第3話　違反内容をまとめる

僕は、株式会社ＡＫＵＤＯＩＹＡの仕打ちを冷静に考えてみる。
・求人広告のうそ
・労働条件を明示しない
・労働契約締結の違反
・雇用保険に入らない
・健康保険に入らない
・厚生年金に入らない
・入社後、残業代をみなしとする悪どさ

けっこう、出てきた。

この辺が対象になりそうだ。

よし、まずは証拠を残す。

試用期間の有期雇用に対する対策として人事からのメールを・・・。
継続雇用を前提として書いてある。
→印刷する。

求人時の募集要項も残ってる。
今の会社の求人情報も同じように書いてある。
→印刷する。

残業の事は、入社後、数日経過して雇用契約書を書くように言われた。
よし。これも証拠として残しておく。

どんなふうに戦おうか。

インターネットで調べる

・・・

と出てくる出てくる。

まずは、上場を目指しているんだから、コンプライアンス違反で攻めるように考えよう。

上場時は、厳しく言われるから。
この件が明るみにでれば、数年は上場が遅れるはずだ。

こっちの言い分をきくかもしれない。

特に公共機関のものはダメージが大きいはずだ。

検索・・・

労働関係の役所は多い。

労働基準監督署
企業を監督する役割
企業の労働関係の法律違反を捜査権や逮捕権をもつ
ハローワーク
雇用保険の関係
労働局
労働基準監督署やハローワークの上部機関
年金事務所
健康保険や厚生年金の関係

よし、全部、電話で確認しよう。

全て電話で確認する。
違反の可能性が高いと・・・。

全てメモをとる。
何の役にたつかわからないし・・・。

平日の休みの日、全ての機関を周る。
けっこう親切だ。

いろいろな情報を教えてくれる。
きちんとメモをとる。

・・・

そして僕は、株式会社ＡＫＵＤＯＩＹＡを任期満了で辞めた。
次の会社を決めて・・・。