【変態ゴレてん】変態少年が異世界に転生してゴーレムになったから魔改造を施したけれど変態は治りませんでした。追伸、ゴーレムでも変態でも女の子にモテたいです。
第16話【数値の確認】
俺はファイアービートルからランタンの油を取ると森の中の洞窟ハウスに帰って来た。
日は沈みかけている。山の斜面を生かして作られた家の壁に、森の上から夕日の赤い光が差し込んできていた。
俺は畑の広がる庭先を横断すると、木製の扉を開けて帰宅を愛する同居人に知らせた。
『クレア、ただいま~。油を取ってきたよ~』
するとキッチンの方から夕飯の調理に励むクレアが白いエプロン姿で挨拶を返す。その姿は夫の仕事帰りを待っていた若妻のように俺には映った。なんか、良い気分である。
「お帰り。じゃあ倉庫に入れといてくれないか」
でも、クレアの口調はいつも道理でやや冷たい。だが、その塩対応が堪らないのだ。
俺には分かる。本当は、クレアが俺の事を心の底から愛していてくれている事を、俺は知ってるのだ!
『分かったよ~』
俺は倉庫に油の小樽を置いて来るとリビングに戻った。その間もスキップが止まらない。やっぱり新婚生活って堪らないよね。
するとエプロンを外したクレアが矢筒に矢をセットして出かける準備を始めていた。
『あれ、今度はクレアが出掛けるのか?』
「狩りだ。晩御飯の肉を狩りに出る。少し肉が足りなくってな」
『そうか、クレアは肉をよく食べるからな〜』
この辺はウサギやらアライグマやらの小動物が多い森だ。それらがクレアの主食だった。
クレアは相手が小動物でも容赦なく狩っては食いまくる。皮を剥いで、肉を削いで、焼いたり煮たりして食べる。狩りした獲物にクレアは可愛いと言う感情は抱かない様子であった。現代のギャルとは感情的に異なるようである。可愛い小動物でも容赦が無い。それだけ逞しいのだ。
『じゃあ、気を付けてね』
俺は手を振ってクレアを見送った。
「ああ、分かっている。それじゃあ行ってくるから留守番を頼むぞ」
『了解~』
俺が見送りの言葉を返すとクレアは弓と矢筒を背負って洞窟ハウスを出て行った。振り返ることすらしない。
『なんだよ、入れ違いですか~……。詰まんない〜』
俺はクレアのお尻を名残惜しそうに見送る。タイトスカートから伸び出たプリプリの太腿が堪らない。細いのに肉付きが程良く百点満点の美脚なのだ。それに後ろから見ても引き締まったウエストは魅惑的だった。安産型の骨盤が男心を擽る。
そして、洞窟ハウスの扉が閉められると、俺は一人寂しく室内に残された。寂しい……。
戸棚から羊皮紙を手に取った俺は、テーブル席に腰掛けるとスクロールを開いて眺める。
『さて、そんじゃあまあステータススクロールをチェックするかな』
俺はリビングのテーブル上に広げられたステータススクロールに手を当てた。すると白紙だったスクロールの表面に魔法の文字が浮かぶ。
─────────
【名前=アナベル】
【クラス=ウッドゴーレムファイター】
【筋力=18】
【体力=無限】
【敏捷=8】
【器用=10】
【知力=12】
【精神=10】
【信仰=3】
【幸運=10】
─────────
【老化無効】【餓死無効】【脱水無効】【呼吸無効】【痛覚無効】【嗅覚無効】【味覚無効】【睡眠無効】【麻痺無効】【毒無効】【魅了魔法無効】【感触追加 Lv1】【建築製作Lv2】【家具製作Lv1】【道具製作Lv1】【農作業Lv1】【日常魔法学Lv1】【傀儡学Lv1】【腕力強化Lv2】【握力強化Lv2】【喧嘩Lv2】
─────────
【日常魔法Lv1】【傀儡魔法Lv1】
─────────
【ボーナスポイント134】
─────────
うむうむ、以前見た時と若干変わってるな。
スキルも増えている。それに魔法も覚えた。日常魔法と傀儡魔法だ。両方ともレベル1で魔法も一つずつしか覚えていない。日常魔法はファイアートーチで、傀儡魔法はアーティファクトリペアだ。
でも、クレアと比べて魔法のショボさがハッキリと分かる。クレアのファイアートーチは野球のボールに火を付けたサイズだが、俺のはマッチの火レベルである。マジで小さい。
明かりにしては小さいから、ランタンや釜戸に火をつけるのにしか使えないのだ。本当に、ただの着火用だな。
アーティファクトリペアはもっと酷い。
クレアのリペアは砕けた部位を一瞬で修理してしまうが、俺は小さな皹割れひとつ治すだけで3分近くの時間が掛かってしまう。
まあ、これがレベル差ってやつなんだな。学んだ時間も熟練度も違うんだからしゃあないか。それにクレアは傀儡の魔女の愛弟子ですからね。根本が違うのだ。
さてさて、僻んでいても実力は伸びない。だから地道に努力するしかないだろうさ。まあ、今後に期待である。
よし、次はボーナスポイントを見てみるか。
感覚追加を取って0になったボーナスポイントが134に増えている。
あれ、ログを確認できるぞ。どれどれ見てみるか。ダブルクリックっと。
──────────
パペットゴースト三体を撃破で経験値15点獲得。
コボルト二匹を撃破で経験値10点獲得。
ファイアービートル三匹を撃破で経験値9点獲得。
ミッション、【ファイアービートルから油を取る】を完了、経験値100点獲得。
──────────
なるほどね、内訳が分かったぞ。
モンスターを殺すよりミッションの成功のほうがボーナスの獲得数値が高いのね。ならば、ミッションが湧く度にガンガン完了させて行くぞ。それが成長の鍵だな。
では、早速ボーナスポイントで新スキルを習得しようかな~。それとも獲得しているスキルを伸ばそうかな~。何にしようかな~。
俺は取得可能なスキル欄を眺めた。選択肢を確認する。
──────────
【現在、獲得可能な新スキル】
魔物鑑定、動物鑑定、昆虫鑑定、魚類鑑定、植物鑑定、道具鑑定、薬物鑑定、鉱物鑑定、足跡探索、罠探索、罠解除、鍵開け、縄抜け、地図製作、人形製作、鍛冶製作、道具製作、洋服製作、料理製作、建物製作、他種言語学、描画、彫刻、掃除、釣り、官能文学、嗅覚追加、味覚追加、記憶力強化、精神力強化、信仰心強化、幸運強化、脚力強化、腹筋強化、背筋強化、剣技、槍技、鈍器技、短刀技、弓矢技、盾技、武器投擲技、体術技、拳闘技、蹴闘技、投闘技、間接技、暗器技、回避技、防御技、斬撃耐久、衝撃耐久、精霊魔法学、神聖魔法学、暗黒魔法学、外道魔法学、魔力強化、魔法抵抗強化、炎耐久、電撃耐久、冷気耐久、腐敗耐久、暗黒耐久、外道耐久、神聖抵抗、暗黒抵抗、外道抵抗、魔眼抵抗、望遠魔眼、暗視魔眼。
──────────
んん、なんか良く見てみると若干覚えられるスキルが増えているな。官能文学ってのは間違いなく増えている新スキルだ。
ならば、早速ながら官能文学を取るか……。
俺、この世界で官能小説家としてデビューするぞ!! 目指すは売れっ子官能王だ!!
いやいや、まてまて!
それよりも今は取るべきスキルがあるだろう……。ここは慎重に選ばないとな。
まあ、今は焦ることはない。ボーナスポイントは様子を見て使っていこう。自力の訓練でスキルも伸びるのだ。出来るだけ自力でトレーニングを積もう。ボーナスはここぞと言う時に取っておくかな。それが得策だろうさ。
それにしても、習得可能スキル欄を見ていると、目が痛くなる。細かい文字が密集して並んでいると気持ち悪いよね。ゴーレムなのに目が回るよ……。
そうだ、この錯覚をボーナススキルで改善しようかな……。
いやいやいやいや、それこそポイントの無駄遣いである。冷静に、冷静に……。
くだらない事にポイントを使うぐらいならば、もっとエロい事に実力を発揮できるようにスキルを選ばなくてはなるまい。それが最善だろう。
日は沈みかけている。山の斜面を生かして作られた家の壁に、森の上から夕日の赤い光が差し込んできていた。
俺は畑の広がる庭先を横断すると、木製の扉を開けて帰宅を愛する同居人に知らせた。
『クレア、ただいま~。油を取ってきたよ~』
するとキッチンの方から夕飯の調理に励むクレアが白いエプロン姿で挨拶を返す。その姿は夫の仕事帰りを待っていた若妻のように俺には映った。なんか、良い気分である。
「お帰り。じゃあ倉庫に入れといてくれないか」
でも、クレアの口調はいつも道理でやや冷たい。だが、その塩対応が堪らないのだ。
俺には分かる。本当は、クレアが俺の事を心の底から愛していてくれている事を、俺は知ってるのだ!
『分かったよ~』
俺は倉庫に油の小樽を置いて来るとリビングに戻った。その間もスキップが止まらない。やっぱり新婚生活って堪らないよね。
するとエプロンを外したクレアが矢筒に矢をセットして出かける準備を始めていた。
『あれ、今度はクレアが出掛けるのか?』
「狩りだ。晩御飯の肉を狩りに出る。少し肉が足りなくってな」
『そうか、クレアは肉をよく食べるからな〜』
この辺はウサギやらアライグマやらの小動物が多い森だ。それらがクレアの主食だった。
クレアは相手が小動物でも容赦なく狩っては食いまくる。皮を剥いで、肉を削いで、焼いたり煮たりして食べる。狩りした獲物にクレアは可愛いと言う感情は抱かない様子であった。現代のギャルとは感情的に異なるようである。可愛い小動物でも容赦が無い。それだけ逞しいのだ。
『じゃあ、気を付けてね』
俺は手を振ってクレアを見送った。
「ああ、分かっている。それじゃあ行ってくるから留守番を頼むぞ」
『了解~』
俺が見送りの言葉を返すとクレアは弓と矢筒を背負って洞窟ハウスを出て行った。振り返ることすらしない。
『なんだよ、入れ違いですか~……。詰まんない〜』
俺はクレアのお尻を名残惜しそうに見送る。タイトスカートから伸び出たプリプリの太腿が堪らない。細いのに肉付きが程良く百点満点の美脚なのだ。それに後ろから見ても引き締まったウエストは魅惑的だった。安産型の骨盤が男心を擽る。
そして、洞窟ハウスの扉が閉められると、俺は一人寂しく室内に残された。寂しい……。
戸棚から羊皮紙を手に取った俺は、テーブル席に腰掛けるとスクロールを開いて眺める。
『さて、そんじゃあまあステータススクロールをチェックするかな』
俺はリビングのテーブル上に広げられたステータススクロールに手を当てた。すると白紙だったスクロールの表面に魔法の文字が浮かぶ。
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【名前=アナベル】
【クラス=ウッドゴーレムファイター】
【筋力=18】
【体力=無限】
【敏捷=8】
【器用=10】
【知力=12】
【精神=10】
【信仰=3】
【幸運=10】
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【老化無効】【餓死無効】【脱水無効】【呼吸無効】【痛覚無効】【嗅覚無効】【味覚無効】【睡眠無効】【麻痺無効】【毒無効】【魅了魔法無効】【感触追加 Lv1】【建築製作Lv2】【家具製作Lv1】【道具製作Lv1】【農作業Lv1】【日常魔法学Lv1】【傀儡学Lv1】【腕力強化Lv2】【握力強化Lv2】【喧嘩Lv2】
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【日常魔法Lv1】【傀儡魔法Lv1】
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【ボーナスポイント134】
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うむうむ、以前見た時と若干変わってるな。
スキルも増えている。それに魔法も覚えた。日常魔法と傀儡魔法だ。両方ともレベル1で魔法も一つずつしか覚えていない。日常魔法はファイアートーチで、傀儡魔法はアーティファクトリペアだ。
でも、クレアと比べて魔法のショボさがハッキリと分かる。クレアのファイアートーチは野球のボールに火を付けたサイズだが、俺のはマッチの火レベルである。マジで小さい。
明かりにしては小さいから、ランタンや釜戸に火をつけるのにしか使えないのだ。本当に、ただの着火用だな。
アーティファクトリペアはもっと酷い。
クレアのリペアは砕けた部位を一瞬で修理してしまうが、俺は小さな皹割れひとつ治すだけで3分近くの時間が掛かってしまう。
まあ、これがレベル差ってやつなんだな。学んだ時間も熟練度も違うんだからしゃあないか。それにクレアは傀儡の魔女の愛弟子ですからね。根本が違うのだ。
さてさて、僻んでいても実力は伸びない。だから地道に努力するしかないだろうさ。まあ、今後に期待である。
よし、次はボーナスポイントを見てみるか。
感覚追加を取って0になったボーナスポイントが134に増えている。
あれ、ログを確認できるぞ。どれどれ見てみるか。ダブルクリックっと。
──────────
パペットゴースト三体を撃破で経験値15点獲得。
コボルト二匹を撃破で経験値10点獲得。
ファイアービートル三匹を撃破で経験値9点獲得。
ミッション、【ファイアービートルから油を取る】を完了、経験値100点獲得。
──────────
なるほどね、内訳が分かったぞ。
モンスターを殺すよりミッションの成功のほうがボーナスの獲得数値が高いのね。ならば、ミッションが湧く度にガンガン完了させて行くぞ。それが成長の鍵だな。
では、早速ボーナスポイントで新スキルを習得しようかな~。それとも獲得しているスキルを伸ばそうかな~。何にしようかな~。
俺は取得可能なスキル欄を眺めた。選択肢を確認する。
──────────
【現在、獲得可能な新スキル】
魔物鑑定、動物鑑定、昆虫鑑定、魚類鑑定、植物鑑定、道具鑑定、薬物鑑定、鉱物鑑定、足跡探索、罠探索、罠解除、鍵開け、縄抜け、地図製作、人形製作、鍛冶製作、道具製作、洋服製作、料理製作、建物製作、他種言語学、描画、彫刻、掃除、釣り、官能文学、嗅覚追加、味覚追加、記憶力強化、精神力強化、信仰心強化、幸運強化、脚力強化、腹筋強化、背筋強化、剣技、槍技、鈍器技、短刀技、弓矢技、盾技、武器投擲技、体術技、拳闘技、蹴闘技、投闘技、間接技、暗器技、回避技、防御技、斬撃耐久、衝撃耐久、精霊魔法学、神聖魔法学、暗黒魔法学、外道魔法学、魔力強化、魔法抵抗強化、炎耐久、電撃耐久、冷気耐久、腐敗耐久、暗黒耐久、外道耐久、神聖抵抗、暗黒抵抗、外道抵抗、魔眼抵抗、望遠魔眼、暗視魔眼。
──────────
んん、なんか良く見てみると若干覚えられるスキルが増えているな。官能文学ってのは間違いなく増えている新スキルだ。
ならば、早速ながら官能文学を取るか……。
俺、この世界で官能小説家としてデビューするぞ!! 目指すは売れっ子官能王だ!!
いやいや、まてまて!
それよりも今は取るべきスキルがあるだろう……。ここは慎重に選ばないとな。
まあ、今は焦ることはない。ボーナスポイントは様子を見て使っていこう。自力の訓練でスキルも伸びるのだ。出来るだけ自力でトレーニングを積もう。ボーナスはここぞと言う時に取っておくかな。それが得策だろうさ。
それにしても、習得可能スキル欄を見ていると、目が痛くなる。細かい文字が密集して並んでいると気持ち悪いよね。ゴーレムなのに目が回るよ……。
そうだ、この錯覚をボーナススキルで改善しようかな……。
いやいやいやいや、それこそポイントの無駄遣いである。冷静に、冷静に……。
くだらない事にポイントを使うぐらいならば、もっとエロい事に実力を発揮できるようにスキルを選ばなくてはなるまい。それが最善だろう。
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