コンビニの呪い

坂崎文明

フルーツ

しかし、「コンビ二の呪い」というスポンサーからクレーム来そうなタイトルだが、僕がそれに気づいたのは、奥さんがフルーツ好きだったからである。

タイ王国は南国なので季節の果物が豊富で、特に毎年4~6月ぐらいに奥さんが里帰りするのはライチやドリアンなどの好きなフルーツが採れるからである。
タイはバナナなんか道端に野生で生えてるし、ライチも道端の露天で100円ぐらいで数キロ単位で買えたりするのでとにかく安い。

日本にも果物は豊富にあるし、地元は果物王国『岡山』と呼ばれていて、いろんな果物があるし輸入フルーツも豊富にあるのだが、なかなか値段が張るものも多い。

特に桃とか、ピオーネ、シャインマスカットやら、岡山名産品は数千円ぐらいするものも多い。
それでフルーツが安いスーパー巡りが日課になった。

最も安く美味しいものはバナナである。98円ぐらいから298円ぐらいで売ってて、フィリピン、エクアドルなど安いものから高級品まで種類も豊富だ。

奥さんはそんなに好きではないのだろうが、よく供給されるので仕方なく食べてるが、本当はイチゴとかが好きである。
イチゴも季節になると安いし、買いやすい。これは好物らしい。

次がキウィなのだが、これも奥さんは比較的好きだが、どちらかというと98円ぐらいの安いグリーンキウイより、128円ぐらいのゴールドキウイ(実が黄色いやつ)が好まれる。
僕もこれには異論はないし、最近、キウイに嵌って、キウイの苗木を栽培しはじめている。

タケノコ王と0円ビジネス、キウイの栽培を始めた
http://ncode.syosetu.com/n1979cm/59/

巨峰とイチジク、果樹園構想、田舎の野菜とフルーツは仮想通貨である
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秋は二十世紀梨、柿とか、栗もいい。冬はりんごかな。
奥さんも僕も好物である。


話が大幅に逸れたが、つまり、値段が安いスーパーに行ってるうちに、コンビニとの価格差が二、三倍の物もあり、コンビニのレジに並んでる人々がゾンビとか、何かの操り人形に見えてきた。

コンビニの商品は魅了的だが、生活費が二倍になってまでコンビニに通うのはこれは一種の『呪い』ではないかと思い始めた訳です。

次回はコンビニビジネス、オーナーにかかった呪いについて語ります。

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