今まで俺に冷たくしていた美少女が席替えで隣の席になった途端優しくしてくるんだが
第26話 どこが簡単なものよ
「おーい霧斗。遅かったな、まっ明日は休日だし今日は霧斗の家に泊まるとするか」
霧斗が校門に行くと突然、瞬がそんなことを言ってきた。
「明日って休日だったの?ちょっと待って!!」
そう言って玄関の方に走っていく。そこにはちょうど不知火が帰ろうとしているところだった。
「良かった。間に合った」
「どうしたんですか?霧斗さん」
「ちょっとね。明日が休日ってことを忘れてた。うん、それで最初俺の家に来てくれるかな?」
「はい。大丈夫ですけど……梨華ちゃんと家、隣同士なので案内してもらいます」
「わかった。梨華にそう伝えておくよ。じゃまた明日」
そう言ってまた戻って行った。
「霧斗、一体どこに行ってたんだよ。まあ時間はたっぷりあるしいいけどな」
「霧斗くんさっきのことが気になるからはやく行こ?」
「わかった」
梨華にそう言われ家に帰った。家に入ると颯爽と瞬と茨乃は楽器のある部屋へ姿を消した。
「もう行ったか。そういえば梨華頼みがあるんだけどいいかな?」
「なに?」
「二組の不知火っていう名前の人を明日ここに連れてきて欲しいんだよ」
「別にいいけど。私も今日泊まるよ?家に誰もいないし」
「そうなのか。なら九時ぐらいに迎えに行ってやってくれないか?どうもピアノを教えてもらいたいらしくてね。彼女の熱意に負けたんだよ」
「わかった」
そういう会話をしていたら六時を回ってしまった。美緒は部活があるので七時すぎに帰ってくるのだがさすがに瞬たちを待たせるわけにもいかない。
「簡単なもので済ませるか」
「へっ?何を?」
「夕飯だよ」
「簡単なもの?手伝うよ」
「ありがたい。助かるわ。ちょっと瞬たち呼びにいってきてくれる?」
「りょうかーい」
梨華はそう言って奥に消えていった。
簡単なものとは言ったが霧斗のいう簡単なものとはお好み焼きである。それも一から作るのだ。
「早く飯食ってあれやろうぜ!」
そういいながら瞬たちが入ってくる。
「わかった。適当に座っててくれ」
「梨華、俺の部屋のタンスにホットプレートがあるから持ってきてくれる?」
「わかったよー」
「霧斗、ホットプレートなんて何を作る気だよ」
「簡単なものを作ろうかなって。お好み焼き」
「そりゃ楽しみだな」
そう会話しながらも急いで野菜や肉を切っていく。それらを小麦粉や卵などを混ぜた記事に混ぜて完了だ。
そうしているうちに梨華がホットプレートを持ってきてくれた。
それをリビングのテーブルの上に置きコンセントを差し込む。
「ねえ霧斗君、簡単なものって言ったわよね」
「言ったよ。それが?」
「これのどこが簡単なものなのよ。てっきり作り置きの温めたものとかと思っていたのにお好み焼きを作るって」
「えっ?だって切って混ぜて焼くだけの簡単な料理だろ?」
「簡単な料理って…確かにそうだけど。私は軽食とかをするのかなと思ってたのよ」
「そういう事か、まあ早速食べよう」
こうして楽しい?食事が始まったのであった。
霧斗が校門に行くと突然、瞬がそんなことを言ってきた。
「明日って休日だったの?ちょっと待って!!」
そう言って玄関の方に走っていく。そこにはちょうど不知火が帰ろうとしているところだった。
「良かった。間に合った」
「どうしたんですか?霧斗さん」
「ちょっとね。明日が休日ってことを忘れてた。うん、それで最初俺の家に来てくれるかな?」
「はい。大丈夫ですけど……梨華ちゃんと家、隣同士なので案内してもらいます」
「わかった。梨華にそう伝えておくよ。じゃまた明日」
そう言ってまた戻って行った。
「霧斗、一体どこに行ってたんだよ。まあ時間はたっぷりあるしいいけどな」
「霧斗くんさっきのことが気になるからはやく行こ?」
「わかった」
梨華にそう言われ家に帰った。家に入ると颯爽と瞬と茨乃は楽器のある部屋へ姿を消した。
「もう行ったか。そういえば梨華頼みがあるんだけどいいかな?」
「なに?」
「二組の不知火っていう名前の人を明日ここに連れてきて欲しいんだよ」
「別にいいけど。私も今日泊まるよ?家に誰もいないし」
「そうなのか。なら九時ぐらいに迎えに行ってやってくれないか?どうもピアノを教えてもらいたいらしくてね。彼女の熱意に負けたんだよ」
「わかった」
そういう会話をしていたら六時を回ってしまった。美緒は部活があるので七時すぎに帰ってくるのだがさすがに瞬たちを待たせるわけにもいかない。
「簡単なもので済ませるか」
「へっ?何を?」
「夕飯だよ」
「簡単なもの?手伝うよ」
「ありがたい。助かるわ。ちょっと瞬たち呼びにいってきてくれる?」
「りょうかーい」
梨華はそう言って奥に消えていった。
簡単なものとは言ったが霧斗のいう簡単なものとはお好み焼きである。それも一から作るのだ。
「早く飯食ってあれやろうぜ!」
そういいながら瞬たちが入ってくる。
「わかった。適当に座っててくれ」
「梨華、俺の部屋のタンスにホットプレートがあるから持ってきてくれる?」
「わかったよー」
「霧斗、ホットプレートなんて何を作る気だよ」
「簡単なものを作ろうかなって。お好み焼き」
「そりゃ楽しみだな」
そう会話しながらも急いで野菜や肉を切っていく。それらを小麦粉や卵などを混ぜた記事に混ぜて完了だ。
そうしているうちに梨華がホットプレートを持ってきてくれた。
それをリビングのテーブルの上に置きコンセントを差し込む。
「ねえ霧斗君、簡単なものって言ったわよね」
「言ったよ。それが?」
「これのどこが簡単なものなのよ。てっきり作り置きの温めたものとかと思っていたのにお好み焼きを作るって」
「えっ?だって切って混ぜて焼くだけの簡単な料理だろ?」
「簡単な料理って…確かにそうだけど。私は軽食とかをするのかなと思ってたのよ」
「そういう事か、まあ早速食べよう」
こうして楽しい?食事が始まったのであった。
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