都立栄羽学園の能力者たち
プロローグ
この世界には生まれつき何かしらの能力を持っている人間が多数存在している。
それは、自分の身体を強化するものや火や水などの自然界のものを自由に操ることができるものから劣化させたり、消滅させたりすることが出来る能力などと幅広く存在している。
力の大きさごとにS~Cとランク分けされ、ランク相応の学校に行くことで能力者同士の衝突を避けていた。
人類の大半がAからCに分類され、Sランクが生まれるのは0.001パーセントと言われている。
そんな能力者たちは特別な教育を受けることになる。能力を持つ人が人類の大半をしめてきたとは言え、持っていない人間もいる。そういう人たちに迷惑をかけないためにも、危険にさらさないためにも。
日本における能力者専門学校で最高峰の都立栄羽学園
この物語はそんな都立栄羽学園生徒会会長である宇井舞歌の苦労話である。
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