カゲロウ

大和大河

親父の死(1)

  遠くの田んぼの仕事を終え、親父と女親はいつもの様に途中で、女親の友達の家に、寄り込んだ。
 お茶を貰って、(自分の働いて来た事を話したくて寄り込むのだと思った)
 その家にいる俺の友達に、俺の処へ遊びに来る様に、勝手に約束して来た。
(家の仕事をするのは、当たり前なのだが)
  女親は上手いとか、偉いとか言われるのが
大好きで嬉しがっていた。
   俺に、腹黒ババー(これは、近所のババー)と、馬鹿のババー(此れは、俺の女親)が、集って旅行に行った。
 等と言って聞かせに来た馬鹿なジジーが居たが、近所に言われる程だった。
 家に帰ってもまだ草の手入に行くと、言い出した。

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