私の世界がなんだかとてもおかしい?件

sono

五十七話

シャワーを浴び終え、ネットカフェの部屋に入った。

ネットカフェと聞くと狭い部屋を連想したが、真ん中にベッドソファーがあり、二人で寝転んでも余裕がありそうだ。

晃穂と二人で寝転んだ。

晃穂の制服は汗でびしょびしょなので、脱がせた。制服はハンガーにかける。

「ブラも濡れてるであります」

ブラもとってあげた。晃穂の豊満な胸があらわになった。

私より遥かにでかい双丘。つんと上向きな頂きには薄桃色の蕾があった。

「マコちゃん、私の胸好き?」

「うん。好き…」

晃穂の胸を揉みまくりたい。でも、それ以上はまずいので我慢した。

晃穂の首にタオルをかけてあげる。これで晃穂の胸はタオルで見えなくなった。

「マコちゃん我慢は体に毒でありますよ」

うるさい…。


ぐっー。お腹の虫が泣いた。そういえば朝食食べてないな。

ここって何か食べれるのかな?

「ちょっと食べ物見てくるね」

「わかりましたであります」

ネットカフェでよくあるフリードリンクをまず取った。二人ともアイスコーヒーでいいか。

料理はバイキングで食べ放題があった。無駄に豪勢だ。

しかし、何千円もする。流石に無理だった。

ふと見ると古めかしい自販機でハンバーガーを売っていた。安いのでこれにした。

もちろん晃穂の分も買う。果たして本当にハンバーガーは出てくるのか?

少し待つとガチャン!と音がして何やら箱が出てきた。手に取ると。

「あっつ!」

ちゃんと温まっていた。結構熱い。

開けてみるとペチャンコなハンバーガーと少しのフライドポテトが入っていた。

安いからこんなものかと思った。

部屋に戻る。

「ほら、晃穂、アイコとハンバーガーだよ」

「うわぁ!美味しそうであります!」

晃穂は何でも喜んでくれるな。こっちも嬉しいが。

ハフハフとハンバーガーを食べる晃穂。

「美味しい?」

自分で買ってきてなんだが、どう見ても美味しくなさそうだ。

「美味しいであります!」

本当か?私も食べてみた。ペチャンコで物足りないが温まっているので、不味くはない。

でも、これなら100円バーガーの方がよかったかな?

後悔してもしょうがないが。こういう場所でこういう物を食べるのもたまには悪くはない。

フライドポテトを食べる。なんだこれ!美味いぞ。少ししかないのが惜しいぐらい美味い。

昔懐かしい古きよき時代の洋食屋さんのフライドポテトの味がする。少し感動してしまった。

晃穂をふと見ると、口の端にソースがついていた。

私は直接舐めてとってあげた。

「マコちゃん…。大胆でありますな」

いつぞやのお返しだ。

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