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とある冒険者の日記 ~異世界転移は突然過ぎやしませんか?スキルDIYって何です?器用貧乏な俺は異世界で今日も生きていく。

華音 楓

七日目② 二度あることは三度ある

 少しテンション高めで冒険者ギルドを出た俺は、いつものように東門へ向かった。
 東門へ向かう大通りは鍛冶屋街になっていて、いろいろな音が聞こえてくる。
 金属を叩く音。
 親方の怒鳴り声。
 弟子の悲鳴。
 何か爆発する音…
 ん?爆発?!
 ってなんでみんな驚かないの?
 あ、そうかきっとそれも日常なんだろうな。

 そんな音を聞いてると楽しくなってくる。
 きっと俺もモノ作りが好きなんだと思う。

 いろいろなことを考えながら、軽い足取りで移動していた。
 そう、東門へ向かいたかったはずなんだけど…
 そうはいかなかった…

 何でだろう、俺の目の前に数人のチンピラっぽいのが集まってるんだけど…
 ここ大通りなんだけど?道を塞いだら住民の迷惑じゃないか。
 それになんか見たことある3人がいる…
 あ、この前の自称先輩たちじゃないか。
 とりあえず暇人なの?

「おいてめぇ!!てめぇのせいで俺たちのランクが下がっちまったじゃね~か!!どうしてくれるんだよ!!あぁ?!」

 はい来ました。テンプレありがとうございます!!
 つか、お前たちのランク云々はしらんがな。
 めんどくさいから、軽くあしらって東門へ向かおうとしたら…

 わき道からぞろぞろと人が集まり出した。

 お仲間の追加入りま~す。
 うん、めんどくさ…。

「兄貴あいつでさぁ、あいつがウソをついたせいで俺たちがこんな目に…。」

 うわ~厳つい”いかにも”な人出てきた~
 後ろから見上げるばかりの大男が姿を現した。
 見た目的にはギルマスに近いんだけど…
 迫力は全くと言っていいほど雲泥の差だ。
 怖いって感じがしなかった。

「お前か?覚悟できてんだろうな?」

 できてるも何も…
 知らんがな。
 大事なことなのでもう一度言おう
 知らんがな。

 うわ~、なんか拳ボキボキ鳴らしながらこっち来るんですけど?

 こっちくんなし!!

「何も言わねぇ~ってことはそういうことなんだな。とりあえず死んで来い!!」

 厳つい人…もういいや、兄貴(笑)で。
 気合一発。兄貴(笑)がいきなり殴りかかってきた。
 俺もさすがに殴られたくないから攻撃を避けた。

ガン!!

 うわ~後ろの看板壊しちゃったよ。
 どうすんだよそれ。
 それはもう派手に看板が壊れてしまった。
 それを見ていた店主が泣きそうな顔でこっちを睨んでいた。
 俺を見られても困るって。壊したの兄貴(笑)なんだからさ。

「ほう、これを避けられるか…。では、次は本気で行くぞ!!」

 マジですか?
 兄貴(笑)がまた殴ってきたんだけど…

 おっそ!!

 これで本気ってマジですか?
 確かにゴブリンよりは早いけど…
 ギルマスのおっさんに比べたら月と鼈、兎と亀的な比べるだけ烏滸がましい感じがしてしまう。
 もう面倒だから、ぶんなぐって終わらせていいよね?

 ゆっくり殴ってくる右腕を躱しつつ、懐に入って、はい、右アッパー。
 俺の右こぶしが兄貴(笑)の鳩尾にクリーンヒットした。
 それはもう見事に。
 手にボキボキって感触が伝わってきた

 あ、やべ、やりすぎたかも。
 なんか吐いて痙攣してるし…
 うん、俺しらね。

ピコン!!

『スキル【ステップイン】を習得しました。』

 なんかスキルも覚えたし。
 俺はとてつもなくめんどくさくなり、その場をさっさと離れた。

「兄貴!!!!」
「待ちやがれ!!くそ!!衛兵呼んで来い!!」
「いやむしろ治療師だろうが!!」
「なんでもいいから早くしやがれ!!」

 後ろで、なんか騒いでるけど…
 知らんがな!!

 俺はすべてを無視して、東門へ再度移動を開始した。

★★★★★★★★★★★★★★

ここまでお読みいただきありがとうございます。

よし来たテンプレ回。
いや~困ったときのテンプレ様。
作者の強い味方です。

では、次回をお楽しみください。

※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。

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