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本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。

なつめ猫

回復魔法を習得しよう。




 次に視線を魔法のアイコンへと向けて選択をする。
 するとゲーム画面のままのアイコンが開く。

 魔法欄一覧
『ヒールLV1▲』

「いつの間にかヒールを覚えているのか」

 そういえば、アルドガルド・オンラインは、長い修練を経て一度習得した技や魔法は、転生システムを利用したあとは、全てを忘却していても、一度、見るか体感するだけで覚えることが出来たな。

「そうなると……。強化も出来るのか?」

 『ヒールLV1▲』の▲部分を選び選択する。
 すると視界内に半透明のプレートが表示されログが流れる。

 ――『ヒールLV1』を進化させますか?(y/n)

「完全にゲームのままだな。それならヒールは最高レベルにしておいた方がいいだろう」

 ――『ヒールLV1』を『ヒールLV10』まで進化させました。

 ログが流れたのを確認した所で、魔法一覧を確認する。

 魔法一覧

『ヒールLV10』

 それを見て、俺はホッとする。
 俺の予想通りの展開に安心しながら――。

「ヒールLV10!」

 俺は回復魔法を発動させる。
 すると白い1センチ程度の大きさの光が俺の周囲を周りはじめ弾ける。
 
「体は、完全に回復しているか」

 炭と化して痛みを感じていなかった両腕は完全に回復している。
 指先まで問題なく動くことを確認し、俺は針葉樹の大木へと背中を預け――、システムウィンドウを開こうとするが、エラー音だけ出て開かない。
 どうやら、ログアウトやヘルプ機能は使えないようだ。

「MAPが見られるのは救いだな」

 正直、ゲームをしている時代には斜め上から見下ろす感じでキャラを動かしていたのでMAPなどは、あまり必要としていなかったが、実際にゲームというか現実の世界に放り込まれるとMAPというのは重要な要素だ。
 ダンジョンなどでは特にMAPというのは生死に関わる問題だし、物資の搬送などもあるので攻略にも直接関わってくる。
 勇者パーティに所属していた時は、俺は必死にMAPを書いていたものだ。
 それだけMAPというのはチート能力と言ってもいい。

「とりあえず、体は治せたし、何かあった時の為に、基礎ステータスは上げておいた方がいいな」

 本当は、レベルが上りきってからステータスを上げて微調整するのが一番効率がいいんだが、そうも言っていられない。
 何せ、この異世界は現実であってゲームではないのだ。
 ステータス画面を開く。

 ステータス
【レベル】1
【物理攻撃力】10
【物理防御力】10
【移動回避力】10
【魔法攻撃力】10
【魔法防御力】10

【残りポイント】9990

「残りポイントが10減っているのは、ヒールのレベルを10に上げたせいか。本当にゲーム内のまんまだな。そうなるとステータスも999が最高か」

 ステータスを、全て999まで上げておく。

 ステータス
【レベル】1
【物理攻撃力】999
【物理防御力】999
【移動回避力】999
【魔法攻撃力】999
【魔法防御力】999

【残りポイント】4945

「とりあえず、これで何とかなるはずだ」

 俺は近くの手のひらサイズの石を掴み軽く握りしめる。
 するとミシッという音の後に小石は砕け砂へと変わった。
 どうやら、ステータスを上げるだけで身体能力が上がるようだ。

「お待たせしました」

 一通り、システムのチェックが終わったところで針葉樹の森から、エミリアが、ウサギを獲って戻ってきた。





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