私の世界がなんだかとてもおかしい?件
百十四話
「100人もいるなら少しは安心だな!」
マリアは多少安心して言った。
100人乗っても大丈夫!という文句が、脳内に浮かんだ言わないようにした。
「じゃぁ、早速マリアは秋葉原に向かってもらいましょう」
「よっしゃ!秋葉原の街を業火で燃やし尽くしてやるよ!」
リリーは静かにマリアに戦闘開始の号令をかけた。マリアは俄然やる気で、不穏な言葉を元気に叫んだ。
「そのことだけど、今回からテロ行為は謹んでちょうだい。また罪のない一般市民に被害が及ぶと、こちらとしても目覚めが悪いわ」
「なんだよ、つまんねぇ。まぁ、10年前みたいに可愛い女の子を巻き添えにしたんじゃ、やりきれないからなぁ…。 マコちゃんだっけ?あの時は本当にすまない…」
マリアが急にまたこちらに、謝って来た。
「い、いえ、雲雀が生きてるならいいんです。さっきは言い過ぎました。ごめんなさい」
「マコちゃんが謝ることじゃねえよ!」
マリアに肩を叩かれた。本当にマリアは根っからの悪い人ではないらしい。
「じゃぁ、秋葉原に行ってくるぜ!沖田との再会も楽しみだな!」
何処かに遊びに行くみたいに気軽にマリアは飛び出して行った。
「マリアは本当に単純明解ね。竹を割ったような性格というかなんと言うか…」
リリーが腕を組み、悩ましげに言った。
「さて、私とマコちゃんはここで晃穂を待つとしましょうか?」
「私もいるぽよ!」
晃穂オルタナティブが久々に存在をアピールした。でも、ぽよってなんだ。
『グゥーーー』
緊張感のない音が部屋にこだました。私の腹の虫が鳴いたのだ。
あまりに恥ずかしい。
「あら?マコちゃんお腹空いたのね。せっかくのゲストなのに。気づかなくて悪いわね。ちょっと…」
「はい、なんでしょうか?リリーさま」
そばで控えていた瑠美さんが答えた。ちなみにメイド服を着ている瑠美さんだ。メイド仕様なのだろうか?
「こちらのゲストに何か食べるものを用意してちょうだい…」
「はい、かしこまりました」
少し待つと、ワゴンに料理を乗せ運んできた瑠美さんが部屋に戻ってきた。
「今日のメニューは、豚のホホ肉とセッブ茸赤ワイン煮込みでございます。前菜に季節の温野菜、ポテトピューレをお楽しみくださいませ」
恭しく料理を運んでくる瑠美さん。高級そうな料理だった。
しかし、私は椅子に縛られたままだった。
「あぁ、マコちゃんごめんなさい。縛られてたら食べられないわね。失礼」
なんとリリーは私を縛っていた縄を解いてくれた。
「いいんですか?解いちゃって?」
「いいのよ?冷めないうちに食べてちょうだい」
リリーは妖艶な笑顔で言った。
マリアは多少安心して言った。
100人乗っても大丈夫!という文句が、脳内に浮かんだ言わないようにした。
「じゃぁ、早速マリアは秋葉原に向かってもらいましょう」
「よっしゃ!秋葉原の街を業火で燃やし尽くしてやるよ!」
リリーは静かにマリアに戦闘開始の号令をかけた。マリアは俄然やる気で、不穏な言葉を元気に叫んだ。
「そのことだけど、今回からテロ行為は謹んでちょうだい。また罪のない一般市民に被害が及ぶと、こちらとしても目覚めが悪いわ」
「なんだよ、つまんねぇ。まぁ、10年前みたいに可愛い女の子を巻き添えにしたんじゃ、やりきれないからなぁ…。 マコちゃんだっけ?あの時は本当にすまない…」
マリアが急にまたこちらに、謝って来た。
「い、いえ、雲雀が生きてるならいいんです。さっきは言い過ぎました。ごめんなさい」
「マコちゃんが謝ることじゃねえよ!」
マリアに肩を叩かれた。本当にマリアは根っからの悪い人ではないらしい。
「じゃぁ、秋葉原に行ってくるぜ!沖田との再会も楽しみだな!」
何処かに遊びに行くみたいに気軽にマリアは飛び出して行った。
「マリアは本当に単純明解ね。竹を割ったような性格というかなんと言うか…」
リリーが腕を組み、悩ましげに言った。
「さて、私とマコちゃんはここで晃穂を待つとしましょうか?」
「私もいるぽよ!」
晃穂オルタナティブが久々に存在をアピールした。でも、ぽよってなんだ。
『グゥーーー』
緊張感のない音が部屋にこだました。私の腹の虫が鳴いたのだ。
あまりに恥ずかしい。
「あら?マコちゃんお腹空いたのね。せっかくのゲストなのに。気づかなくて悪いわね。ちょっと…」
「はい、なんでしょうか?リリーさま」
そばで控えていた瑠美さんが答えた。ちなみにメイド服を着ている瑠美さんだ。メイド仕様なのだろうか?
「こちらのゲストに何か食べるものを用意してちょうだい…」
「はい、かしこまりました」
少し待つと、ワゴンに料理を乗せ運んできた瑠美さんが部屋に戻ってきた。
「今日のメニューは、豚のホホ肉とセッブ茸赤ワイン煮込みでございます。前菜に季節の温野菜、ポテトピューレをお楽しみくださいませ」
恭しく料理を運んでくる瑠美さん。高級そうな料理だった。
しかし、私は椅子に縛られたままだった。
「あぁ、マコちゃんごめんなさい。縛られてたら食べられないわね。失礼」
なんとリリーは私を縛っていた縄を解いてくれた。
「いいんですか?解いちゃって?」
「いいのよ?冷めないうちに食べてちょうだい」
リリーは妖艶な笑顔で言った。
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