想像もしてなかったぜ、、、。」
鍵屋は倒れ込んだ。
鍵屋「、、、日焼け止め、、、持ってくりゃ、、良かったぜ、、、。」
、、、
、、、
、、、
、、、、、
、、、、、、
、、、、、
、、、、、
、、、、す、、、
、、、、、、、、
、、、、だ、、、、れ、、、、
け、、、、、、
、、、、て、、、、
鍵屋「、、、ん、、、、声、、、がする?」
微かに声が聞こえた。
鍵屋は意識を取り戻すと力を振り絞って起き上がった。身体中が砂だらけだ。
鍵屋「、、、、声、、、、、、が、、聞こえた、、?」
耳をそばたてる。
「、、、、す、、、け、、、て、、、。」
鍵屋は声がする方向を確認するが、聞こえない。
「、、、だれか、、、聞いてる、、?、、こ、、こ、、から、、出して!」
頭に直接声が入ってくる。
鍵屋「うわっなんだこれ?気持ち悪い!!ノイズの入ったラジオみたいだ、、、。」
「、、、だれか、、、聞こえてたら、、洞窟、、、に、、、。」
鍵屋「洞窟?、、、そんなもの、、、。」
前方に砂丘に半分埋れた洞窟があった。
鍵屋「あれ、、、あった、、、。」
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