魔王と勇者は転生者ー絶対こいつには殺されん!ー

根暗貧乏

熊口龍聖の死

俺は熊口龍聖。高2だ。彼女は作る気ねぇ。

得意な事はスポーツで嫌いな物は早上御虎。最近はゲームや漫画にハマってる。

そんな俺だが今は補習の帰りだ。

御虎に会わねぇためにわざと赤点をとったのだが……

「クソがー!!」

どいつもこいつも俺が赤点をとったのがそんなに嬉しいか!

勝ち誇った顔向けやがって。俺はいつも全部満点で、手抜いてなきゃ今回も満点だっつーの!!

まぁ御虎もいつも満点だから今週は帰りは会わねぇな!

やったぜーー!!!

「バン!」

誰かがぶつかってきた。

「すまん」

「いや、別に…」

次から気をつけろよ  と言おうとしてぶつかってきたやつを見ると……
御虎だった。

「て、何で御虎、テメーがいやがるんだ!」

「テメーに会わねーように補習に自主参加したんだぞ!」

「今はテメーにかまう気分じゃねーんだよ」

なんだとテメー!  と御虎に掴みかかろうとした。          ーーーその時

「バコ!!!」

俺は空をとんだ。トラックにはねられたのだ。

クソ痛ぇ。俺…死ぬのか?

漫画みてーに転生なんかできればいいなぁ。

なんてバカらしいことを考えながら俺の意識は消えた。









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