魔界の天使アルトラの国造り奮闘譚
第206話 お年玉と参拝
「ところで、小耳に挟んだんスけど、新年明けると『お年玉』とかいう子供達がテンション上がるイベントがあるとか」
「えっ!? 誰に聞いたの!?」
ナナトスがリナさんを指さす。
「あ、言っちゃまずかったですか? アクアリヴィアでは大分昔に亡者の方が広めて、既に定着しているので。私も上の兄の子や親戚の子にあげてましたよ」
ややこしいことになった……まだ通貨が無いのにお年玉とは……
今年はまだあげるべきお金が無いからスルーする予定でいたんだけど……
「わかった。ナナトスとカンナーにお年玉をあげるわ」
と言いつつ、その辺で丸い石ころを拾う。
「手を出して」
「手を?」
「なんスか?」
二人が両手を差し出す。
「はい、お年玉」
と言いながら、今拾った石ころを二人の手に落とす。日本の大人がやる定番ギャグだ。
「え? えっ? これがお年玉ッスか? なんも嬉しくないッスけど……これのどこにテンション上がるんスか?」
「ナナトス待って! アルトラ様がやったことなんだからきっと何か意味があるんだよ!」
「フフ……それ、私も子供の頃やられましたよ」
リナさんは経験済みか……アクアリヴィアには相当日本の文化が浸透しているらしいわね。
「カンナーごめんね~、これに意味は無いのよ。本当はお金をあげるところなんだけどね。残念ながら年内に通貨制度間に合わなかったから……」
「今の俺ッチたちじゃ、お金貰っても嬉しいかどうか想像すらつかないんスけど……」
「それは通貨制度が始まってみればわかるよ。凄く嬉しいと感じると思うから」
「そうなんスか? じゃあ通貨制度始まったら改めてお年玉くださいッス!」
「え゛っ!? マジ?」
「はいッス、そうしたらありがたみが分かるじゃないッスか!」
想定外の返しが返って来た……
「わかったよ、あなたたちが覚えてて、私のところに貰いに来たならあげる」
「絶対ッスよ!」
「期待してます!」
う~ん、正月以外にお年玉あげるって、妙な約束をしてしまったわ。
ひとしきりやり取りをした後、後ろから声をかけられた。
「アルトラ、明けましておめでとう。今年もよろしく頼むぞ」
「皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します」
「みんな、明けましておめでとう! 今年もよろしくね!」
振り返ると……丸い体型の人が三人。
誰だこの三人……?
「申し訳ないんだけど、あなたたち誰?」
「我、我」
この町で一人称『我』って言うのは一人しかいない。
「フレハル? 凄い格好ね……」
フレアハルトとお付きの二人らしい。
「今日は出て来れたのね。寒さで引っ込んだままかと思ったけど」
「昨日の寒さよりは大分マシだったから仕方なくだがな。初詣に来て何か祈願しろと回覧板で回ってくるから」
「いや、義務ってわけじゃないけど……」
「そうなのか? ではすぐ帰って寝るか」
「いや、ここまで来たんならお願いしていきなよ。それにしても凄く着膨れしてるね……」
三人ともしこたま着込んでいる。
「何枚重ね着してるの?」
「わからん、数えておらん。十着から二十着の間ではないかと思うが……これでもまだ寒い。あと……締め付けられて苦しい」
着物組とは別の苦しさを味わってるわけか……
頭まで覆ってしまって、声を聞かないと最早誰だかわからない……
「ときにアルトラ、お主の故郷には『お年玉』なる民衆が高揚する行事があると聞いたが」
フレアハルトも小耳に挟んでいたか!
リナさんを見る。
「わ、私じゃないですよ!」
両手を振って否定された。
と言うことは、リナさんから聞いたナナトスからの又聞きってことかな。
「わかった、手出して」
「手を? 何だ?」
「はい、お年玉」
と言いつつ、ナナトスたちにやったことと同じことをする。
「それ、さっき俺ッチたちにもやったじゃないッスか……」
「? これが何だ? 何の意味があるのだ? これをされて我は何をすれば良いのだ?」
「玉を落とすから落とし玉」
「で?」
「それだけ」
「嬉しくないぞ!? 何でこれに高揚するのだ!?」
「まあこれがお年玉ってのは冗談なんだけど、残念ながら貰えるのは子供だけで、大人は貰うよりあげる側なのよ。だからフレハルはあげる側。高揚するどころかあげるのが好きじゃない人は意気消沈するかも」
私は親戚の子にあげるのとか、割と楽しみだったから良かったけど。
「なにぃ!? そう……だったのか……それで本当はお年玉とは何だ?」
「私の故郷では『お金をあげること』ってのが常識かな。この町にはまだお金が無いから……あなたの場合は……う~ん、金とか? 金なら大分蓄えてるでしょ?」
「金だと!? ず、随分太っ腹なことをしておるのだな、お主の故郷の者たちは」
金はちょっと言い過ぎかな……?
「まあ、金はちょっと言い過ぎちゃったかもしれないけど、多少貴重なものってところかな。子供以外なら部下にあげたりもするから、良い機会だしアリサやレイアに金でもあげたら?」
「……うむ、そうだな。たまには労うのも悪くないな」
その時、リーヴァントが臼と杵を担いで表通りに出て来た。
もうすぐ餅つきが始まるみたいだ。
「本来のお年玉が、もうすぐ始まるよ」
「どういうことッスか?」
由来についてカイベルが説明してくれる。
「本来のお年玉というのはお餅のことなのです。元々は歳神様にお供えした丸い餅を家長が家族や奉公人にお下がりとして配ったことに由来します。配られる餅が『“歳”神様の“魂”が込められた餅』であるということから『御歳魂』と言われ、のちに『お年玉』と書かれるようになったということです。その他にも丸い餅だったため、それを『玉』に見立てて『お年玉』とされたなど、場所や発生時期によって違った話があります」
「ってことは、お年玉ってその餅ってやつのことッスか? それで今リーヴァントさんはその餅とかいうのを作る準備をしてるんスか?」
「そうです。当時、お餅は貴重なものであったため、それを配られた方々は大層喜んだようですよ」
「じゃあ俺ッチたちも初めて食べるから楽しみッス!」
「まだ少し時間があるみたいだし、先に参拝してこようか」
神社には出店などの出店もお願いしておいた。普通は出店の許可をするものだと思うけど、許可するも何も店を出そうという発想すら出来ない状態だから、各料理人にこちらからお願いするより他は無い。
「ナナトス、真ん中は歩いちゃいけないんだゾ!」
「何でッスか?」
「神様の通り道だからダ!」
腰に手を当ててドヤ顔で答えるリディア。
「へぇ~、そうなんだ!」
「リディアちゃん、よく知ってますね」
「フフンッ♪」
そこは私に聞いたとか、そういう返しは無いんだな……
途中の手水舎で、両手と口を清める。
「あ、一応作法があるから、私と同じ順番でやって」
柄杓に水を汲み、左手、右手と清め、口をすすぐ。最後に柄杓の柄を清める。
「手洗うのにも作法があるんスか? めんどいッスね!」
「文句は神様に言って」
もっとも……トロル神は私が無理矢理創作して名付けた新興の神様だけど……
社に着いた。
「じゃあ、参拝の仕方も説明するね。まずこの上から垂れ下がった綱を振って鈴を鳴らす。神様に気付いてもらえるように大きく振ると良いらしいよ。そして二回お辞儀。次に二回拍手、その後手を合わせてお祈りする。最後に深くお辞儀。お祈りの際に神様へのご挨拶だったり、今年の抱負だったり、お願いだったりをする」
「作法だらけッスね……」
「文句は神様に」
「もしかして、最初の鳥居くぐる時も作法が必要だったんスか?」
その口ぶりからすると素通りして来たんだな。
まあ、日本人だってテレビでやってくれなきゃ知らない作法だしね。かく言う私も全部テレビで知った知識だし。
賽銭箱も一応作ってもらったものの、通貨制度が間に合わなかった現状では入れるものは何も無い。
通貨が存在しないため、賽銭箱が何のために置いてあるか説明することすらできない。なにせ「お金を神様に捧げて願い事を言うのよ」なんて言ったところで、現物のお金が目の前に無いのだからどうやって捧げたら良いかがわからない。
そのため、みんな参拝後、社の真ん中にドカッと置かれた賽銭箱を見て「あれは何なんだろう?」という顔をしながらその場を後にする。最早ただの置物と化している。
私だけでもお賽銭しておくか。ウォル通貨で良いかしら? お金には違いないし。
チャリンッ
五ウォルを賽銭箱に投げ入れた。
「あ、今何投げたんダ?」
「え? お金だけど……」
「あの中に投げ入れるのカ? リディアもやりたイ!」
「じゃあ、俺っちも!」
「我も!」
「じゃあ、私たちもやって良いですか?」
「えぇ……」
結局のところ、同行してた全員が「投げたい!」と言うので、全員に少額のウォル通貨を渡した。
リナさんは自分で出したものの、文化とは違い建物が必要な神社は、流石アクアリヴィアにも存在せず、この風習までは知らないらしい。
まあ、これで賽銭箱の意味を知ってもらえるなら良いか。
「じゃあ、みんなもう一回お参りして」
「え? 何でッスか?」
「本来はお賽銭あげてからお参りするものだから」
全員でもう一度お参りする。
社務所付近に戻ってみるものの、初めてやるためか準備に手こずっているようで、もう少しかかりそうだ。
小石拾って落とし玉、やられた人はどれくらいいるでしょうか?(笑)
実を言うと私はやられたことはないですが、知識として知っていたので盛り込んでみました。
次回は5月23日の20時から21時頃の投稿を予定しています。
第207話【】
すみません、今書いてるのが少々ややこしく、今回もまだ決まり切っていないので、決まり次第書き換えますm(__)m
「えっ!? 誰に聞いたの!?」
ナナトスがリナさんを指さす。
「あ、言っちゃまずかったですか? アクアリヴィアでは大分昔に亡者の方が広めて、既に定着しているので。私も上の兄の子や親戚の子にあげてましたよ」
ややこしいことになった……まだ通貨が無いのにお年玉とは……
今年はまだあげるべきお金が無いからスルーする予定でいたんだけど……
「わかった。ナナトスとカンナーにお年玉をあげるわ」
と言いつつ、その辺で丸い石ころを拾う。
「手を出して」
「手を?」
「なんスか?」
二人が両手を差し出す。
「はい、お年玉」
と言いながら、今拾った石ころを二人の手に落とす。日本の大人がやる定番ギャグだ。
「え? えっ? これがお年玉ッスか? なんも嬉しくないッスけど……これのどこにテンション上がるんスか?」
「ナナトス待って! アルトラ様がやったことなんだからきっと何か意味があるんだよ!」
「フフ……それ、私も子供の頃やられましたよ」
リナさんは経験済みか……アクアリヴィアには相当日本の文化が浸透しているらしいわね。
「カンナーごめんね~、これに意味は無いのよ。本当はお金をあげるところなんだけどね。残念ながら年内に通貨制度間に合わなかったから……」
「今の俺ッチたちじゃ、お金貰っても嬉しいかどうか想像すらつかないんスけど……」
「それは通貨制度が始まってみればわかるよ。凄く嬉しいと感じると思うから」
「そうなんスか? じゃあ通貨制度始まったら改めてお年玉くださいッス!」
「え゛っ!? マジ?」
「はいッス、そうしたらありがたみが分かるじゃないッスか!」
想定外の返しが返って来た……
「わかったよ、あなたたちが覚えてて、私のところに貰いに来たならあげる」
「絶対ッスよ!」
「期待してます!」
う~ん、正月以外にお年玉あげるって、妙な約束をしてしまったわ。
ひとしきりやり取りをした後、後ろから声をかけられた。
「アルトラ、明けましておめでとう。今年もよろしく頼むぞ」
「皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します」
「みんな、明けましておめでとう! 今年もよろしくね!」
振り返ると……丸い体型の人が三人。
誰だこの三人……?
「申し訳ないんだけど、あなたたち誰?」
「我、我」
この町で一人称『我』って言うのは一人しかいない。
「フレハル? 凄い格好ね……」
フレアハルトとお付きの二人らしい。
「今日は出て来れたのね。寒さで引っ込んだままかと思ったけど」
「昨日の寒さよりは大分マシだったから仕方なくだがな。初詣に来て何か祈願しろと回覧板で回ってくるから」
「いや、義務ってわけじゃないけど……」
「そうなのか? ではすぐ帰って寝るか」
「いや、ここまで来たんならお願いしていきなよ。それにしても凄く着膨れしてるね……」
三人ともしこたま着込んでいる。
「何枚重ね着してるの?」
「わからん、数えておらん。十着から二十着の間ではないかと思うが……これでもまだ寒い。あと……締め付けられて苦しい」
着物組とは別の苦しさを味わってるわけか……
頭まで覆ってしまって、声を聞かないと最早誰だかわからない……
「ときにアルトラ、お主の故郷には『お年玉』なる民衆が高揚する行事があると聞いたが」
フレアハルトも小耳に挟んでいたか!
リナさんを見る。
「わ、私じゃないですよ!」
両手を振って否定された。
と言うことは、リナさんから聞いたナナトスからの又聞きってことかな。
「わかった、手出して」
「手を? 何だ?」
「はい、お年玉」
と言いつつ、ナナトスたちにやったことと同じことをする。
「それ、さっき俺ッチたちにもやったじゃないッスか……」
「? これが何だ? 何の意味があるのだ? これをされて我は何をすれば良いのだ?」
「玉を落とすから落とし玉」
「で?」
「それだけ」
「嬉しくないぞ!? 何でこれに高揚するのだ!?」
「まあこれがお年玉ってのは冗談なんだけど、残念ながら貰えるのは子供だけで、大人は貰うよりあげる側なのよ。だからフレハルはあげる側。高揚するどころかあげるのが好きじゃない人は意気消沈するかも」
私は親戚の子にあげるのとか、割と楽しみだったから良かったけど。
「なにぃ!? そう……だったのか……それで本当はお年玉とは何だ?」
「私の故郷では『お金をあげること』ってのが常識かな。この町にはまだお金が無いから……あなたの場合は……う~ん、金とか? 金なら大分蓄えてるでしょ?」
「金だと!? ず、随分太っ腹なことをしておるのだな、お主の故郷の者たちは」
金はちょっと言い過ぎかな……?
「まあ、金はちょっと言い過ぎちゃったかもしれないけど、多少貴重なものってところかな。子供以外なら部下にあげたりもするから、良い機会だしアリサやレイアに金でもあげたら?」
「……うむ、そうだな。たまには労うのも悪くないな」
その時、リーヴァントが臼と杵を担いで表通りに出て来た。
もうすぐ餅つきが始まるみたいだ。
「本来のお年玉が、もうすぐ始まるよ」
「どういうことッスか?」
由来についてカイベルが説明してくれる。
「本来のお年玉というのはお餅のことなのです。元々は歳神様にお供えした丸い餅を家長が家族や奉公人にお下がりとして配ったことに由来します。配られる餅が『“歳”神様の“魂”が込められた餅』であるということから『御歳魂』と言われ、のちに『お年玉』と書かれるようになったということです。その他にも丸い餅だったため、それを『玉』に見立てて『お年玉』とされたなど、場所や発生時期によって違った話があります」
「ってことは、お年玉ってその餅ってやつのことッスか? それで今リーヴァントさんはその餅とかいうのを作る準備をしてるんスか?」
「そうです。当時、お餅は貴重なものであったため、それを配られた方々は大層喜んだようですよ」
「じゃあ俺ッチたちも初めて食べるから楽しみッス!」
「まだ少し時間があるみたいだし、先に参拝してこようか」
神社には出店などの出店もお願いしておいた。普通は出店の許可をするものだと思うけど、許可するも何も店を出そうという発想すら出来ない状態だから、各料理人にこちらからお願いするより他は無い。
「ナナトス、真ん中は歩いちゃいけないんだゾ!」
「何でッスか?」
「神様の通り道だからダ!」
腰に手を当ててドヤ顔で答えるリディア。
「へぇ~、そうなんだ!」
「リディアちゃん、よく知ってますね」
「フフンッ♪」
そこは私に聞いたとか、そういう返しは無いんだな……
途中の手水舎で、両手と口を清める。
「あ、一応作法があるから、私と同じ順番でやって」
柄杓に水を汲み、左手、右手と清め、口をすすぐ。最後に柄杓の柄を清める。
「手洗うのにも作法があるんスか? めんどいッスね!」
「文句は神様に言って」
もっとも……トロル神は私が無理矢理創作して名付けた新興の神様だけど……
社に着いた。
「じゃあ、参拝の仕方も説明するね。まずこの上から垂れ下がった綱を振って鈴を鳴らす。神様に気付いてもらえるように大きく振ると良いらしいよ。そして二回お辞儀。次に二回拍手、その後手を合わせてお祈りする。最後に深くお辞儀。お祈りの際に神様へのご挨拶だったり、今年の抱負だったり、お願いだったりをする」
「作法だらけッスね……」
「文句は神様に」
「もしかして、最初の鳥居くぐる時も作法が必要だったんスか?」
その口ぶりからすると素通りして来たんだな。
まあ、日本人だってテレビでやってくれなきゃ知らない作法だしね。かく言う私も全部テレビで知った知識だし。
賽銭箱も一応作ってもらったものの、通貨制度が間に合わなかった現状では入れるものは何も無い。
通貨が存在しないため、賽銭箱が何のために置いてあるか説明することすらできない。なにせ「お金を神様に捧げて願い事を言うのよ」なんて言ったところで、現物のお金が目の前に無いのだからどうやって捧げたら良いかがわからない。
そのため、みんな参拝後、社の真ん中にドカッと置かれた賽銭箱を見て「あれは何なんだろう?」という顔をしながらその場を後にする。最早ただの置物と化している。
私だけでもお賽銭しておくか。ウォル通貨で良いかしら? お金には違いないし。
チャリンッ
五ウォルを賽銭箱に投げ入れた。
「あ、今何投げたんダ?」
「え? お金だけど……」
「あの中に投げ入れるのカ? リディアもやりたイ!」
「じゃあ、俺っちも!」
「我も!」
「じゃあ、私たちもやって良いですか?」
「えぇ……」
結局のところ、同行してた全員が「投げたい!」と言うので、全員に少額のウォル通貨を渡した。
リナさんは自分で出したものの、文化とは違い建物が必要な神社は、流石アクアリヴィアにも存在せず、この風習までは知らないらしい。
まあ、これで賽銭箱の意味を知ってもらえるなら良いか。
「じゃあ、みんなもう一回お参りして」
「え? 何でッスか?」
「本来はお賽銭あげてからお参りするものだから」
全員でもう一度お参りする。
社務所付近に戻ってみるものの、初めてやるためか準備に手こずっているようで、もう少しかかりそうだ。
小石拾って落とし玉、やられた人はどれくらいいるでしょうか?(笑)
実を言うと私はやられたことはないですが、知識として知っていたので盛り込んでみました。
次回は5月23日の20時から21時頃の投稿を予定しています。
第207話【】
すみません、今書いてるのが少々ややこしく、今回もまだ決まり切っていないので、決まり次第書き換えますm(__)m
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
4503
-
-
29
-
-
22803
-
-
140
-
-
440
-
-
35
-
-
4
-
-
125
-
-
26950
コメント