【完結】努力の怪物が指パッチンを極めたら世界最強に〜スキル【収納】の発動を指パッチンに″限定″したら無限の可能性が待っていた〜

ノベルバユーザー542862

最終話 伝説の運び屋


青空の下。
瓦礫をどかして出来た道をかける、若き少年少女の姿があった。

「グウェン、ボルディ、早くしろよな! 俺のエントリーに遅れちゃうだろ!」

期待の新人。
オーガ級冒険者『キリケリの刃』のライトは、幼馴染たちをひきいて、ある場所に向かっていた。

「ライト、はやいよ! これ新調したローブなんだから! もっとゆっくり!」

意識高い系白魔術師のグウェンは、荒れた瓦礫道にローブの端を引っ掛けるのを恐がりながらライトを追いかける。

「仕方ねぇなー!」
「うわっ?!」

ライトは来た道をもどり、グウェンをお姫様抱っこすると、大事そうに抱えて走りだした。グウェンはえらく満足そうだ。

「あれ? グウェン重たくなってないか?」
「もうムードが台無しだよ!」

相変わらず鈍感系を極めるライトの余計な発言に、グウェンはそのほっぺたをぺちんと叩いた。
ボルディは「まだ道のりは長いなぁ」と微笑ましい顔で2人を見ていた。

「あ、聖女様が通るよ!」

グウェンはライトに抱っこされながら、前方を指差す。
彼女の指差す先の通りには、人混みができており、ちょうどそのなかをパレード馬車が通っていくところだった。

「うわあ…っ【施しの聖女】様、今日もやっぱり可愛い、綺麗、美しいねー!」
「本当だよな、マリー姉ちゃんはジークタリアスの自慢の聖女様だ!」
「見てみて、2人とも、マックスさんも緊張せず肩の力が抜けてるみたいだね」

ボルディの指差す、パレード車の護衛に、少年少女たちは手を振った。
それに気がついた彼は、きょろきょろあたりを見渡し、軽く手を振りかえした。
肩の力は抜けてるらしい。


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例の騒動のせいで、1ヶ月ずらして開催されたアクアタリアスの『神聖祭』がようやく始まろうとしていた。
街は復興は順調に進み、黄金の錬金術師によって作られた巨大クレーターは、匠のアイディアによって、そのまま武闘大会場として作り替えられた。
シンボルであった『灯台』も数年以内に立て直しの見込みができ、都市中の瓦礫もボランティア市民たちと『神威の十師団』の筋肉活動によって撤去されている。
まだまだ、完全な『聖都』復活には程遠いいが、それでも国は着々と動き始めていた。

そんな中での『神聖祭』開催には賛否両論があったが、こんな時だからこそ祭りのひとつでもやってやろう、という意気込みによって反対派も納得する形となり、無事開催する運びとなった。

すべては、国のトップである女神と聖女たちがみんな生きていたおかげだ。

「本当に感謝してほしいわ、特にマクスウェル」
「なんで俺なんですか」

女神や聖女・巫女達の御前で、行われる武闘大会。
その開催が数十分後にせまるなか、マックスは女神シュミーに控え室へ呼び出されていた。

「ハイロゥが展開されて、あの世に行きかけてた聖女と巫女ちゃんたちの魂を、この偉大なる女神シュミー様が拾ってきてあげてんだからね!」
「その件は本当にありがとうございます。でも、どうせなら、死んだ人間全員生き返らせてくれればよかったなー、って思っちゃうのは仕方ないですよね」
「可愛くない神官のおっさん達生き返らせてどうすんのよ。誰得なわけ」
「……そういう基準?」
「うっそぴょん♪」

お菓子をパクパク食べて、高い紅茶をごくごく飲み干すシュミーは、ぷはー! と満足そうにお腹をたたく。本当に女神なのだろうか。

「魂が綺麗だと、ハイロゥのなかでも目立つのよね。だから、アタシとソフレトがあくせく『戻ってくるのですよ! 戻ってくるのです!』って言って、生き返らせてあげた人間は、心が綺麗な子たちが多いの。聖女や巫女ちゃんたちの復活が多いのはそのせいね」

シュミーの説明にマックスは「なるほど」とうなずいた。

「ん、そろそろ、時間じゃないですか。武闘大会を観戦しにいきましょ」
「えーあんま興味ないんだけど……」
「神殿の女神として……あ、いえ、聖女としての役目です。神殿勢力の新参者なんですから、つべこべ言ってないで準備してください」

マックスはそう言うと、控え室の扉をバタンと閉じて部屋を出た。

「あ、マクスウェルじーん」

部屋を出たマックスは声をかけられた。
ここ1ヶ月よく聞いた声──女神ソフレトの声であった。

「おはようございます、女神様。今日も美しいですね」

マックスは豊かな胸元が大きく開いた、神々しさ満点の服を着込むソフレトをあがめる。

「あっはは、まぁね〜! だった私ってパチモンと違って″正統派″女神だし! 当然じゃない! でも、マックス、私たちは友達みたいな者なんだから、そんなかしこまらなくていいのよー?」

ソフレトは媚びるように、マックスの腕に絡みつき巨乳を押しつけていく。
マックスはジトッとした目を向けた。

「わかりました、それじゃ、実はもうスキル見いだす能力なんかないくせに、女神をやり続けるインチキ女神様って呼びますね」
「やめてぇえー! それ冗談じゃ済まないやつー!」

泣きじゃくるソフレトはマックスにすがるように倒れこむ。

先日の一件でソフレトとシュミーの神格には大きなダメージが残ってしまっていた。時間と信者たちからの信仰で回復するとはいえ、その完全なる復活には長い時間がかかる。
夜の女神シュミーがのうのうと、VIP待遇で神殿勢力に迎え入れられたのは、こうしたソフレト単神で為せない奇跡を、2人かがりで実現するためだ。
ソフレトとシュミー。2人いればこれまで通りスキルもミステリィも、人間の隠された潜在能力を解放してあげられるのだ。

「全部ぜーんぶ、マクスウェルが私たちごとあの魔女をぼこぼこしたせいなんだからね! 責任感じてよね! 本当に!」
「もしかしたら『拝領の儀』で女神様に鼻で笑われたの覚えてたせいかもしれないです」
「え? そんなことあったっけ? わりと雑魚スキルでかわいそうな子たちみんな鼻で笑ってるからわからないや、てへぺろ♪」
「……信仰失いますよ、ほんと」

マックスはため息をついて、ソフレトに道を開ける。
ソフレトはどうやらシュミーに会いにきたらしく、マックスに「それじゃあとでねー」と言うと部屋の中へ入っていった。

「シュミーちゃーん、仲良くしましょー!」
「うぎゃあああ!? 何しに来たのよ、この裏切り者ー! やめ、ちょ、デカ乳押し当てるなぁ、悪しき巨乳がうつるでしょ!」
「やめてー! 自分がおっぱい成長しないからって叩かないでー! そう言うことするから信者が離れるのよ!」
「あんたの信仰は乳に集まってるだけよ!」

控え室が騒がしくなってきた。
止めに入るのが面倒なマックスは「そこにいるんでしょ?! マクスウェル助けなさい!」というソフレトの声を、耳に指を突っ込んで遮断して歩き去った。


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──マックス視点

「さあ、大変長らくお待たせいたしました! 第50回『神聖祭』女神様御前試合、その第一回戦のはじまりです!」

司会の男が声を大きくする魔導具で、急ごしらえされた会場全体を沸き立てる。
『聖女の騎士』である俺や、聖女であるマリーなどは会場全体を見渡せるほど高い位置にある特設観戦席だ。
混乱した世の中で、人々の団結力を高める役回りをまかされた、尊き聖女や巫女たちは、今でこそさらに必要とされ、その役目の持つ意味は重い。
特に災害直後、すぐに人々をまとめあげた【施しの聖女】こと、俺の彼女のマリーは神殿勢力のなかでも立場を強くしている。
そのため、特設観戦席では、マリーは女神ソフレトから3番目に近い席に座らせてもらえていたりする。かなり好待遇だ。
もっとも、単純な戦力として俺に近くにいてくれ、と本人から言われてるので、たぶんそういう理由もあるだろうが。

「第一回戦は師匠とオーウェンみたいだよ、マリー」
「そうみたいね、どっちが強いのかな?」

俺は眼下で向かいあう、2人の剣士を見て考える。
師匠は強い。オーウェンも強い。
どちらが勝つか……。

「うちのオーウェンに決まってるじゃない!」
「あなた……【夜の聖女】のシュミーちゃんだっけ?」

マリーが、ソフレトにより近い席のシュミーに反応する。

「そうよ! アタシの騎士となったオーウェンはアンタの騎士のマクスウェルより強いんだからね!」
「むっ、それは聞き逃さないわ! マックスは世界で一番強いのよ! オーウェンにだって負けないわ! ね?」

マリーが俺の手を握って、可愛い顔で確認をとってくる。

「もちろん。俺はマリーのためなら世界のどんな奴でも倒してみせるよ」
「にへへっ♪ 流石はわたしの騎士!」

マリーは嬉しそうに笑った。
シュミーは「なにこのバカップル!? 見てらんないんだけど!」と怒り心頭だ。

……って、まあ、シュミーの言う通りなんだけどな。
『限定解除』をして俺には、もうスキルは宿っていない。チカラなど残っていない。

──パチン

「……」

指を鳴らしても、ポケットが開くことはない。
すべて、すべてを賭けた。
だからこそ世界を救えた。
それで、いいんだ。
これが俺の選んだ選択だったんだから。
あとはオーウェンに任せればいいさ。

「ん? どうしましたか、【夜の聖女】様」
「……。うんん、なんでもなーい」

こちらを寂しそうな顔で見てきたシュミーは、そう言って、ぷいっと顔を背けた。

──しばらく後

御前試合の1日目、午前の部がおわり、会場ではお昼休憩に出掛ける人々の姿があった。

「マックス! 行こう!」

マリーに手を引かれて、俺はある場所へ行くことになった。
海の見える景色の良いレストラン。
黄金錬成おうごんれんせい≫の被害を受けていないセレブ御用達の高級店だ。

今日は【施しの聖女】の名前のもと、このレストランは貸し切りにしてある。

「わあ〜! 綺麗なレストランね、マックス!」
「そうだね、マリー。でも、マリーの瞳のほうがもっと綺麗だよ」

オーウェンが教えてくれた女の子が喜ぶ言葉リストから適切な返しをする。
マリーはニヤニヤ笑って「ごめん、マックスがそれ言うと、嬉しさより面白さが勝っちゃう」と笑いを堪えるので大変そうだ。

「マクスウェル・ダークエコー!」
「っ」

遠くのほうから声が聞こえてきた。
高級レストランの入り口から、タキシードに身を包んだ老齢の男がやってくる。

「マクスウェル・ダークエコー! すこし近いじゃないか!? ん?! んーッ!?」
「お、お久しぶりです、マリーのお父さん」

俺はビシッと背筋を正した。

本日、マリーは俺を両親に紹介すると言ってくれた。もちろん、俺もマリーの両親も昔からの仲だし、お互いよく知ってる。
この紹介は、つまるところ、婚約、ひいてはその先に待つ結婚の許しをもらうためのものだ。

「お父さん? お父さんと言ったかぁああああー?! この男めぇえ! 村にいた時に殺して馬の餌にしとくんだった!」

俺の胸ぐらつかんで、ばかすか殴ってくる父親。

「やめて、お父さん! 恥ずかしいから!」

後ろからマリー母が追ってきて、父親をとめる。
しかし、なかなか殴るのをやめてくれない。
やがて、見かねたマリーが「パパ! いい加減にして!」とすこしガチトーンで言うと、しんみりした様子になり、「わしはマリーの事を考えてだな……」と言い訳しながら、最後に俺の顔をいっぱつ殴り、落ち着いてくれた。

その後、俺たちは席につき、改めてマリーは俺を紹介した。

「ふん、マクスウェル・ダークエコー、貴様がマリーにふさわしい男だと思う理由を1万個のべて見せろ。さもなくばここで死ねい」
「ちょっと、お父さん、やめなさいよ、ほんと、マックスちゃんは良い子じゃない」

マリー母の止める言葉。
俺は「お気になさらず」とつげる。

「ごめんねぇ、お父さんが無茶なこと言って──」
「ふさわしいと思う理由。1万個。いえ、1万5000個のべてみせましょう」
「っ?!」
「ほう、言うな、クソガキ。マリーの体にあるホクロの数も知らんくせに」
「21個」
「なぜ知っている……なぜ知っているぅ? 答えろマクスウェr6.0a(るぅ29kッァアー?」

──父親面接は苛烈を極めた

レストランにて興奮しすぎた父親が運ばれていったあと。

「……」

付き添いでマリーもマリー母も行ってしまった。
俺は「マックスがいると喧嘩になっちゃうから」という理由で、レストランのテラスで待つことになった。
美味しいシャンパンを片手に海を眺める。
澄ましてひと口含み、その酸っぱくて、苦くて、なんとも言えない味を吹き出す。
何が最高級のシャンパンだ。
オレンジジュースを持ってこい。

「浮かない顔ね」

声に振り返ると、そこには思ったよりたくさん人がいた。いや、女神というべきか。

シュミー、ソフレト。
喋りかけてきたのはシュミーだ。

「いいんですか。こんなところ出歩いて。神殿勢力は女神が無事だったからなんとか持ち堪えてるようなものなのに。迂闊では?」
「ふふ、変な奴がいても女神パンチで一発よ」
「アタシたちって意外に強いんだから。舐めんじゃないわよ、マクスウェル」

ソフレトとシュミーは「しゅっしゅっ」と言って、まったく同じモーションでシャドボクシングをする。

「それに『聖歌隊』をさりげなく配置してるわ」
「ぇ?」
ソフレトの言葉に、シュミーは体をぷるりと震わせた。初耳だったようだ。

「大丈夫よ。もう教会はひとつしかない。女神はひとり…ってことになってるから」
「夜の女神様は、あくむで【夜の聖女】ですからね」

俺は肯定して、なんとなく視線を感じる遠くの建物を見る。
そこでは、刈り上げ頭の男と隻腕の男がこちらを遠巻きに観察しているのが見えた。
他にもいくつか視線を感じる。
護衛に心配はいらなそうだ。

「ねえ、マクスウェル」
「はい、なんですか、夜の女神様」
「今から良い物あげる」

シュミーはそう言うと、ソフレトと目をあわせてうなずきあい、俺の手を握ってきた。
ソフレトは適当な椅子を選んで、置いて俺に座るよう言ってくる。

「10歳の子供より、成長した人間に神秘を見出すのは結構疲れちゃうの」
「え? それって……」
「そう、マクスウェル、アンタに〔ミステリィ〕をあげるんだから」

シュミーはそう言うと俺の右手を、ソフレトは穏やかな笑顔で俺の左手を握る。
二柱の女神はそれぞれまぶたを閉じた。

「ありがとう、マクスウェル」
シュミーは言う。

「これでも感謝してるのよ、【運び屋】」
ソフレトは皮肉げに微笑む。

「感謝してるなら【英雄】くらいに昇格してくれても良いんじゃないですか」
「それじゃ【運び屋】要素ないじゃない。私ね、思うのよ。100年経って、マクスウェルが死んじゃっても、私はたぶん【運び屋】に期待しちゃうって」

ソフレトの言葉の意味を考える。

「でもね。私、今年の『拝領の儀』から【クラス】の任命やめようと思ってるの」
「……どうしてですか?」
「だって、意味がないのも。【運び屋】が世界を救うこともある。私が鼻で笑ったらしい、かわいそうな少年が命の恩人になる。神ごときが人間の可能性を定めるなんて、おこがましかったのよ」
「ソフレト、アンタは人間の役割が偏らないように適切に仕事を配分してたんでしょ?」
「そう。その通りよ、シュミー。時と場合によって兵力が不足していたら、才能がない子にも【兵士】や【戦士】のクラスを与えてきた。すべては完璧なバランスでこの国を守っていくため。最適な解答を方程式で導こうと思ったの」

ソフレトの考えた国のシステムは、すべて諸外国のもつ″強さ″に対抗するためのものだったという。

「でも、私が測れる才能なんて意味がない。人間の素晴らしさを決めるのは、その人間がいったい何をしたのか──そういう個人の選択だけだもの。外野があれこれ言うもんじゃないわ。ましてや10歳の子供にね」
「……別にいいんじゃないんですか。言っても」

俺は言う。

「【クラス】……少なくとも、朝の女神様が才能を見れるなら教えてあげてもいいと思いますよ。ただ、鼻で笑わないこと。傷つくんで。あとどんな事情があっても、本人の才能をしっかり伝えてあげること、これが大事かと。ただ、本当に大切なのは自分がどうするかは、自分で決める。この点に尽きますよ」

俺の言葉を女神たちは静かに聞いてくれた。

「……出しゃばった風にすみません」

俺は最後に付け加えた。

「ふふ、別にいいのよ。全部正しいわ。友達のアドバイスを聞くことにするわね」

ソフレトがそう言うと、2人は立ちあがった。

「【夜の運び屋】なんていいんじゃない。運び屋要素は残して、偉大なる単語を組み合わせたの」
「ああ、その発想はいいかもしれないわ、シュミー。でも、それじゃ如何わしいエッチなクラスに聞こえちゃう。単語のセンスも三流だわ」
「ぐぬぬっ、巨乳だけが取り柄の女神ちゃんはいったいなんて名付けるのかしら?」

2人は仲良く喧嘩しながら、テラスから去っていく。
俺は内側に宿った新しい力を感じながら、静かに立ちあがった。

「永遠の命を持つ身としては、マクスウェルの名前は″終わる時″まで覚えておきたいわ。そうね……【伝説の運び屋】って言ったら、運び屋のなかでもマクスウェルだけよね」
「まあ【朝の運び屋】とか言わないだけマシね。良いんじゃない? アンタにしては」

女神2人がこちらを見てくる。
俺は穏やかに微笑み、海を向く。
そして右腕を持ちあげ、指を鳴らした









〜 Fin 〜








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こんにちは!
ファンタスティック小説家です!

『努力の怪物が指パッチンを極めたら世界最強に〜スキル【収納】の発動を指パッチンに″限定″したら無限の可能性が待っていた〜』

をここまで読んでくださりありがとうございました!
最後はかなり駆け足ながらも、完結させられたのは読者の皆様のおかげです!
虐げられていた【運び屋】から、救世の英雄へ成長を遂げたマクスウェル・ダークエコーとその仲間たちのお話は、これにて一旦区切りとなります。しかし、彼らの物語はこれからも続いていくことでしょう。なにせ、マクスウェルにはやらなくてはいけない事がたくさんありますから。
外国へと逃げた黄金の錬金術師と吸血鬼の追跡。国の復興。幼馴染との結婚生活。国随一の実力者としての仕事。ギスギスした聖歌隊。ジークタリアス近郊に作ってしまった巨山。ボトム街の病気。そして、他の魔女達。

彼の人生は波乱に満ちていそうですね!

これからも作品作りを続けて参ります。
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作品のことや、趣味などつぶやいておりますのでぜびぜひフォローしてみてください!
https://twitter.com/Fantast27778546

では、後書きを終わりとさせていただきます!
失礼いたします。

ファンタスティック小説家

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