竜としてこの世界で生きていく

キリくん

プロローグ

─いつもの日常、それがいつまでも続くことが一番の幸せだと俺は思っている。
だが、多くの人間の中にはこんなことを思う人がいるのではないだろうか?
  

                  「何か起こらないかな。」と...


俺も昔はそう思ったことがあった。けれど、もし本当になにかが起きたらいつもの日常は二度と帰って来なくなるかもしれない。事故、殺人、誘拐、そんなことだってその「何か」になるんだから。だから俺は少し後悔している。だってこんなことになるなんて想像すらしてなかったのだから────



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