僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜
第二十一話・6
やっぱり、香奈姉ちゃんとのスキンシップは緊張してしまう。
いくら心の許せる間柄でも、いきなりおっぱいや大事なところに触れるのは気が引ける。
「どうしたの、弟くん? 私と寝るのって、そんなに緊張する?」
「そんなことはないけど……。裸ってのはさすがに……」
「それなら着替えてくる? 今から家に戻っても、数分で着替えてこれるよ」
「そこまでは、さすがに……。そもそも、何に着替えてくるつもりなの?」
「それは……。弟くんの本能が目覚めるようなものを…ね」
僕の本能って、いったい何を刺激するつもりなんだろうか。
もうすでに刺激されてるような気もするんだけどな。
最近だと、部屋にいる時は全裸でいるのが多い気がするが。
自覚がないのは、本人だけなのか。
「いや。今日は、もういいよ。無理はしないで」
「無理なんてしてないよ。ちょっと待っててね。弟くんなら、きっと気にいるはずだから」
香奈姉ちゃんは、ベッドに脱ぎ捨てられた自分の下着や服を着用すると、身なりなどは気にせず、そのまま部屋を後にした。
何をするつもりなんだろう。
僕が気にいるものって……。
再び部屋に戻ってきたのは、それから本当に数分経ってからだ。
それも、うっすらと中の下着が見えるくらい透明なフリフリのついた白のワンピースみたいなものを着て──
「──お待たせ。どうかな? これだったら、弟くんもやる気になるでしょ」
「えっと……」
この場合、何をどう言ったらいいのかわからない。
たぶん、そのワンピースを着たのは、僕の家に来てからだと思うけど。それにしたって、早すぎる。
そもそも、何をやるつもりなんだろう。
「あの……。香奈姉ちゃん。その格好は?」
「可愛いでしょ。弟くんのために着ようと思って、ずっと取っておいたものなんだ」
香奈姉ちゃんは、ワンピースのスカートの部分の端を指で摘んで、下着が見えるか見えないかのギリギリのところまでたくし上げて僕にアプローチしていた。
そんなことしなくても、充分に見えているんだけど。
そのワンピース自体がスケスケなので、あまり意味がないような。
「うん。とても似合っているよ」
僕は、微笑を浮かべそう答える。
その答えだけで充分だったんだろう。
香奈姉ちゃんは、そのまま僕が寝ているベッドに潜り込んできて、身体を寄り添わせてきた。
──柔らかい。
香奈姉ちゃんの胸が、僕の身体に直接当たる。
薄いワンピース越しでも、それがわかるくらいにして。
正直に言うと、今の香奈姉ちゃんの方が、断然魅力的だ。
「嬉しいな。弟くんに言われると、あの時買っておいてよかったなって思えてしまうよ」
香奈姉ちゃんは、恥ずかしそうに頬を赤くしてそう言った。
あの時って、いつの時のことだろう。
あきらかに普段着れそうにないものを選んで買うだなんて、香奈姉ちゃんらしくない。
でも、実際に着ているし……。
ちなみに香奈姉ちゃんの胸の感触は、直に触れてくるよりもずっと気持ちいい。
生のおっぱいは、その先端が肌に触れてくるから、どうしても手で触る時に気を遣ってしまうのだ。
どうしてもその先端をついつい指で摘んでしまうから。
香奈姉ちゃん自身は、触られることに慣れすぎてあまり頓着がないのかもしれないが。
「そうなんだ。今日の香奈姉ちゃんは、いつもより可愛く見える」
「大人っぽく…じゃなくて?」
「えと……。それは……」
たしかに香奈姉ちゃんは、大人っぽさと女の子っぽさの両方を兼ね備えている。
ただ、今の香奈姉ちゃんは、どちらかと言うと女の子としての可愛さが前面に押し出している感じだ。
その薄手のワンピースの色がそうさせているのかもしれないが。
「はっきり言いなさいよね。ただでさえ、楓は男らしいところがあんまり無いんだから」
「それをはっきり言っちゃいますか……」
僕は、香奈姉ちゃんのはっきりした物言いに唖然となってしまう。
しかし香奈姉ちゃんは、ピシャリと言ってしまう。
「言いたくなくても言っちゃうよ。私がどんなに積極的に迫っても、楓はその半分も乗り気になってくれないし……。ホントに私のことを大切に想ってくれているのか、不安になっちゃうんだから……」
そんな不安そうにならなくても……。
僕は、香奈姉ちゃんのことを大切に想っているよ。
口で言ったとしても、わかってはくれないだろうな。
「僕は、その……。香奈姉ちゃんのことが……」
「うん。わかってはいるんだよ。わかっていても、つい…ね。言ってしまうのよね……。弟くんの気持ちは、よくわかっているんだけど……」
あたふたとした態度で、そんなことを言う。
香奈姉ちゃんの様子を見る限り、だいぶ不安定になっているな。
こんな時は──
僕は、そっと香奈姉ちゃんの身体を抱きしめる。
「あっ……」
「大丈夫だよ。香奈姉ちゃんが心配するようなことは、何もないから」
「うん……。ごめんね、楓」
「いいんだよ。僕にとっては、香奈姉ちゃんが大事だから」
香奈姉ちゃんらしくないとは思うけれど。
たまには、こうやって安心させてあげないとダメなんだろうな。
香奈姉ちゃんは、安心したのか微笑を浮かべると肩に掛かっているブラ紐を下げて、おっぱいを見せてくる。
途中までだから先端が見えるということはなかったが、それでも色っぽさは充分だった。
「ちょっ……。香奈姉ちゃん」
「今日は、弟くんの好きなようにしていいよ」
「え……。それって……」
「言葉通りの意味だよ」
薄手のワンピース越しから覗く香奈姉ちゃんの素の身体は、いつもよりかエロく見えてしまう。
まるで僕を誘っているかのように……。
これって、何もしなかったら、逆に怒られてしまうパターンかな。
だとしたら、エッチなこと以外で何ができるんだろう。
僕は、香奈姉ちゃんの身体をギュッと抱きしめつつ、そんなことを思案していた。
いくら心の許せる間柄でも、いきなりおっぱいや大事なところに触れるのは気が引ける。
「どうしたの、弟くん? 私と寝るのって、そんなに緊張する?」
「そんなことはないけど……。裸ってのはさすがに……」
「それなら着替えてくる? 今から家に戻っても、数分で着替えてこれるよ」
「そこまでは、さすがに……。そもそも、何に着替えてくるつもりなの?」
「それは……。弟くんの本能が目覚めるようなものを…ね」
僕の本能って、いったい何を刺激するつもりなんだろうか。
もうすでに刺激されてるような気もするんだけどな。
最近だと、部屋にいる時は全裸でいるのが多い気がするが。
自覚がないのは、本人だけなのか。
「いや。今日は、もういいよ。無理はしないで」
「無理なんてしてないよ。ちょっと待っててね。弟くんなら、きっと気にいるはずだから」
香奈姉ちゃんは、ベッドに脱ぎ捨てられた自分の下着や服を着用すると、身なりなどは気にせず、そのまま部屋を後にした。
何をするつもりなんだろう。
僕が気にいるものって……。
再び部屋に戻ってきたのは、それから本当に数分経ってからだ。
それも、うっすらと中の下着が見えるくらい透明なフリフリのついた白のワンピースみたいなものを着て──
「──お待たせ。どうかな? これだったら、弟くんもやる気になるでしょ」
「えっと……」
この場合、何をどう言ったらいいのかわからない。
たぶん、そのワンピースを着たのは、僕の家に来てからだと思うけど。それにしたって、早すぎる。
そもそも、何をやるつもりなんだろう。
「あの……。香奈姉ちゃん。その格好は?」
「可愛いでしょ。弟くんのために着ようと思って、ずっと取っておいたものなんだ」
香奈姉ちゃんは、ワンピースのスカートの部分の端を指で摘んで、下着が見えるか見えないかのギリギリのところまでたくし上げて僕にアプローチしていた。
そんなことしなくても、充分に見えているんだけど。
そのワンピース自体がスケスケなので、あまり意味がないような。
「うん。とても似合っているよ」
僕は、微笑を浮かべそう答える。
その答えだけで充分だったんだろう。
香奈姉ちゃんは、そのまま僕が寝ているベッドに潜り込んできて、身体を寄り添わせてきた。
──柔らかい。
香奈姉ちゃんの胸が、僕の身体に直接当たる。
薄いワンピース越しでも、それがわかるくらいにして。
正直に言うと、今の香奈姉ちゃんの方が、断然魅力的だ。
「嬉しいな。弟くんに言われると、あの時買っておいてよかったなって思えてしまうよ」
香奈姉ちゃんは、恥ずかしそうに頬を赤くしてそう言った。
あの時って、いつの時のことだろう。
あきらかに普段着れそうにないものを選んで買うだなんて、香奈姉ちゃんらしくない。
でも、実際に着ているし……。
ちなみに香奈姉ちゃんの胸の感触は、直に触れてくるよりもずっと気持ちいい。
生のおっぱいは、その先端が肌に触れてくるから、どうしても手で触る時に気を遣ってしまうのだ。
どうしてもその先端をついつい指で摘んでしまうから。
香奈姉ちゃん自身は、触られることに慣れすぎてあまり頓着がないのかもしれないが。
「そうなんだ。今日の香奈姉ちゃんは、いつもより可愛く見える」
「大人っぽく…じゃなくて?」
「えと……。それは……」
たしかに香奈姉ちゃんは、大人っぽさと女の子っぽさの両方を兼ね備えている。
ただ、今の香奈姉ちゃんは、どちらかと言うと女の子としての可愛さが前面に押し出している感じだ。
その薄手のワンピースの色がそうさせているのかもしれないが。
「はっきり言いなさいよね。ただでさえ、楓は男らしいところがあんまり無いんだから」
「それをはっきり言っちゃいますか……」
僕は、香奈姉ちゃんのはっきりした物言いに唖然となってしまう。
しかし香奈姉ちゃんは、ピシャリと言ってしまう。
「言いたくなくても言っちゃうよ。私がどんなに積極的に迫っても、楓はその半分も乗り気になってくれないし……。ホントに私のことを大切に想ってくれているのか、不安になっちゃうんだから……」
そんな不安そうにならなくても……。
僕は、香奈姉ちゃんのことを大切に想っているよ。
口で言ったとしても、わかってはくれないだろうな。
「僕は、その……。香奈姉ちゃんのことが……」
「うん。わかってはいるんだよ。わかっていても、つい…ね。言ってしまうのよね……。弟くんの気持ちは、よくわかっているんだけど……」
あたふたとした態度で、そんなことを言う。
香奈姉ちゃんの様子を見る限り、だいぶ不安定になっているな。
こんな時は──
僕は、そっと香奈姉ちゃんの身体を抱きしめる。
「あっ……」
「大丈夫だよ。香奈姉ちゃんが心配するようなことは、何もないから」
「うん……。ごめんね、楓」
「いいんだよ。僕にとっては、香奈姉ちゃんが大事だから」
香奈姉ちゃんらしくないとは思うけれど。
たまには、こうやって安心させてあげないとダメなんだろうな。
香奈姉ちゃんは、安心したのか微笑を浮かべると肩に掛かっているブラ紐を下げて、おっぱいを見せてくる。
途中までだから先端が見えるということはなかったが、それでも色っぽさは充分だった。
「ちょっ……。香奈姉ちゃん」
「今日は、弟くんの好きなようにしていいよ」
「え……。それって……」
「言葉通りの意味だよ」
薄手のワンピース越しから覗く香奈姉ちゃんの素の身体は、いつもよりかエロく見えてしまう。
まるで僕を誘っているかのように……。
これって、何もしなかったら、逆に怒られてしまうパターンかな。
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