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追放から始まる成り上がり

時雨古鷹

決闘

凄まじい竜巻がキシルを襲う。キシルはそれをはじき返した来た。俺はその竜巻に飲まれるが問題はなかった。剣にその竜巻を付与させキシルの後ろに回る。

「しまった!というとでも思ったのかい?残念でしたぁ。魔族の特徴分かってる?」

キシルが煽ってくるがもちろん知っている。戦いにおいて魔族は基本1割の力しか出さない。自身の身が危険にさらされたときに少しづつ開放していくのだ。開放する割合は魔族によって違ってくるが。

「もちろん知っているさ。それに俺がついていけばいいだけだろ。まあ強制的に本気にしてやるよ。【黒水ダークウォーター】」

闇に染まった水がキシルに降りかかる。魔族の特性として闇属性の攻撃を受けると強制的に本気になる。
キシルは「後悔するなよ」といって魔法を繰り出した。俺はそれをあえて受けた。劣勢に見せるためだ。いかにも本気を出しているように演技をしキシルを油断させる。
魔法により俺が吹き飛ばされたところをキシルは魔族剣という魔族だけが扱える剣で切りかかってくる。

「これで勝負ありだなぁハルト。この王国民の命は俺のものだ」

剣を切りつけながら俺にそういっているキシルは完全に勝利を確信していた。もちろん観客たちもこの王国が滅ぼされるとわかって落ち込んでいた。

「あぁ、お前がここで終わるんだ。所詮、お前が経験してきたことは俺には通用しない。この世界での中途半端な知識だけではな」

反撃開始だ。俺はまずキシルの周りに水素を大量に発生させた。その水素が酸素と結合してしまわないうちに着火。キシルの周りで水素爆発が起き爆風によってキシルを押しつぶした。
まあこのくらいで死ぬことはない。普通の人なら死んでいるが魔族は体が頑丈にできているから軽いダメージで済むのだ。

「創造【ハンドガン】」

俺の手の中にハンドガンが現れた。銃弾は魔力弾だ。けれど俺はもう一度創造スキルで銃弾を作成。その銃弾をハンドガン…拳銃に込めた。銃弾の中には旧日本海軍の魚雷に相当する量の火薬を圧縮していた。
俺はまたキシルの周りに水素を生み出した。それと同時に引き金を引く。

「お前の敗因は知識がなさ過ぎたことだ。【着火】」

銃弾はキシルの体に突き刺さっている。その状態で着火された水素は当然水素爆発が起こる。その時に起こった火が銃弾の中の火薬に引火。大爆発を引き起こした。
それによりキシルの体は木端微塵に破壊され灰になった。

「これはやりすぎたかもな。よし煙を空に追いやろう」

上昇気流をおこし煙を上にどかすとそこには誰もいなかった。それを確認した陛下が宣言すると会場が歓声に包まれた。約1時間の国の運命をかけた決闘は、無事に俺の勝利となった。

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