[毎日更新 1分読書]おっさんの矜持 社長!本当に僕と戦って良いのですか?

無責任

第28話 突然の和解

裁判のあと僕はのんびりしていた。
次の裁判までにはあと1カ月ほどある。
文書もある程度できている。

突然、株式会社AKUDOIYAの顧問弁護士から連絡があった。
電話をとると和解の案内だった。

和解の内容は、僕の請求額150万円満額支払いと社会保険の加入してもらえると言われた。
その代わり、全ての問題解決をするというものだった。
反訴の要求が全て認められたのだ。

もちろん。すぐに『OK』した。

僕の請求が満額認められたのだから・・・。

妻と話す。
この件、解決して良かった。

けど、株式会社AKUDOIYAは何がしたかったのだろう。
満額認めるだけなら、裁判も必要ないし、弁護士も必要ない。
無駄な行動が多かっただけ・・・。

僕があっせんの為に送った請求の時に行った請求を
株式会社AKUDOIYAが、そのまま『OK』すれば良かったのだ。
それで解決だ。
あっせんの為に送った請求と全く一緒の条件なのだから・・・。

和解文書が届く。
今後、一切の口外を禁ずるという条項も・・・。
署名後にやる事の一覧がある。

別に問題ない。

すぐに捺印して返送した。
証拠のコピーを残して・・・。

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