──破滅回避の転生令嬢── 悪役令嬢、世界を救うため「書記長」というハズレ職業から冷たい戦いを制し、世界を二分する勢力の指導者にまで成り上がります

静内 燕

登場人物 設定 


榎本秋乃(えのもとあきの)

主人公。

単純明快で考えるより行動するタイプ。周囲へのやさしさと熱いハートを持ち、どんな時でも戦い続ける強さがある。

悪役令嬢が主人公の「令嬢と行く物語」を徹夜でプレイしたが、まさかのバッドエンド。
そしてその影響で周囲の出来事に気付かず事故で死んでしまい、この世界に転生したのだった。

彼女はラスト=ピアに来るまで、センドラーとして生きていてそれまでの記憶をすべて知っている。

そしてラスト=ピア以降はセンドラーのもう一つの人格として彼女と一緒に行動を共にすることとなった。




センドラー

グレーナー=フォン=センドラー
金髪でロングヘア。長身、美しさを全面的に押し出した様な顔つき。
秋乃とは対照的に冷静沈着で、冷酷な性格。リムランド王国では「鋼鉄の令嬢」とも言われていた。

強い信念や正義感を持ち、そのためには決して自分を曲げない。
また、強い魔法使いの素質を持ち、身体を張って戦うことも出来る。

しかしその傲慢ともいえる性格が災いして、周囲から疎まれやすい。
そして周りの官僚や王家から嫌われてしまい、リムランドから追放。
最果ての地と呼ばれる「ラスト=ピア」へと事実上の島流しになってしまった。


しかし、本当は国民想いな性格。
周囲から傲慢に見えていたのも、正義感が強く、周囲の官僚や貴族たちの腐敗がひどくそれを許さない、一人で戦っていたことへの裏返しでもあった。

それを防ぐために一人必死になって戦っていたことの裏返しでもあった。

数年前、その正義感から一人の女神「アテナ」によって目を付けられる。


アテナはセンドラーに銀色に光り、女神の絵が彫られている首飾り。通称カルトゥーシュを受け取った。
そしてその力により、今の自分に欠けているもの「周囲の感情を理解し、力を合わせることができる自分。秋乃」を手繰り寄せられる。

秋乃は周囲のことを気遣ったり、理解したりできる長所。どんなに逆境でも強い気持ちと情熱を絶やさない長所。


センドラーは正義のため、周囲のために時には非情になれる、そしてどんなに絶望でも最後まで現実を見つめて戦う長所。
その特性を互いに生かし、戦っていく。


秋乃とセンドラー。共に自身の短所を補い合い、世界を救うために戦い続ける物語。



カルトゥーシュ

銀色の首飾り。女神の絵が彫られている。
センドラーがリムランド王国で世界の平和を望む一人の女神から受け取ったもの。

センドラーの真の結末を最初に見た人物をこの世界に転生させる力、そしてその人物の魂を失った肉体の代わりに収容する器の役割を果たしている。

そしてその力によって秋乃が引き寄せられ、もう一人の人格として戦うことになった。
秋乃の魂の在処になっている役割も果たしている。




ライナ。

小柄でほっそりとした、黒髪でロングヘアの女の子。
主人公センドラーと出会い。その後、慕うようになる


ミット

ピンクの髪で、猫耳を付けた少女。
元々遠い国で育ち、半ば騙されてこの地にやってきた。


戦乱のある遠い所から来た。途中からセンドラーの元にやってくるのだが?

          

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