第2話　僕の社会保険どうしよう

会社を辞めるにも、次の会社を探す必要がある。
仕事を頑張りつつ、転職活動をする。
お金をもらっている以上、仕事には、手は抜かない。
僕はプロのサラリーマンだ。

まず、今回の件で不正な状態かどうかをハローワークと年金事務所に確認する。

ハローワークは、雇用保険を聞く。
不正な状態であるという回答を頂く。

年金事務所は、健康保険や厚生年金を聞く。
不正な状態であるという回答を頂く。

やっぱり。僕の知識はあっている。


今回、雇用保険も入ってもらえてない。
働く期間が空くと無給になってしまう。

前の会社を辞める時、離職票書いてもらえば良かった。
給与を含めた形で・・・。

契約任期満了の退職なら、会社都合になるから、すぐに支給される。
雇用保険の支給条件は、簡単にいうと、過去２年間に通算して12カ月以上入っている事となる。
特定の条件なら、６カ月以上の入っていればいい。

お役所は、もっと難しい言葉を使うが、簡単に言えばこれだ。

今回の件、十分、支給対象になる。
けど、前の会社の離職票が・・・。

今更、書いてもらうのもカッコ悪い・・・。

僕には家族がいる。
健康保険の加入等も問題だ。

病院に行けなくなる。

すぐに前の会社の健康保険組合に連絡する。
任意継続をする為だ。

任意継続は、資格喪失日から「20日以内」に手続きが必要だ。
年末年始等があっても同じ。
１日でもオーバーすると入れない。
すごく時間に厳しい。

これさえ手続きをしてお金を払えば、2年間は健康保険に入る事ができる。
任意継続は、会社負担分も自分で払う必要があるので倍の金額を払わないといけないけど・・・。
扶養が多い場合、国民健康保険は、１人づつ入る必要があるからこっちの方が安い。

すぐに手続きをする。
一年間で４０万円の保険料。
けっこう痛い。

けど、保険がなくなると困るし・・・。

なんとかなった。
もう少し、遅く健康保険の事をきかなかったら、入る事が出来なかった。
危ない。
【株式会社ＡＫＵＤＯＩＹＡ】許さん！

絶対に戦ってやる。


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★豆知識（細かくは、専門サイトを確認して下さい）

◆健康保険と年金
国民皆保険制度という制度のもと、全国民が入らなければならない。

同じ組合で入る事が多い。
有名なのは『協会けんぽ』

健康保険は、一般的に病院にかかる時に３割負担になる。
残りの７割を負担しているのが、健康保険だ。

年金は、60歳以上になるともらえるらしいが、支給時期が遅くなっている制度

◆雇用保険
労働者の生活の為、失業等給付を支給したり、能力向上の補助をする制度
自己都合退職：自分自身の都合で辞める退職
会社都合退職：会社の都合で辞める退職（倒産や解雇など）