記憶をなくした超転生者:地球を追放された超能力者は、ハードモードな異世界を成りあがる!
第33話 船の搭乗者
ーーピッ……ピッ……ピッ……ピッ……
「コォー……コォー……」
ーーピッ……ピッ……ピッ……ピッ……
「コォー……コォー……」
ーーピッ……ピッ……ピッ……
「コォー……コォー……」
ーー……
「コォー……かぉ……ぉぉぉ」
苦しい。
ーー……
「ヵヵァァアッ!」
苦しい、なんだ、どうした?
ーーピッィィィィィィ
「はぁぁ、はぁぁ、はぁぁ」
これはーー。
ーープシュゥゥゥゥゥ……
「はぁ、はぁ」
……。
「はぁ……」
……。
「……」
……。
「……」
……。
「……」
……。
「…………そうか、着いたか」
ー
ーー
ー
クルクマの町を風のように駆けるソリが1台。
「シヴァ! 飛ばせッ!」
「わふっわふっ! わふーんッ!」
凄まじい速度でシヴァは加速し続ける。
ソリが通った後の雪は吹き飛んで剥げてしまい、地面が露わになるまさに神風のような速度だ。
「ぉぉぉおお! 速ぇぇええ!」
「わふわふッ!」
クルクマの町中の景色が引き伸ばされる。
あまりにも速い、速すぎるのだ。
「シヴァァァ!?」
「わふっ!! わふっわふっ!」
あ、いかん。
この殺人ジェットコースター止めないと。
「シヴァァァ! ストォォップゥゥッ! 停止! 止まれ! おすわりィィ!」
「わふっ!」
「ウォォオァァァァァ!」
シヴァはその脚力の全てを、今度はソリを静止させることにフル稼働させるべく急ブレーキをかけた。
ソリの脚部が地面をえぐり車体の勢いを殺す。
「はぁ、はぁ」
止まった、のか?
凄まじい振動に必死に耐えていたら、いつのまにかソリは止まっていた。
「ふぅ、テニールハウスに着く前に死ぬわけは行かないからな」
「わふっわふっ!」
眼前で誇らしげな顔をして、柴犬スマイルを浮かべるシヴァをソリ上から見下ろす。
やりきった顔してやがる。
「シヴァ……お前、やばくな」
やっばいよね、うん。
シヴァやっべよね、うん。
こいつハンパないって。
普通、あんな速度出せる?
「わふっわふっ」
「まぁ、よし、よく頑張ったぞ」
まさかシヴァがこれほどのポテンシャルを秘めてるとは。
これからは安易に本気を出させてはいけないと知らねばなるまいな。
「よし、それじゃ再びテニールハウスに向かって発進……ん、てか、ここテニールハウスじゃん! え、着いてたの!? 早スギィ!?」
「わふっ!」
今気がついたが既に俺たちはテニールハウスの前にいたらしい。
自慢気な柴犬スマイルがこちらを見つめてくる。
「流石に……いや違うな。よしよし! よくやったぞシヴァ!」
「わふっわふっ!」
シヴァはとても満足そうにして、よりスマイリーになった。
ーーカチャ
「おやおや、凄い音がしたと思って出てみれば、弟子とその愛犬か家前をめちゃくちゃにしてるなんてねぇ。これは反逆の宣誓かなぁ?」
師匠の声だ。
「うわぁ、なんかすみません」
通ってきた道が、農業でも始められそうな程に耕された土へと変化していた。
これは流石に迷惑行為もいいところ。訴えられても文句は言えない。
「あー、そのすみません。後で直しに来ます……多分、友達にそういうのが得意な子がいたと思いますんで……」
焦げ茶色の少女をの姿を思い出しながら謝っておく。
「ほっほっほ、構いはしないよ。それにしてもだ、アーカム、どうしたんだい、そんなに急いで。今日は休日だったはずだし、もうこんな遅い時間だ。稽古を頼み来たにしてはに間が悪いように思えるのだがねぇ」
眼前の老人の顔が、鋭い視線でこちらの真意を探るような顔つきに変わった。
「えぇ、師匠、今日は修行しに来たんじゃありません。急ぎの用事があって来ました」
師匠の深い叡智に富んだ瞳を真っ直ぐに見つ返す。
「うむ。なんだい? 言ってごらん」
「はい、では師匠……お願いです、俺を金属の塊の場所まで連れて行ってください」
「ほう……これはまた懐かしい言葉を。金属の塊ねぇ」
師匠は顎に手を当てなにやら考え事を始めたように天を仰いだ。
「して、アーカム、どうして今になって金属の塊なんだい?」
「それはですねーー」
俺は異世界の存在について触れないよう注意しながら、フラッシュバックの事を話した。
具体的に話した内容は金属の塊のところまで行けば、何かがわかりそうだという事や、今すぐに行かなければ行けない緊急性などのことだ。
師匠は俺の話に黙って耳を傾けてくれた。
俺の考える範囲で俺に危険が及ばないように話した。
異世界から来たことも伝えるべきかもしれない。
師匠との間に本当の信頼を築き上げたいのなら話すべきなんだろう。
しかし、テニール・レザージャックという人物と5年付き合ってきてわかったことが、俺の全てを師匠に話すことをさせなかった。
おそらく師匠に俺が転生者だと教えてしまったら、きっと俺は殺されてしまう。
これまでに師匠と一緒にいてわかったこと、それは師匠は堅実な狩人らしい、ということだ。
師匠が「理想の狩人」として剣・拳・柔・魔の4科目を掲げているところを考えてみれば、自ずと答えに辿り着いた。
彼はこれまで途方も無い数の人類の安寧を脅かす存在を葬ってきたという。
とにかく人間にとって不利益な存在、異端を、協会の定めた法に従って排除したしたはずだ。
彼は相手が吸血鬼でも悪魔でも「怪物」でも魔物でも亜人でもなんでも、その他たくさんの存在と戦って殺すことで生きて残ってきた。
危なそうだったら殺す。
変化を引き起こしそうなら殺す、
そんな保守的思考を持つ師匠が、異世界から来た謎の存在を生かしておくだろうか?
いいや、きっとそんな奴がいたら師匠は抹殺する。
訳の分からない物や、危険があるかも知れない物はなんでも殺す……師匠は良くも悪くも古い人間だ。
いや、あるいはそうしなければとてもやって来れなかったのかもしれない。
師匠の異分子排除の姿勢は立派な狩人として、高い評価を与えられるものだろう。
だが言い換えれば、法に忠実に異分子を躊躇無く消しまくってきたということだ。
師匠テニール・レザージャックは強い、それはもう俺なんかが到底適わない遥か高みにいる。
一歩間違えて戦闘に発展してしまったら俺では勝ち目がない。
この師弟関係はバランスの上に成り立っているのだ。
師匠を信用してないわけじゃない。
ただ……まだなだけだ。
俺の全てを話すにはリスクが大きすぎる。
「師匠」
師匠は先ほどから考え込むようにして黙ったままだ。
「……アーカム」
「はい、師匠」
「はぁ……うむうむ、やれやれ甘くなったものだねぇ……わかった、今すぐ金属の塊の場所へ案内しようじゃないか。少し待っていなさい」
「師匠! ありがとうございます!」
ヒラヒラと手を振りながら、師匠はテニールハウスの中へ入っていった。
ー
夕日が差し込む巨大な木々の間を滑るように、そして風のように素早く移動する2つの影。
1つは優しい茶色と白色の毛を称え4メートル近い大きさに育った、神秘の「怪物」幻王犬の異名を持つ柴犬、シヴァだ。
「わふわふッ!」
そしてもう1つの影は濃い焦げ茶色の毛並みをした美しい見事な名馬、グランドウーマのチョコちゃん。
チョコちゃんは師匠の知り合いの馬で、先ほどの短い準備時間に「スクロール」で呼び出された子だ。
「師匠! 後どれくらいですか?」」
「そうだねぇ、森に入ってしばらくこの速度で走っているから……もう着く頃かねぇ」
「わふわふ」
シヴァをナデナデしつつ並走する馬を見やる。
具体的には師匠の装備を見る。
師匠は普段の私服から一変して茶色の分厚そうなレザーコートの装備に身を包んでいた。
腰には杖と、長剣2本に短剣が1本で……計3本もの剣を差している。
テニールハウスでの支度の様子を見るに、その他にもいろいろ持ってきているようだ。
長剣と短剣を装備しているということは、レザー流剣術の二刀流「双天一流」の為の装備ということに他ならない。
レザー流剣術「双天一流」とは短剣と長剣を使った二刀流スタイルの剣術で、師匠がその父親から引き継いだレザー流剣術を発展させた型である。
つまり師匠のガチ装備ということだ。
俺の話から深刻さを感じ取ってくれたということだろうか。
「わふわふッ!」
「よしよしー! ちょッあ!?」
シヴァが呑気に吠えた瞬間、さらなる加速をし出した。
師匠から訝しむ視線が送られてくる。恐いです。
僕じゃないんですよ。そんな目で見ないでください。
「なんか! 勝手にシヴァが加速したんです!」
「おや、もうシヴァくんは気づいたみたいだね。鼻がいいことだ」
「うおぉぉッ!」
ウォークの巨木の大きな根っこが地表に飛び出す獣道。季節柄柔らかい雪が大量に積もった悪路を、疾風のごときスピードで駆け抜けていく。
流石はかの高名な柴犬だ。
景色を楽しむ余裕すらもらえない。
「おぉぉぉお!?」
「わふわふッ!」
やがて超速の柴犬はたどり着いた。
「わふ」
「ッ! マジかッ!」
高速走行していたシヴァが急ブレーキをかけ止まる。
うちの柴犬は根っこを掘り返しながら止まったようだが、こちらはそう上手くは止まれない。
慣性に忠実に従い俺の体はシヴァから投げ出された。
だが、そこは仮にも狩人候補の俺である。
空中で12回転半の前宙を決め5点着地で無事に速度を殺しきる。
新体操なら歴史に残る大業だろう。
「ふぅーっ、マジで危ねぇって!」
空中を舞う恐怖に怖気付きながらも、俺は顔を上げ立ち上がた。傍にシヴァが歩み寄ってくる。
「ッ、あらぁ……」
目に飛び込んできた光景に言葉を失う。
超ビッグサイズの金属塊は想像以上の威風堂々なる姿をしていた。
表面にはびっしりと苔が張り付いていて、長い時間を感じさせる。
相当長い間、この地に放置されているのだと推測できる。
さらには風化の影響か、全体的にかなり痛んでおり所々に亀裂の様なものも見受けられる。
「凄いなこれ。まるで……アレだ」
師匠の言った通りたしかにこれは「金属の塊」なのは間違いない。
だが、もしこの金属の塊をスクリーンの中や実物を見たことのある人が見たのならば……きっと彼らはこう言うはずだーー、
「宇宙船みたい、だな」
「わふぅ」
目の前にある巨大な金属塊は、映画や漫画などの創作物の世界に出てくる宇宙船のイメージと合致する。
「やはりシヴァくんは速いねぇ」
「あ、師匠すみません。先行ってしまって」
「構いはしないよ、ほっほ」
「わふわふ」
草木を掻き分けて師匠とチョコちゃんが遅れて現場に到着した。
「これ凄いですね。味があってすごくカッコいいっていうか……苔とかもたくさん生えてますし、いつからここにあるんでしょうかね」
「うーむ、1年前に発見した時からこの状態ではあったからねぇ。特に変わった様子は……おやおや、これは。アーカム、気をつけるんだ開いている」
「はい?」
師匠の呑気な声音が堅くなり緊張感を帯びる。
そのまま茶革の手袋をはめた手で宇宙船らしき物の下の方を指し示した。
「……あ、たしかに開いてる?」
宇宙船らしき物体の一部にハッチのようなものがありそれが内側から開けられていたのだ。
「以前来た時は開いていなかったんだけどねぇ。やはりこれは何か入れておくための箱で、その何かはもう出て来てしまっていたということかねぇ」
師匠の発言に辺りがさらなる緊張に包まれる。
劇的に気温が下がっていくような嫌な感じがした。
背筋に悪寒が走悪いことがこの先起こることを知らせてくる。危険な香りがするのだ。
ふと、師匠は顔を上げ森の中を見つめたかと思うと口を開いた。
「…………見つけた。アーカム、剣を抜きなさい、こちらに高速で何かが向かって来ている」
「ッ、はいっ!」
師匠の静かな掛け声で長剣を抜き放ち「鎧圧」「剣圧」「剣知覚」による強化を展開する。
「3時の方角、距離8000。ほっほ、これはまったく参ってしまうねぇ。すごい『剣気圧』だぁ」
「ぇ、8000……?」
師匠の「剣知覚」に敵と思われる存在が引っかかったということだろうか?
本当に流石としか言いようのない索敵範囲だ。
まだまだこの道の先は長いな。
「ん、あれ、師匠、どうしたんですか?」
「アーカム、君は本当に困った弟子だ。とんでもないのと戦わせてくれる、これは骨が折れそうだねぇ」
「……ッ!?」
近づいてくる脅威を捉えた。
俺の「剣知覚」にも引っかかったのか?
いや違う、まだそこまで近くに来ていない。
何故かわかっちまう……?
これは本能だろうか?
わからない……だがなにか繋がりのようなものを感じる存在が近づいてきている。
「ッ!? これはッ!」
とんでもない「剣気圧」の塊と同時に圧倒的な敵意が感じ取れた。
やば過ぎる。
なんだこれは、おかしいだろ。
心が荒れ狂う。
これが、これが町中で感じた危険?
この森の王……いや、違う!
この感じ、知っている。
まるで災害でも歩いて来てるのかと感じるほどの強大な圧力、どこかで感じたことがある。
しかし、いったいどこで……?
「この歳でこんな『怪物』に巡り合ってしまうとはねぇ。人生何が起こるかわからないものだ」
「はぁ、はぁ……」
冷静に、この奇妙な感覚を思い出そうとする反面、目の前に迫りつつある脅威に心が揺さぶられる。
やばい、やばい、やばい。
近づいて来ている。
こんなのと戦うって言うのか?
「チュチュッ、チョコちゃん逃げなさい、合図があるまで戻って来てはいけないよ?」
「ヒヒィーン」
師匠がここが戦場になると見越して、チョコちゃんを逃す。
やはり引く気は無いらしい。
当然だ、師匠がこんな恐ろしい存在を放って逃げるなんて考えられない。
俺もシヴァを逃した方がいいだろうか?
というかいっそ俺も逃げていいだろうか?
「し、し、シヴァ! シヴァ! お前も逃げろ!」
愛犬を逃すべくその大きなおしりを押す。
「わふッ! わふッ!」
だが、全く動く気配が無い。
モコモコのおしりを押しても全然動かせない。
いつも通り「わふわふ」と、体格に合わない気の抜けた鳴き声を出すだけだ。
「シヴァ! 早くしろ! 時間が無いんだ!」
「わふッわふッわふッ! わふッ!」
それでもシヴァは動かない。
まるでここで一緒に戦うとでも言わんばかりの姿勢で横に並んで動こうとしない。
「シヴァ……」
「アーカム、シヴァくんにも戦わせてあげるといい。彼女も君を守りたいみたいだし……それに何より柴犬は強い。大丈夫だよ」
「わふわふッ」
「おや、どうやら来たようだねぇ」
ついに俺の「剣知覚」の範囲に災害を捉えた。
そして気配の方へ視線を投げた次の瞬間、そいつは現れた。
ついに来てしまった。
「……ん?」
高鳴る心臓とは裏腹に出会いは静かだった。
ゆっくりと視線を滑らせ現れた存在を観察する。
目の前に現れた男はこの世界において、とても不自然な格好をしていた。
迷彩の軍服らしきものを着込んでいるのだ。
その男は意志の強そうな碧眼でまっすぐにこちらを見つめてきている。
ブロンドの髪は短く刈り込まれ、袖まくりされた上着から逞しい前腕が伺えた。
この8年間、異世界で生きてきたから、この男の格好がおよそ異世界のものではないと直感的に悟ることができる。
多分、この男は元の世界からやって来た転移者だ。
そう俺の気づきを確信づけるのに、決定的なのは腰のホルダーに銃が収まっていた事だった。
銃を装備してあの格好……やはり軍人だろうか?
やっぱり転移・転生してたのは俺だけじゃないってことか。
軍人らしき男とのしばらく無言の時間が続く。
その間も軍人らしき男は圧倒的「剣気圧」を引っ込めることなく、眉間にしわを寄せているだけ。
ーーピィィィ
無言は続く。
軍人らしき男はこちらを注意深く観察している。
隣をチラリと見れば、師匠は剣を抜かず「剣気圧」も完全に消し目の前の男に呑気な視線を注いでいるだけだ。先ほどの緊張をまるで感じさせない自然体。
師匠はただのボケ老人のふりをするつもりだろうか?
反対側を見やれば、シヴァは体を低い姿勢に引き絞り今にも襲い掛かりそうな攻撃的な体勢になっていた。
「……ふむ、やれやれこちらなら話しかけないとか」
痺れを切らしついに師匠が口を開く。
「君がその金属の塊の中にいた者で間違いないのかな? なぜそれほどまでに莫大な鎧圧を纏っているのか説明を求めてもいいかね? 協会の者なら証を提示したまえよ」
相手を安心させる柔らかい声で、師匠は軍人に尋ねた。
「……bfdjfme?」
「なんですと?」
「これはエーデル語ではないねぇ。わざと喋れないフリをしてるのか……いや、そうは見えない。ともすれば噂に聞くイストジパングの民か……あるいはバーバリーの奥地から出てきた未知の種族かねぇ」
師匠は何か心あたりがありそうな顔で呟いている。
ーーピィィィ
軍人から返答があったが、何を言っているのか聞き取れなかった。
あの男を元の世界からの存在だとするならば、恐らくこの世界の言語ではない。
当然エーデル語でも無いだろう。
そのせいか何となく英語に聞こえるような気もしなくもないが……違う気もする。
「dkddji?」
「やっぱり何言ってるのかわからないですね」
「うーん、とりあえずその敵意だけでも引っ込めてくれたら話し合いの余地が生まれるんだけどねぇ」
軍人は何か質問してきてるような気がするが、やはり何を言っているのかはわからない。
ーーピィィィィ
そろそろ気になって来たが、さっきから聞こえるこの耳鳴りのような音はなんなんだ?
師匠にもこの音は聞こえているのだろうか?
「sorry, I'll have to erace you」
なにやら不穏な雰囲気だ。
「え、てか、今、ソーリーって?ッ!」
軍人はホルダーからそいつを引き抜いた。
マジかよーー。
きっと異世界初の炸裂音だったと思う。
人間の残酷性を象徴する火薬と金属によって生み出される強烈な音が森に響き渡る。
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