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とある冒険者の日記 ~異世界転移は突然過ぎやしませんか?スキルDIYって何です?器用貧乏な俺は異世界で今日も生きていく。

華音 楓

六日目① ステータスを確認する。

 朝起きて、食堂で食事を済ませて、ギルドへ向かう。
 これが朝のルーティンだ。

 今朝のご飯は…
 お、これは!!
 な、ナ、納豆だと!!
 これ絶対昔に日本人召喚されてるだろ!?
 俺が初めての日本人じゃないことが確定した瞬間だった。
 どんだけ召喚してんだよ王国は…

 それはともかく…
 懐かしいな…
 もう食べれないと思ってた。

 うまいな…

 食堂のおばちゃんに聞いたら、ずっと昔に召喚された勇者様と賢者様が作ったんだとか。
 この世界でも米に近い穀物の栽培がおこなわれていて、それを見た賢者が作ったんだとか。
 最初は全く広まらなかったんだけど、勇者様と賢者様がうまそうに食べているからと広まったそうだ。
 ちなみに、美容効果が期待できるってことで、貴族社会に爆発的広がりを見せたそうだ。

 うん、過去の召喚者に敬礼!!!!

 でもさ…欲を言えばご飯が欲しかった…
 ハムチーズエッグに堅パンと納豆ってどんな組み合わせだよ!!

 とまあ、なんだかんだで朝食を堪能した俺は一つ気になることがあった。
 そう、昨日新たな職業とスキルを貰った気がした。
 っていうよりも、そんな声が聞こえた気がした。
 どうやって確認すればいいのだろうか…
 とりあえず冒険者ギルドに行って聞けば教えてくれるだろう。

 朝食の後、身支度を終えた俺は隣の冒険者ギルドへと向かった。
 宿舎の門で職員からいつもの「行ってらっしゃい。気を付けて。」って言ってもらえた。
 うん、今日も気を付けて頑張ろう。



 冒険者ギルドについた俺は違和感を感じた。
 昨日までとはうって変わって、とても静かだった。
 おかしい、いつもなら絡まれてるはずなんだけどな?
 逆になんだか気持ちが悪いと思えてしまう。
 まぁ、良いか。静かなのに越したことはないし。
 ちなみに、ギルド会館内は昨日の崩壊がウソのようにきれいに補修されていた。
 おそらく俺が帰った後、職員が必死で直したんだろうな…

 俺は受付カウンターへ行き、キャサリンさんにスキルとかの確認について教えてもらった。

「キャサリンさんおはようございます。ちょっと聞きたいことあるんですがいいですか?」
「おはようございます。カイト君。昨日は御免なさいね。それでどんなこと知りたいの?」

 俺は自身の職業とスキルについて確認したんだが…
 職業【なんでも屋】とスキル【DIY】は記録にないとのこと。
 なんでも、ギルドができて数百年になるらしいけど、一度もそのような職業とスキルは報告されていないそうだ。

 なので、どうやった調べたらいいか聞いてみたら、簡単だった。

「ステータス」

 で、確認できるらしいって……できちゃったよ。
 俺の目の前に『ステータスボード』と呼ばれる透明な板が現れた。
 本当に謎仕様であるとしか言いようがないな。

ーーーーーーーーーー

基本情報

 名前:カイト=イシダテ
 年齢:25
 性別:男性
 種族:ヒューマン
 職業:なんでも屋
 称号:転移者

ステータス

 HP :100
 MP :  0
 SP : 20
 体力 : 10(+3)
 力  : 50(+3)
 知力 :  1
 魔力 :  1
 素早さ: 70(-3)
 魅力 :  5
 幸運 : 50

スキル
 技能 :DIY レベル1…手作業アイテムの作成▼

 魔法 :なし

装備
 頭  :なし
 体  :豚皮の鎧(体力1UP・素早さ1DOWN)
 腕  :
 腰  :豚皮の腰当(体力1UP・素早さ1DOWN)
 足  :豚皮の靴(体力1UP・素早さ1DOWN)
 右手 :ショートソード(力3UP)
 左手 :
 装飾品:

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 うん、強いのこれ?
 力と素早さだけが突出してるね…
 これっていわゆる…脳筋…
 ばかでごめんなさい…

 キャサリンさんに、俺と同じGランクの冒険者について聞いてみた。
 個人情報だから詳しくは教えられないとのことだったけど、俺と比較してどうだかってことは教えてくれた。
 正直、ここまで極端な例はまれにみるとのことだった。

 つまり、まれにみる脳筋…
 キャサリンさん曰く、魔法は諦めるしかないかもしれないってことだった。
 俺のファンタジー返してくれ!!

 そしてもう一つ俺の心を折るステータスを発見してしまった…
 魅力値が……

 5

 キャサリンさんは、床に這いつくばった俺を優しく慰めてくれた。

★★★★★★★★★★★★★★

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ついにステータスの全貌が明らかに!!
この世界にはレベルは存在しておりません。
某サガシリーズ的イメージでいていただけるとわかりやすいかと思います。
とあるキ〇ト君曰く、レベル差は絶対だ…
っていうストーリーが何となく作者に合わなかったためこうなりました。

では、次回をお楽しみください。

※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。

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