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本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。

なつめ猫

港町ケイン防衛戦(3)




 次から次へと、スキル『気配察知LV10』を使うことで、大型の猪を鉄の剣を振るい倒してはアイテムボックスへと放り込んでいく。

「カズマさん! 連れてきました!」

 声のした方へと視線を向けつつ、アイテムボックスから、握りこぶし程の大きさの石を取り出し、投擲する。
 石は、俺の過剰なまでに強化された身体能力と『投擲LV10』のブーストを受けて、凄まじい速さで飛んでいき1メートルほどの猪の頭を吹き飛ばす。
 それと同時に視界内に半透明のプレートが表示されてログが流れる。



 ――LV7になりました。
 ――スキル『スナイパーLV1▲』を習得しました。



「ようやくレベル7か」

 やはり雑魚狩りばかりをしているからなのか、中々、レベルは上がらない。
 俺は毒づきながら、スキル『スナイパーLV1▲』をLV10へと変更する。



スキル
『片手剣LV10』
『投擲LV10』
『気配感知LV10』
『鷹の目LV10』
『状態異常無効化LV10』
『スナイパーLV10』



 スキルも6個目。
 以前のゲームなら、スキルの習得は、道場NPCからも得ることは出来たが、ここの世界には、そんなモノは存在しないのでスキルを習得する時間こそ掛からない物の、ゲームとは異なって習得するまでのプロセスが不明瞭で時間がかかる。

「カズマさん!」
「どうした? エミリア」

 視界内のシステムをチェックしていたところ、緊張を含む声色で話しかけてくるエミリアに俺は、すぐにシステム画面を閉じて、視線を向けた。
 すると彼女は押し黙ったまま、指先をある一点へと向けた。
 そこには、高さ5メートルほどのストーンゴーレムが存在しておりウロウロとある一点で動いては止まっている。

「ストーンゴーレムか」
「はい。ただ、冒険者ギルドの受付の人は……」
「だな」

 ケインの冒険者ギルドでは、ストーンゴーレムが出現するような事は言っていなかった。
 ただ、町から遠ざかればモンスターの生息地は変わるだろうから、それが全てとは思ってはいないが……。
 それでも、ここは町からの距離は10分もない。
 そんなに近い場所で、認知していないモンスターが出現することは、おかしくないか?

「とりあえず倒すぞ」
「はい!」

 俺は、エミリアを後方支援に置きダッシュでストーンゴーレムに近づき、鉄の剣で斬撃を放つ。
 鈍く重く堅い手ごたえが、手のひらから伝わってくると同時にストームゴーレムは粉々に砕け散る。
 そして、跡には赤く光る直径10センチほどの玉が残った。


 





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