カゲロウ

大和大河

飲み屋(2)

 飲み屋に行くと、良く其処のママに、何をしているか聞かれたが、
 「まぁー良いがな」
と言って別の話をしていると、色々な事を聞いて来た。
 俺は、仕事がらガッチリした体型だが、色は白かった。
(両親が白かった)
一年中、工場で仕事をしているので、日に焼けなかった。
 仕事がら長袖を着ているので尚更だった。 品物を納める時も、袖を捲って行った。
 納期が煩く、半袖に着替えてる間が無かった。
(若かったので、一生懸命仕事をした)
  「 腕に刺青でも有るのか?其とも建築関係の土木作業員か?其には顔が白い」
   と不思議がられた。
 強面で、小林旭似で、歌が上手だったので
飲み屋では、チヤホヤされた。
(営業トークだと解っていても、いい気分だ)
  遙斗の分も出して会計はしていたが、俺が便所に行くと、
「自分は社長で、仕事を出している」
と言っていたと、後で飲み屋のママから聞かれた。

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