[毎日更新 1分読書]おっさんの矜持 社長!本当に僕と戦って良いのですか?

無責任

第4話 会社に反撃す

株式会社AKUDOIYAに反撃す。

最終目標は、月収の3倍。150万円。
こんなもんかなぁ。

個別労働紛争解決制度(あっせん)というのがある。
これは、労働局がおこなう制度だ。

これを使う。

あんまり、強制力のあるものではないが、労働局が関与する。
これを否定すると『交渉態度が不誠実』と悪印象を与える事となる。

これが一番の目的。

株式会社AKUDOIYAは、インターネット企業だ。
ネットの評判も気になるだろう。

不誠実という対応が広まる事を嫌がるかもしれない。

労働局に目をつけられるのも嫌だろう。
上場作業の途中で入られたら目も当てられないはず・・・。


あっせんを使う為には、問題解決の請求する文書の作成だ。

労働局のフォーマットに基づき株式会社AKUDOIYAに請求する。
これが払われれば、問題解決。
払われなくてもあっせんという制度になるだけだ。

まず、今回の悪事を書く。
それに対する解決金を書く。
その内訳を書く。
その他条件を書く。



次は情報収集。

就業時にはできなかったことから・・・。
転職サイトにクレームを入れる。

虚偽記載について・・・。

転職サイト側から連絡
『調査します・・・』

・・・

虚偽の事実を認める。
10万円の示談金も提示される。

舐めてやがる。
けど、この対応も証拠にできる。
最終目標に向けて・・・。


相手もこちらの動きに気がついているはず・・・。
けど、もう遅い。

十分な証拠はある。
あとは、戦うだけ・・・。

          

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