おじいちゃんに見守られて感謝しながら無双する

サクサク

家庭教師に見守られて召喚魔法で魔王呼ぶ

「アル…あれ…ステータス…ナニ…?」

父様の語彙力がおかしくなってる。
ちなみに今は屋敷の父様の部屋に居る。理由は勿論あのおかしいステータスのせい。

「普通…子供…魔力…二桁…勇者…とか…魔王…四桁…俺の…息子…十二桁…」

たどたどしくも説明してくれた。これで勇者にエンカウントしても「桁が違うんだよ!」と言えるね!…。最近人格がブレすぎてる気がする。

「強いってことならいいじゃない!」

目をキラキラさせながら母様が言う。

「それにほら、学園で可愛い女のコ達が寄ってくるかもじゃない!」

多分寄って来ない。ビビって。そういえば学園の事を話してなかったね。この世界では13歳から18歳までの5年間を学園で過ごす。文学、数学、史学、理学、魔法学、貴族は内政等も習う。

「ま、いいか。うん。俺は何も見なかった。急な用事でステータスは見れていない!はは!」

「ご飯にしましょう!」

「ああそうだな!」
「うんそうだね!」

ハイテンション家族バンザイ!


「学園に行く前に召喚獣を呼んで契約して置きましょう。」

「何故?」

「合格しやすくなるからですよ」

「わかりました」

「じゃあコレに魔力をありったけ注いで。魔獣か、良ければ悪魔が出てくるから。」

「りょ。」

バン(りょ??まあいいや)
アル よーしやるぞー。
どうか普通のでお願いしますほんとまじで。
召喚サモン
パァァァァ
「私を召喚したのはアナタですかな?」

…。明らかに強そうな奴が出てきた。+イケメン。何なの?BLなの?俺イケメンの兄ちゃんにモテモテなの?

「私の名は…いえ、名はアナタにつけて貰いましょう。改めて、色欲魔王族現当主にして大罪魔王会副会長。悪魔等級一級。性はアスモデウスと申します。これから末永くよろしくお願いします。」

「ヨロシクオネガイシマス。…先生?」

「…え?ああ、いいんじゃないですか?」

魔王が仲間になった!
…マジで勘弁して…

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