魔界の天使アルトラの国造り奮闘譚
第253話 名字を決めよう!
「さてフレアハルトの正体も無事に明かせたところで、本題の身分証明に話を戻したいんだけど、あなたたち名字ってあるの?」
「名字って何ですか?」
まあ……予想してたよ。
多分無いのだろうな、と……
説明するか。
「トーマス、身分証見せてもらえる? アクアリヴィアのやつ持ってるよね?」
騎士までやってたくらいなんだから、身分証くらい持ってるでしょ。
「あ、はい、どうぞ」
渡されたのはカード形式の身分証。名前を見ると――
あれ?
『トーマス・≪マーマン≫・ウォルタ・ブラウン』?
前、マーマンなんて名乗ったことあったっけ?
「私に名乗った時『マーマン』って名乗ったっけ?」
「『マーマン』は種族名なのですが、アクアリヴィアでは種族で判断されないように名乗る時には省略することが多いのです。まあ見た目である程度わかる種族も多いですけど。流石に身分証明書には書かなければなりませんので」
なるほど。種族差別とか、民族差別とかしないためか。
「リナさんのも見せてもらえる?」
「どうぞ」
『リナ・≪マーメイド≫・ウォルタ・ブラウン』……
あ、兄妹なのにこっちは『マーメイド』になってる。
「なんでお兄さんが『マーマン』なのに、リナさんは『マーメイド』なの?」
「私たちは男か女かで種族名が少し変わるので」
そういう種族もあるのね。こういうのって他にもいるのかしら?
「トーマスさん、ちょっと見せてくださいッス!」
「ええ、良いですよ。ただ、折らないようにしてください」
ナナトスにトーマスの身分証が渡った。
「これが身分証か~」
「凄い! 硬い紙だ! 全然折れない!」
「カードって言うのよ」
「へぇ~、じゃあうちらの町の身分証もカードにするんスか?」
「……そうね、持ちやすくてそれが良いかもね」
ってことになると、今度はカード作る用の機械を作ってもらわないといけないけど……
「自画像まで付いてるじゃないですか!」
「カッコイイ!」
自画像? ああ、証明写真のことか。
「これは写真って言うのよ」
「じゃあ、これも付けましょうよ!」
カード作る機械に、付加要素が付いてしまった……
そうすると、今度はカメラを作ってもらうか、どこかしらから輸入するかしないといけない。
カードだからプラスティック技術も必要だ。
そんなことを考えていると、ナナトスがカードで遊び始めた。
「私がアクアリヴィアの騎士・トーマスッス! 見よこの身分証を~!!」
と言いながら頭上に掲げる。
「「「はは~~!!」」」
周りのノリの良いヤツらが土下座し始めた。
何だか『水戸の黄門様』で悪が討伐された後、スケさんが印籠出して、悪党どもが土下座する例のシーンを見ているかのようだ……
貸し出した当のトーマスはニコニコしながらその光景を見ている。
なんじゃコレ?
初めてカードを見た彼らにとっては、それくらいカッコイイものに見えたってことかしら?
「も、もう良いかしら? 説明に戻りたいからこっちに返してもらえる?」
「良いッスね! 身分証!」
「そ、そうね……作ったら存分に掲げると良いよ……」
カードが私の手元に戻ると、みんなが再び興味深そうに集まってくる。
トーマスのカードを左手に持って、人差し指でさして説明を開始する。
「コホンッ、じゃあ説明すると、『トーマス・マーマン・ウォルタ・ブラウン』の、『トーマス』の部分が名前、『マーマン』が種族名、それ以降の二つが名字になる。『ウォルタ』は一族名、『ブラウン』は分化した家の名前ってところね。アクアリヴィアでは結婚とかすると『ブラウン』の方が変わる……で、良いのよね、トーマス?」
確か彼らの叔母のリタさんのラストネームが『グレイ』だったから、そういう方式のはず。 (第69話参照)
「はい、その通りです」
「我々には名前以外は無いですね」
「今の話を聞いてると、アルトラ様って、アルトラ・〇〇・地野なんですか? 名前より名字が先に来てるみたいですけど、お父様とお母様の共通しているのは『地野』だったので、名字が『地野』なんですよね?」
「いや、アルトラは魔界に来てから付けた名前だから本名じゃないけど……」
「え!? 本名じゃなかったんですか!?」
「本名にしないんですか?」
そう言われると本名にしなきゃいけないって気になるけど……
でも――
「今更私の本名言ったところで、『誰ソレ?』って状態になるんじゃない?」
「「「確かに……」」」
「じゃあ、そのままアルトラで良いでしょ」
「そうですね、我々もその方が分かりやすいですし」
「でも、本名も興味あります!」
「別に大した名前じゃないよ」
「それでも知りたいです!」
まあ別にバラしたところで不都合も無いし良いか。
「『地野 改』って言うんだけど」
「カイ? カイさんですか!」
「あれ? 何かカイベルさんと似た名前ッスね」
ギクッ
しまった、似てると思われた! 妙なところで勘が鋭い……
そりゃそうだ、私の名前から取ったんだから。
後日談だけど、この後数日間、一部の者から「カイ様」と呼ばれるようになるものの、事情を知らない者からしたら『?』状態だったため、すぐに「アルトラ様」呼びに戻った。
「名前が似てるのは親戚か何かだからッスか?」
「いや~、ただの偶然だと思うよ……名字は……え~と……識本って名字だし」
カイベルは元・書物ということで、知識の『識』と『本』を足して『シキモト』という名字を即席で思いついた。
『識本カイベル』……明らかに日本人の名前ではないわね……ハーフの人の名前みたいだ。漢字も考えた方が良いかしら? 界鈴とか?
ちなみに……オルシンジテンで調べたら『識本』って名字の日本人は存在しないらしい。
「カイベルさんも名字あったんスね」
あぶねー、最初に名付けようとしてた私の本名だったら誤魔化し切れなかったかもしれない。
あの当時は身分証明作るイベントが起こるなんて思いもしなかったしな……
「じゃあ、良い機会なんで名字も付けましょうよ!」
「でも、どうやって付けるんですか? アルトラ様はご存じですか?」
名字の付け方か……私は生まれた時からもう名字を持ってたからな……昔は確か――
「私が聞いたことあるのは……住んでいるところの名前を使うってとこかしらね」
「だとしたら、俺っちは『ナナトス・トロル・〇〇』とかになるんスか?」
「そうなるかな」
「ラストネームはどうやって決めるんですか?」
「私の故郷では昔は、例えば畑がある場所の中心辺りに住んでたら『畑中』とか、山と田んぼが近くにあった人は『山田』とか。方角で付けた『西川』とか『北村』とか、あと職業を元に付けた人もいるみたいね」
とはいえ、横文字の文化圏の彼らに『畑中』はちょっとな……仮にナナトスに付けると、『ナナトス・トロル・畑中』か。何かハーフみたいな名前になるわね……ミスマッチにもほどがある……
あ、別にハーフの人をディスってるわけではないので悪しからず。
「個人個人で勝手に付けるんですか?」
「私の故郷では、領主が名付けてたらしいけど……」
と、言い切った瞬間、この場にいる全員の視線が私に集まる。
ハッ! しまった! 今余計な事言ってしまった……!!
「では、アルトラ様に名付けていただきましょう」
ああ……リーヴァントが聞き逃さなかった……
千四百十七人を私一人で!?
「え~と……流石に千四百人を私一人で名付けようとすると骨が折れるから、個人個人で、こんな名前が良いってのを考えてもらえる? 役所で判断してみて、大丈夫だと思ったらそれで正式に身分証明を作ることにしましょう」
その際に名字に関してのルールを説明。
名字を付ける際のルールは以下の通り。
・親兄弟を全員同じ名字に統一すること
・一度付けた名字は、特段、変えなければならないという場合を除いて変更は不可
・結婚した場合はどちらかの名字に統一すること
ただしその後に結婚前の名字を使い続けるのは可とする
ここにいない者へのお知らせに関しては、名字について記載した紙を回覧板にて回した。
後日――
みんなそれぞれ思い思いの名前を付けて、役所に提出に来た。
多くは自分の就いている職業、自分のやっていることを元にしているものが多かった。
しばらくは、滞りなく受け付けた。
イチトス七兄弟が来るまでは……
しばらくのちに、イチトスが提出に来た。
「『サブリード』?」
明らかに『サブリーダー』に引っ張られた名前ね。
誇りを持って働いているのは分かるんだけど……これはちょっと許可できないかもしれないな。一旦受け付けるけど、とりあえず保留、っと。
◇
その後、私が受け付けを変わったタイミングで、他の六兄弟が提出に来たらしい。
「兄弟のうち一人だけで済むはずなのに、何で七人全員提出に来るの……?」
受付担当も、私以外は名字についてまだよく分かっていないところがあるため、七人全員を受け付けてしまったとか。
七兄弟が提出した名字候補を見てみると……見事に全員バラッバラ……
「特にナナトス考案の名字酷いな。しかもこの文字列聞き覚えがあるわ……」
開始前から予想してた通り、兄弟姉妹を持つうちの何組かは、きちんとルールの理解が出来ていないらしく、兄弟全員で提出されていた。
その中でも特に酷いのがイチトス七兄弟だったというわけだ。
間違って提出した兄弟姉妹たちを後日呼び出そう。
新しいものを見たら遊びたくなる。人間の真理だと思います(笑)
次回は8月5日の20時から21時頃の投稿を予定しています。
第254話【七兄弟、骨肉の(?)争い】
次話は明日投稿予定です。
「名字って何ですか?」
まあ……予想してたよ。
多分無いのだろうな、と……
説明するか。
「トーマス、身分証見せてもらえる? アクアリヴィアのやつ持ってるよね?」
騎士までやってたくらいなんだから、身分証くらい持ってるでしょ。
「あ、はい、どうぞ」
渡されたのはカード形式の身分証。名前を見ると――
あれ?
『トーマス・≪マーマン≫・ウォルタ・ブラウン』?
前、マーマンなんて名乗ったことあったっけ?
「私に名乗った時『マーマン』って名乗ったっけ?」
「『マーマン』は種族名なのですが、アクアリヴィアでは種族で判断されないように名乗る時には省略することが多いのです。まあ見た目である程度わかる種族も多いですけど。流石に身分証明書には書かなければなりませんので」
なるほど。種族差別とか、民族差別とかしないためか。
「リナさんのも見せてもらえる?」
「どうぞ」
『リナ・≪マーメイド≫・ウォルタ・ブラウン』……
あ、兄妹なのにこっちは『マーメイド』になってる。
「なんでお兄さんが『マーマン』なのに、リナさんは『マーメイド』なの?」
「私たちは男か女かで種族名が少し変わるので」
そういう種族もあるのね。こういうのって他にもいるのかしら?
「トーマスさん、ちょっと見せてくださいッス!」
「ええ、良いですよ。ただ、折らないようにしてください」
ナナトスにトーマスの身分証が渡った。
「これが身分証か~」
「凄い! 硬い紙だ! 全然折れない!」
「カードって言うのよ」
「へぇ~、じゃあうちらの町の身分証もカードにするんスか?」
「……そうね、持ちやすくてそれが良いかもね」
ってことになると、今度はカード作る用の機械を作ってもらわないといけないけど……
「自画像まで付いてるじゃないですか!」
「カッコイイ!」
自画像? ああ、証明写真のことか。
「これは写真って言うのよ」
「じゃあ、これも付けましょうよ!」
カード作る機械に、付加要素が付いてしまった……
そうすると、今度はカメラを作ってもらうか、どこかしらから輸入するかしないといけない。
カードだからプラスティック技術も必要だ。
そんなことを考えていると、ナナトスがカードで遊び始めた。
「私がアクアリヴィアの騎士・トーマスッス! 見よこの身分証を~!!」
と言いながら頭上に掲げる。
「「「はは~~!!」」」
周りのノリの良いヤツらが土下座し始めた。
何だか『水戸の黄門様』で悪が討伐された後、スケさんが印籠出して、悪党どもが土下座する例のシーンを見ているかのようだ……
貸し出した当のトーマスはニコニコしながらその光景を見ている。
なんじゃコレ?
初めてカードを見た彼らにとっては、それくらいカッコイイものに見えたってことかしら?
「も、もう良いかしら? 説明に戻りたいからこっちに返してもらえる?」
「良いッスね! 身分証!」
「そ、そうね……作ったら存分に掲げると良いよ……」
カードが私の手元に戻ると、みんなが再び興味深そうに集まってくる。
トーマスのカードを左手に持って、人差し指でさして説明を開始する。
「コホンッ、じゃあ説明すると、『トーマス・マーマン・ウォルタ・ブラウン』の、『トーマス』の部分が名前、『マーマン』が種族名、それ以降の二つが名字になる。『ウォルタ』は一族名、『ブラウン』は分化した家の名前ってところね。アクアリヴィアでは結婚とかすると『ブラウン』の方が変わる……で、良いのよね、トーマス?」
確か彼らの叔母のリタさんのラストネームが『グレイ』だったから、そういう方式のはず。 (第69話参照)
「はい、その通りです」
「我々には名前以外は無いですね」
「今の話を聞いてると、アルトラ様って、アルトラ・〇〇・地野なんですか? 名前より名字が先に来てるみたいですけど、お父様とお母様の共通しているのは『地野』だったので、名字が『地野』なんですよね?」
「いや、アルトラは魔界に来てから付けた名前だから本名じゃないけど……」
「え!? 本名じゃなかったんですか!?」
「本名にしないんですか?」
そう言われると本名にしなきゃいけないって気になるけど……
でも――
「今更私の本名言ったところで、『誰ソレ?』って状態になるんじゃない?」
「「「確かに……」」」
「じゃあ、そのままアルトラで良いでしょ」
「そうですね、我々もその方が分かりやすいですし」
「でも、本名も興味あります!」
「別に大した名前じゃないよ」
「それでも知りたいです!」
まあ別にバラしたところで不都合も無いし良いか。
「『地野 改』って言うんだけど」
「カイ? カイさんですか!」
「あれ? 何かカイベルさんと似た名前ッスね」
ギクッ
しまった、似てると思われた! 妙なところで勘が鋭い……
そりゃそうだ、私の名前から取ったんだから。
後日談だけど、この後数日間、一部の者から「カイ様」と呼ばれるようになるものの、事情を知らない者からしたら『?』状態だったため、すぐに「アルトラ様」呼びに戻った。
「名前が似てるのは親戚か何かだからッスか?」
「いや~、ただの偶然だと思うよ……名字は……え~と……識本って名字だし」
カイベルは元・書物ということで、知識の『識』と『本』を足して『シキモト』という名字を即席で思いついた。
『識本カイベル』……明らかに日本人の名前ではないわね……ハーフの人の名前みたいだ。漢字も考えた方が良いかしら? 界鈴とか?
ちなみに……オルシンジテンで調べたら『識本』って名字の日本人は存在しないらしい。
「カイベルさんも名字あったんスね」
あぶねー、最初に名付けようとしてた私の本名だったら誤魔化し切れなかったかもしれない。
あの当時は身分証明作るイベントが起こるなんて思いもしなかったしな……
「じゃあ、良い機会なんで名字も付けましょうよ!」
「でも、どうやって付けるんですか? アルトラ様はご存じですか?」
名字の付け方か……私は生まれた時からもう名字を持ってたからな……昔は確か――
「私が聞いたことあるのは……住んでいるところの名前を使うってとこかしらね」
「だとしたら、俺っちは『ナナトス・トロル・〇〇』とかになるんスか?」
「そうなるかな」
「ラストネームはどうやって決めるんですか?」
「私の故郷では昔は、例えば畑がある場所の中心辺りに住んでたら『畑中』とか、山と田んぼが近くにあった人は『山田』とか。方角で付けた『西川』とか『北村』とか、あと職業を元に付けた人もいるみたいね」
とはいえ、横文字の文化圏の彼らに『畑中』はちょっとな……仮にナナトスに付けると、『ナナトス・トロル・畑中』か。何かハーフみたいな名前になるわね……ミスマッチにもほどがある……
あ、別にハーフの人をディスってるわけではないので悪しからず。
「個人個人で勝手に付けるんですか?」
「私の故郷では、領主が名付けてたらしいけど……」
と、言い切った瞬間、この場にいる全員の視線が私に集まる。
ハッ! しまった! 今余計な事言ってしまった……!!
「では、アルトラ様に名付けていただきましょう」
ああ……リーヴァントが聞き逃さなかった……
千四百十七人を私一人で!?
「え~と……流石に千四百人を私一人で名付けようとすると骨が折れるから、個人個人で、こんな名前が良いってのを考えてもらえる? 役所で判断してみて、大丈夫だと思ったらそれで正式に身分証明を作ることにしましょう」
その際に名字に関してのルールを説明。
名字を付ける際のルールは以下の通り。
・親兄弟を全員同じ名字に統一すること
・一度付けた名字は、特段、変えなければならないという場合を除いて変更は不可
・結婚した場合はどちらかの名字に統一すること
ただしその後に結婚前の名字を使い続けるのは可とする
ここにいない者へのお知らせに関しては、名字について記載した紙を回覧板にて回した。
後日――
みんなそれぞれ思い思いの名前を付けて、役所に提出に来た。
多くは自分の就いている職業、自分のやっていることを元にしているものが多かった。
しばらくは、滞りなく受け付けた。
イチトス七兄弟が来るまでは……
しばらくのちに、イチトスが提出に来た。
「『サブリード』?」
明らかに『サブリーダー』に引っ張られた名前ね。
誇りを持って働いているのは分かるんだけど……これはちょっと許可できないかもしれないな。一旦受け付けるけど、とりあえず保留、っと。
◇
その後、私が受け付けを変わったタイミングで、他の六兄弟が提出に来たらしい。
「兄弟のうち一人だけで済むはずなのに、何で七人全員提出に来るの……?」
受付担当も、私以外は名字についてまだよく分かっていないところがあるため、七人全員を受け付けてしまったとか。
七兄弟が提出した名字候補を見てみると……見事に全員バラッバラ……
「特にナナトス考案の名字酷いな。しかもこの文字列聞き覚えがあるわ……」
開始前から予想してた通り、兄弟姉妹を持つうちの何組かは、きちんとルールの理解が出来ていないらしく、兄弟全員で提出されていた。
その中でも特に酷いのがイチトス七兄弟だったというわけだ。
間違って提出した兄弟姉妹たちを後日呼び出そう。
新しいものを見たら遊びたくなる。人間の真理だと思います(笑)
次回は8月5日の20時から21時頃の投稿を予定しています。
第254話【七兄弟、骨肉の(?)争い】
次話は明日投稿予定です。
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