私の世界がなんだかとてもおかしい?件
百三十四話
ビルの壁が壊れ、スプリンクラーが誤作動し、晃穂オルタナィブと、とばっちりで雲雀まで洗い流された。
「ふぅ、これで私綺麗ですよ!雲雀お姉様!」
「ちょ、ちょっと私までビッチョリじゃない!?それに気安くお姉様とか呼ぶんじゃない!ギャル設定はどこ行ったのよ!?」
綺麗になったからと、抱きついてくる晃穂オルタナティブを突っ込みながらビンタする雲雀。
「きゃん!ビンタいい!!ギャル設定なんてどうでもいいじゃないですか?雲雀お姉様!」
「ええい、気色悪い!離れなさい!それに早く松子ちゃんのところまで案内なさい!」
ドMキャラになってしまった晃穂オルタナティブに心底嫌気がさす雲雀だった。
「わかりました。お姉様!こっちですよ!」
言いながら、部屋を出て上に上がるエレベーターを指差す晃穂オルタナティブ。
「最初から素直に案内なさいよ…!」
雲雀と晃穂オルタナティブの二人はエレベーターに乗り込んだ。
「それより耳痛くない?やりすぎた。ごめん」
雲雀はそう言いながら晃穂オルタナティブの髪をかきあげ、耳を心配して見た。
「雲雀お姉様!やっぱりお優しい方なんですね!うれしい!耳の上の部分の皮膚がちょっと削げちゃっただけなので、結構大丈夫です…」
「なんだよ!?大したことないんじゃないか!心配して損した…。でも一応」
雲雀はスカートのポケットからアンドロイド用の傷薬を取り出した。
小さい瓶タイプの薬だ。それの蓋を開け、薬を指に取り出し晃穂オルタナティブの耳の傷に塗ってあげた。
「あ、ありがとうございます。雲雀お姉様本当にお優しい。惚れ直しちゃいました」
「惚れ直さなくていいから。あんまり痛がるから耳が取れちゃったと思ったじゃない…」
「私、なんか痛がりなんですかね?生まれたばかりで戦闘も初めてで。ママの言うこと聞くしかなくて…」
なぜか頰を染め、恥ずかしそうに言う晃穂オルタナティブ。
「とんだマザコン赤ちゃんアンドロイドね。そろそろ最上階につくけど?松子ちゃんは最上階にいるの?」
「そうです。百合子ママと松子さんは最上階にいます!」
いつの間にか松子にもさん付けな晃穂オルタナティブだった。
「ふぅ、これで私綺麗ですよ!雲雀お姉様!」
「ちょ、ちょっと私までビッチョリじゃない!?それに気安くお姉様とか呼ぶんじゃない!ギャル設定はどこ行ったのよ!?」
綺麗になったからと、抱きついてくる晃穂オルタナティブを突っ込みながらビンタする雲雀。
「きゃん!ビンタいい!!ギャル設定なんてどうでもいいじゃないですか?雲雀お姉様!」
「ええい、気色悪い!離れなさい!それに早く松子ちゃんのところまで案内なさい!」
ドMキャラになってしまった晃穂オルタナティブに心底嫌気がさす雲雀だった。
「わかりました。お姉様!こっちですよ!」
言いながら、部屋を出て上に上がるエレベーターを指差す晃穂オルタナティブ。
「最初から素直に案内なさいよ…!」
雲雀と晃穂オルタナティブの二人はエレベーターに乗り込んだ。
「それより耳痛くない?やりすぎた。ごめん」
雲雀はそう言いながら晃穂オルタナティブの髪をかきあげ、耳を心配して見た。
「雲雀お姉様!やっぱりお優しい方なんですね!うれしい!耳の上の部分の皮膚がちょっと削げちゃっただけなので、結構大丈夫です…」
「なんだよ!?大したことないんじゃないか!心配して損した…。でも一応」
雲雀はスカートのポケットからアンドロイド用の傷薬を取り出した。
小さい瓶タイプの薬だ。それの蓋を開け、薬を指に取り出し晃穂オルタナティブの耳の傷に塗ってあげた。
「あ、ありがとうございます。雲雀お姉様本当にお優しい。惚れ直しちゃいました」
「惚れ直さなくていいから。あんまり痛がるから耳が取れちゃったと思ったじゃない…」
「私、なんか痛がりなんですかね?生まれたばかりで戦闘も初めてで。ママの言うこと聞くしかなくて…」
なぜか頰を染め、恥ずかしそうに言う晃穂オルタナティブ。
「とんだマザコン赤ちゃんアンドロイドね。そろそろ最上階につくけど?松子ちゃんは最上階にいるの?」
「そうです。百合子ママと松子さんは最上階にいます!」
いつの間にか松子にもさん付けな晃穂オルタナティブだった。
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