詩小説

里海金以

人気者のあなた

私はなぜか
あなたを好きになりました
あなたは
男女問わず人気者
明るいし優しいし
勉強や運動は出来なくても
周りから頼られたり
周りから声をかけられたりしている
みんなにとってあなたは
どんな魅力があるんだろう?
みんなが楽しそうにするから
私もどんなに楽しんだろうって
人気すぎて
周りの女子たちも
『話したいのに』
『チャンス来ないかなぁ』って
私も心の中で共感していた
人気者のあなたは
先輩からは可愛がられて
後輩から好かれ
よけいに
距離が遠くなるようで
同級生から同級生の男子からも
あなたの友達も少し距離が
あなたは人気が上に
少し寂しそうな感じが
あなたは授業中距離が
出来てきたみたい
あなたも悩んでいたのか
たまに
泣きそうになっている
気づいていても
誰も声がかけれないみたいだ
私が勇気でれば
あなたの相談乗れるのに
あぁ

私はなぜか
あなたに近づいていた
あなたは驚いている
ここ最近
あなたは
後輩とのかかわりを減らしている
私は
『あの 悩みないですか?』って
私は緊張した声で言った
あなたは困っていたみたいだ
私は
『無理には聞きません
 なんか寂しそうだったから』って
私が言うと
『やっぱ感じていたか』って
私に悩みを
打ち明けてくれたのだ
やっぱし
距離をかんじていたみたい
私は
距離を戻そうと頑張ったのだ
私があえて話して
他の女子たちがチャンスだと思う
男子はそれをみて
話しかけていいんだって思わせてと
計画を立てた
私の予想通り
私が話しているのを見て
女子たちが嫉妬してか
話す
さらにそれを見ていた男子も話す
また私は
話すチャンスを失う
好きだったから
助けようとして
話しかけた
話している
時間楽しかった
まぁ好きな人が元気になったから
私はいいとするか
このまま好きだってことは
隠しておこ・・・?

ある日 突然
あなたが
私に 近づいてきたのだ
あなたの顔は
何か言いたそうだ
私は
『どうしたの』って
『僕さぁずっと前からお前の事好きでいた』って
私は
『えー』って
『もしよければ付き合って』って
まさかの展開に私は
驚きが隠せない
私は
『いいんですか?私で』って
『はい』
私は嬉しいけど
周りのほうが
怖かった

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