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【変態ゴレてん】変態少年が異世界に転生してゴーレムになったから魔改造を施したけれど変態は治りませんでした。追伸、ゴーレムでも変態でも女の子にモテたいです。

ヒィッツカラルド

第10話【拘束の褒美】

俺がクレアに続いて秘密基地の階段を下り始めると、後方で草木が動いて扉を隠す音が聞こえてきた。

クレアは構わず階段を下るので俺も後に続く。

『この階段、ちょっと狭くね?』

「そうか?」

『バックパックが時折壁に引っ掛かるぞ……』

クレアが振り返り俺を見上げた。

「すまぬ、そこまで考えていなかった」

『荷物が多すぎなんだよ』

俺はバックパックを壁に擦りながら階段を下った。

階段を下りきると少し広いスペースに出た。

『まさに穴蔵だな……』

直径5メートル程度のスペースはドーム型だった。

階段と一緒で壁や天井から木の根が飛び出ている。

そのスペースには何もない。

ただの空間だ。

『何も無い秘密基地だな。ここで一晩過ごすのか?』

「違うわよ」

『そうなん?』

クレアが壁の前で呪文を唱える。

すると土が剥き出しだった壁から煉瓦作りの壁と鉄の扉が現れた。

『また隠蔽魔法ってやつか……』

「そうよ」

二重の隠蔽なのだろう。

クレアは扉を開けると奥に進む。

俺も後ろに続いた。

今度の通路は煉瓦作りのちゃんとした通路だった。

そして、暫く歩くと広い部屋に出る。

10メートル四方の部屋だった。

今度の部屋にはベッドやテーブルがある。

壁際には書物がぎっしりと詰まった本棚が並んでいた。

ベッドに腰かけたクレアが言う。

「荷物は適当に置いといて」

『ここが秘密基地の中枢か?』

「そうよ。マリアンヌ様の館が崩壊した時のために、貴重な書物を前もって移動させて置いたの。館と一緒に失うには惜しいからね」

『へぇ~、準備が出来ていたんだ』

「じゃあ、夜も遅いから私は寝るわよ」

そう言うとクレアはシーツを被ってベッドに横になった。

クレアは疲れていたのか直ぐに眠りに落ちる。

『あらら、もう寝ちゃったよ……』

俺は椅子に腰掛けたままベッドで寝るクレアを眺めていた。

暇だ……。

『俺は眠らないんだよな……』

俺はひたすらクレアの寝顔を眺めていた。

『暇だ……。美しい顔を眺めている以外にやることがないぞ……』

俺は立ち上がるとベッドに近付く。

顔をクレアの寝顔に近付けた。

『クンカクンカ……』

ああ、残念だ……。

俺には嗅覚が無いのだ。

眼前に可愛らしく吐息を立てて眠る美女が居るのにクンカクンカと匂いすら嗅げないなんて不幸だ。

不幸過ぎる。

今度、嗅覚追加も取ろうかな。

そうすれば美女の匂いも嗅ぎ放題だ。

でも、もうポイントは使いきった。

畜生……。

そう考えながら俺はバックパックからステータススクロールを取り出した。

今一度ステータスを確認する。

『あれ?』

あらら、感触追加を取るために使ったはずのポイントが少し回復している。

いや、新しくゲットしたのかな?

0になったはずのボーナスポイントが20と表示されていた。

『パペットゴーストを四体倒したからポイントを獲得出来たのかな』

だとすると、四体倒したから一体5点の計算なのか。

なるほど、敵を倒せば倒すほどポイントが稼げるんだな。

これならモンスターと戦う理由になるぞ。

ドンドンとボコってガッポガッポかせいでやる。

まあ、それは明日からだな。

今は──。

俺は横で眠るクレアを見た。

そぉ~~っと近付くと、シーツを摘まんでゆっくりとずらした。

横向きに寝るクレアの胸下までシーツをずり下げる。

『よし、これで……』

続いて俺は人差し指を立ててクレアの胸に近付ける。

それから優しくクレアの胸をツンツンっと突っついた。

『柔らか~~い♡』

最高の感触だ。

始めて女性の胸を触ったぞ。

こんなに柔らかいなんて、想像していた 以上だぜ。

ホワホワのマシュマロみたいだな。

俺は何度も指を律動させてクレアの胸の弾力を堪能した。

やっぱり大は小を兼ねるって言うよね。

大きいことは良いことだ。

最高である。

「何をしている……」

『あっ……』

俺が豊満な胸を突っついているとクレアが目を覚ました。

クレアは横になったままの姿勢で覚めた眼差しを俺に向けていた。

その相貌からは軽蔑の色がたっぷりと窺える。

俺は言い訳を口に出す。

『弾力の確認をしていました……』

「そうか」

クレアが静かにベッドから出た。

そして、部屋の隅から鎖の束をジャラジャラと引っ張って来る。

「なあ、アナベル。鎖で縛るが、問題無いよな?」

クレアの口調は不機嫌だ。

俺は弱々しく答える。

『も、問題ありません。むしろご褒美です。ありがとうございます……』

「そうか」

クレアは遠慮無く俺を鎖でグルグル巻きにする。

更に壁際に引きずって行くと柱に俺の体を固定した。

「いいか、アナベル。覚えておけ。私は眠りを邪魔されるのが一番の不快なのだ。だから私の眠りを二度とじゃまするなよ」

そう言い残すとクレアは再びベッドに戻った。

直ぐに眠りに落ちる。

『この女、オッパイを触られたことに怒ってる訳じゃあないぞ。睡眠を邪魔されたことに怒っていやがるんだ……』

俺は柱に縛られたまま、その晩を過ごした。

『退屈だ……。縛られたのはご褒美だが、放置は退屈だ……。いや、この放置もご褒美なのか、放置プレイなのか!?』

そう考えるとドキドキが止まらない。

俺の興奮は暫く収まることはなかった。

ドキドキの夜が続く。



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