ダブル・デザイア 〜最強の力は神をも超える〜
一年後…(シン編)
レイドとシンが出会ってからすでに1年が経過していた。
シンはリーヴァーの報告により功績が認められジュエリニア西地区の魔道士としての仕事が与えられ日々魔法を鍛えていた。
国から認められたことにより保管されていた魔道書を閲覧可能になり魔法も多彩になっていた。
「シンさん、今休憩中なんですか?」
国が本を保管している図書館で本を見ているシンにアルカが話しかける。
シンはアルカの声で本を読むのをやめて振り返った。
「あぁ、見習いの魔道士の訓練も一区切りついたからな」
「そうなんですか、お疲れ様です」
シンは改めてアルカの姿を見る。
その体は小さいながらも鎧に覆われ騎士の姿をしていた。
「いつまでも信じられないな、まさかアルカが騎士だなんてな」
「もー、酷いですシンさん。見るからに騎士じゃないですか」
アルカは胸を叩きながら胸を張って自信満々に言った。
シンは立ち上がり頭に手を置いて笑いながら話しかけた。
「すまん、すまん。身長的に勘違いしていましたよ、アルカ・レストリア様」
「シンさん!この場所には貴族とか関係ないんだよ!」
「はっはっはっ…昼飯でも食べに行くか」
「ごまかさないで下さい…」
シンの言葉にアルカはほほを膨らましながら不安を表しながらも笑いながら軽くいなして食堂へと向かった。
そんなシンを不満げにアルカも後ろから追いかけた。
「そういえば、アルカは何でここにいるんだ?」
「今日は休みをもらっていて、少し会いに行く人がいまして」
「…お兄さんか?」
「はい…」
おいしそうな食事を取りながらアルカに話しかける。
アルカは少し悲しい顔をしながらシンの質問に答えた。
「治ってきてはいるんですが、最近また精霊たちが体に入っちゃって」
「そうか、よかったら俺がお兄さんのこと診てみようか?」
「シンさんが診て頂けるんですか!?」
アルカは立ち上がりシンに大きな声でたずねる。
いきなりのアルカの大声に食堂は静まり返った。
「す、すみません…」
アルカは下を向きながらほほを赤らめて静かに座った。
「はっはっはっ、少し慌てすぎだ」
「そ、それで本当に来てくれるんですか?」
シンはアルカの反応に笑いあながら話しかける。
そんなシンにアルカは頬が赤いままで改めて確認を取った。
「俺でよければな。仕事も慣れてきたし、少し自由な時間も生まれてきたからな。それにアルカには朝飯作ってもらったりと恩があるからな」
「そう言っていただけるとありがたいです」
そんな会話をしたシンとアルカは食事を終わらし訓練所を後にした。
西地区の見回りを少しだけした後にアルカの家に向かった。
「相変わらず豪華な家だな」
「特殊な場合とはいえ貴族ですから」
2人はそんな会話をしながらアルカの家の大きな門を開いた。
そして家に入り出迎えに来た執事に挨拶をした。
「シュー、今帰ったよ」
「お帰りなさいませ、お嬢様。そしていらっしゃいませ、シン殿」
「シューさん、お久しぶりです」
執事が2人分のスリッパを瞬時に出し頭を下げて出迎える。
アルカは笑顔で返し、シンは頭を下げてその挨拶を返した。
「お嬢様、シン殿を連れてきて今日はなにをするおつもりで」
「シンさんがお兄ちゃんを見てくれるみたいで」
「おぉ!なんとありがたい、シンさん、坊ちゃまをよろしくお願いします」
「シューさん、あまり硬くならないでください、精霊を出すだけですから」
そう言って執事にシューは2人をアルカの兄の部屋の前まで案内した。
そして再度シンによろしく頼み、仕事へと戻って行った。
「ベール兄様、失礼します」
アルカは部屋のドアをノックして兄の部屋へとはいって行った。
そして部屋には静かにベットの上で寝ているベールがいた。
「ベール兄様、シンさんを連れてきました」
「ベールさん、今日はあなたの妹に頼まれて来ました」
2人はベールの寝ているベットの横に立ち挨拶をする。
そしてシンは早速、ベールの治療に取り掛かった。
「お願いします、シンさん」
「あぁ…精霊の力よ、状況を把握せよ、【認識】」
シンの魔力が薄く広がりベールの中に入っていく。
シンは目を瞑り自分の魔力に反応したものを静かに頭の中で処理していく。
(やはり物理的な傷害はない…精神体がやられている感じか、それを直そうとするとベールさんの魔力を使って精霊が邪魔をしてしまうようだな。
つまるところ精霊との契約で、めんどくさくなっているようだな、なら方法は一つしかないか…)
「アルカ、少しこの部屋から出て行ってもらえるか?」
「…わかりました、ベール兄様をお願いします」
そう言って心配そうにアルカは部屋から出て行った。
「すまないなアルカ、これからすることは少し残酷だから…精霊の力よ、痛覚を遮断せよ、【麻酔】」
シンの放った魔法がベールにあたり、ベールは麻酔を撃たれた状態と同じになる。
そしてシンはポーチから汚れてもいい服に着替えた。
「魔道士の服を汚すと怒られるからな…ベールさん、許可なく行いますが許して下さい」
そう言ってシンは魔法での手術を開始した。
シンが直接触れたかったのは魔力の供給源である心臓だった。
「いまからこの心臓を魔力の使えない心臓にする」
シンは魔法でベールの心臓の魔力を供給する部分を破壊した。
魔力の供給部分を破壊したところで心臓の機能が停止しないことはシンは確認済みだった。
「ふぅ…、水の精霊よ、我の周りを綺麗にせよ、【洗浄】」
シンは回復魔法で傷口を回復させ汚れてしまったベットやベールの服を綺麗にした。
そして深く息を吐いた後にドアを開きアルカに声をかけた。
「シンさん…ベール兄様は!」
「アルカ、心配するな、もう目を覚ます、近くにいてやれ」
「ほ、本当ですか!」
アルカはシンの言葉を聞いて急いでベールのもとに駆け寄った。
そして少しした後、ベールはゆっくりと静かに目を覚ました。
「ベール兄様!」
「ア、アルカ、いったいどうしたんだ?」
「よかった、よかった…」
アルカは兄の復活に感極まり涙を流しながら胸へ飛び込んで行った。
そんな様子の妹に少し慌てながらも頭をなでる。
「それで、いったいあんたは…」
「あ、この人はお兄様を直してくださった、西地区管理魔道士のシンさんです」
「申し遅れました、シンと申します。妹様には大変お世話になっております」
「あぁ、あんたが俺を助けてくれたのか、ありがとう」
ベールはそう言ってアルカを少し離してシンのほうを向いて頭を下げた。
そんな様子の兄を見てアルカは改めてシンに頭を下げた。
「頭を上げてください、俺の方こそ少し言わなければならないことがあります」
「…アルカ」
「はい、何でしょう、お兄様」
「少し部屋から出て行ってくれるか?こいつと話したいことがある」
「…わかりました、お母様やシューには私から伝えてきます」
そう言ってアルカは何かを悟ったのか文句ひとつ言わずに部屋から出て行った。
その後、ベールはシンに目の前の椅子に座るように言った。
「それで、俺の体に何か後遺症があるんだろ?」
「はい、感じているとは思いますがあなたには魔力が存在しません」
「…やっぱりか、精霊を感じられなくなってるからそんなことだと思っていた」
「意識を取り戻すためとはいえ許可なしでしてしまい申し訳ありませんでした」
シンは椅子から立ち上がり深々と頭を下げた。
ベールはそんな様子の神を見て手を振って頭を上げろと指示を出した。
「魔力と引き換えとはいえ俺を助けてくれたんだ、頭を下げるのはこちらだ」
そう言われシンは静かに頭を上げて椅子に再び座った。
ベールは窓から外の景色を見ながらシンに質問した。
「この平和な風景がいまだにあるってことはレイドって奴は団長に倒されたのか?」
「いえ、これもあなたに伝えなければいけないことですが、ジュエリニアの篝火はレイドによって壊滅しました」
「そうか…団長でも敵わなかったのか、レイドが侵略しに来たわけじゃなくて助かったのかもしれないな」
シンの言葉に驚きながらもすぐに冷静になり悲しそうな顔でそう語った。
「すこし一人にしてほしい…すまないが家族にもそう伝えてくれ」
シンはその言葉に返事もせず静かに部屋を出てそのことをアルカやその母親、シューに伝えた。
アルカや母親は無理に入ろうとしたがシンとシューは2人を止めた。
「いまのベールさんは精神状況が不安定です。家族とはいえそれを邪魔してはいけません」
「お嬢様、奥様、言うことを聞きましょう。我々が治せなかったベール坊ちゃんを治してくれた、シン殿の」
2人は静かになり反省している様子だった。
シンはそんな2人を横目に挨拶をしてアルカの家を後にした。
(レイド…ポートタウンには確かに神玉についての本があった、それに誘われるように廃墟へと向かった)
シンはポーチからポートタウンで見つけた本を取り出してまじまじと見た。
(神玉についても、お前がやろうとしていることもおおよそ分かった、多分お前は俺の最大の障害になる。しかし、神玉を持っているレイドを殺す程の力は俺にはない…神玉を俺も手に入れる必要がある。その為の力はこの一年で身についた。
そろそろ、動き出す時なのかもしれないな…)
シンは地面を見て考えながら、自分の止まっている宿へと向かって行った。
そして、その翌日にシンはジュエリニアから姿を消した。
シンはリーヴァーの報告により功績が認められジュエリニア西地区の魔道士としての仕事が与えられ日々魔法を鍛えていた。
国から認められたことにより保管されていた魔道書を閲覧可能になり魔法も多彩になっていた。
「シンさん、今休憩中なんですか?」
国が本を保管している図書館で本を見ているシンにアルカが話しかける。
シンはアルカの声で本を読むのをやめて振り返った。
「あぁ、見習いの魔道士の訓練も一区切りついたからな」
「そうなんですか、お疲れ様です」
シンは改めてアルカの姿を見る。
その体は小さいながらも鎧に覆われ騎士の姿をしていた。
「いつまでも信じられないな、まさかアルカが騎士だなんてな」
「もー、酷いですシンさん。見るからに騎士じゃないですか」
アルカは胸を叩きながら胸を張って自信満々に言った。
シンは立ち上がり頭に手を置いて笑いながら話しかけた。
「すまん、すまん。身長的に勘違いしていましたよ、アルカ・レストリア様」
「シンさん!この場所には貴族とか関係ないんだよ!」
「はっはっはっ…昼飯でも食べに行くか」
「ごまかさないで下さい…」
シンの言葉にアルカはほほを膨らましながら不安を表しながらも笑いながら軽くいなして食堂へと向かった。
そんなシンを不満げにアルカも後ろから追いかけた。
「そういえば、アルカは何でここにいるんだ?」
「今日は休みをもらっていて、少し会いに行く人がいまして」
「…お兄さんか?」
「はい…」
おいしそうな食事を取りながらアルカに話しかける。
アルカは少し悲しい顔をしながらシンの質問に答えた。
「治ってきてはいるんですが、最近また精霊たちが体に入っちゃって」
「そうか、よかったら俺がお兄さんのこと診てみようか?」
「シンさんが診て頂けるんですか!?」
アルカは立ち上がりシンに大きな声でたずねる。
いきなりのアルカの大声に食堂は静まり返った。
「す、すみません…」
アルカは下を向きながらほほを赤らめて静かに座った。
「はっはっはっ、少し慌てすぎだ」
「そ、それで本当に来てくれるんですか?」
シンはアルカの反応に笑いあながら話しかける。
そんなシンにアルカは頬が赤いままで改めて確認を取った。
「俺でよければな。仕事も慣れてきたし、少し自由な時間も生まれてきたからな。それにアルカには朝飯作ってもらったりと恩があるからな」
「そう言っていただけるとありがたいです」
そんな会話をしたシンとアルカは食事を終わらし訓練所を後にした。
西地区の見回りを少しだけした後にアルカの家に向かった。
「相変わらず豪華な家だな」
「特殊な場合とはいえ貴族ですから」
2人はそんな会話をしながらアルカの家の大きな門を開いた。
そして家に入り出迎えに来た執事に挨拶をした。
「シュー、今帰ったよ」
「お帰りなさいませ、お嬢様。そしていらっしゃいませ、シン殿」
「シューさん、お久しぶりです」
執事が2人分のスリッパを瞬時に出し頭を下げて出迎える。
アルカは笑顔で返し、シンは頭を下げてその挨拶を返した。
「お嬢様、シン殿を連れてきて今日はなにをするおつもりで」
「シンさんがお兄ちゃんを見てくれるみたいで」
「おぉ!なんとありがたい、シンさん、坊ちゃまをよろしくお願いします」
「シューさん、あまり硬くならないでください、精霊を出すだけですから」
そう言って執事にシューは2人をアルカの兄の部屋の前まで案内した。
そして再度シンによろしく頼み、仕事へと戻って行った。
「ベール兄様、失礼します」
アルカは部屋のドアをノックして兄の部屋へとはいって行った。
そして部屋には静かにベットの上で寝ているベールがいた。
「ベール兄様、シンさんを連れてきました」
「ベールさん、今日はあなたの妹に頼まれて来ました」
2人はベールの寝ているベットの横に立ち挨拶をする。
そしてシンは早速、ベールの治療に取り掛かった。
「お願いします、シンさん」
「あぁ…精霊の力よ、状況を把握せよ、【認識】」
シンの魔力が薄く広がりベールの中に入っていく。
シンは目を瞑り自分の魔力に反応したものを静かに頭の中で処理していく。
(やはり物理的な傷害はない…精神体がやられている感じか、それを直そうとするとベールさんの魔力を使って精霊が邪魔をしてしまうようだな。
つまるところ精霊との契約で、めんどくさくなっているようだな、なら方法は一つしかないか…)
「アルカ、少しこの部屋から出て行ってもらえるか?」
「…わかりました、ベール兄様をお願いします」
そう言って心配そうにアルカは部屋から出て行った。
「すまないなアルカ、これからすることは少し残酷だから…精霊の力よ、痛覚を遮断せよ、【麻酔】」
シンの放った魔法がベールにあたり、ベールは麻酔を撃たれた状態と同じになる。
そしてシンはポーチから汚れてもいい服に着替えた。
「魔道士の服を汚すと怒られるからな…ベールさん、許可なく行いますが許して下さい」
そう言ってシンは魔法での手術を開始した。
シンが直接触れたかったのは魔力の供給源である心臓だった。
「いまからこの心臓を魔力の使えない心臓にする」
シンは魔法でベールの心臓の魔力を供給する部分を破壊した。
魔力の供給部分を破壊したところで心臓の機能が停止しないことはシンは確認済みだった。
「ふぅ…、水の精霊よ、我の周りを綺麗にせよ、【洗浄】」
シンは回復魔法で傷口を回復させ汚れてしまったベットやベールの服を綺麗にした。
そして深く息を吐いた後にドアを開きアルカに声をかけた。
「シンさん…ベール兄様は!」
「アルカ、心配するな、もう目を覚ます、近くにいてやれ」
「ほ、本当ですか!」
アルカはシンの言葉を聞いて急いでベールのもとに駆け寄った。
そして少しした後、ベールはゆっくりと静かに目を覚ました。
「ベール兄様!」
「ア、アルカ、いったいどうしたんだ?」
「よかった、よかった…」
アルカは兄の復活に感極まり涙を流しながら胸へ飛び込んで行った。
そんな様子の妹に少し慌てながらも頭をなでる。
「それで、いったいあんたは…」
「あ、この人はお兄様を直してくださった、西地区管理魔道士のシンさんです」
「申し遅れました、シンと申します。妹様には大変お世話になっております」
「あぁ、あんたが俺を助けてくれたのか、ありがとう」
ベールはそう言ってアルカを少し離してシンのほうを向いて頭を下げた。
そんな様子の兄を見てアルカは改めてシンに頭を下げた。
「頭を上げてください、俺の方こそ少し言わなければならないことがあります」
「…アルカ」
「はい、何でしょう、お兄様」
「少し部屋から出て行ってくれるか?こいつと話したいことがある」
「…わかりました、お母様やシューには私から伝えてきます」
そう言ってアルカは何かを悟ったのか文句ひとつ言わずに部屋から出て行った。
その後、ベールはシンに目の前の椅子に座るように言った。
「それで、俺の体に何か後遺症があるんだろ?」
「はい、感じているとは思いますがあなたには魔力が存在しません」
「…やっぱりか、精霊を感じられなくなってるからそんなことだと思っていた」
「意識を取り戻すためとはいえ許可なしでしてしまい申し訳ありませんでした」
シンは椅子から立ち上がり深々と頭を下げた。
ベールはそんな様子の神を見て手を振って頭を上げろと指示を出した。
「魔力と引き換えとはいえ俺を助けてくれたんだ、頭を下げるのはこちらだ」
そう言われシンは静かに頭を上げて椅子に再び座った。
ベールは窓から外の景色を見ながらシンに質問した。
「この平和な風景がいまだにあるってことはレイドって奴は団長に倒されたのか?」
「いえ、これもあなたに伝えなければいけないことですが、ジュエリニアの篝火はレイドによって壊滅しました」
「そうか…団長でも敵わなかったのか、レイドが侵略しに来たわけじゃなくて助かったのかもしれないな」
シンの言葉に驚きながらもすぐに冷静になり悲しそうな顔でそう語った。
「すこし一人にしてほしい…すまないが家族にもそう伝えてくれ」
シンはその言葉に返事もせず静かに部屋を出てそのことをアルカやその母親、シューに伝えた。
アルカや母親は無理に入ろうとしたがシンとシューは2人を止めた。
「いまのベールさんは精神状況が不安定です。家族とはいえそれを邪魔してはいけません」
「お嬢様、奥様、言うことを聞きましょう。我々が治せなかったベール坊ちゃんを治してくれた、シン殿の」
2人は静かになり反省している様子だった。
シンはそんな2人を横目に挨拶をしてアルカの家を後にした。
(レイド…ポートタウンには確かに神玉についての本があった、それに誘われるように廃墟へと向かった)
シンはポーチからポートタウンで見つけた本を取り出してまじまじと見た。
(神玉についても、お前がやろうとしていることもおおよそ分かった、多分お前は俺の最大の障害になる。しかし、神玉を持っているレイドを殺す程の力は俺にはない…神玉を俺も手に入れる必要がある。その為の力はこの一年で身についた。
そろそろ、動き出す時なのかもしれないな…)
シンは地面を見て考えながら、自分の止まっている宿へと向かって行った。
そして、その翌日にシンはジュエリニアから姿を消した。
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