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カゲロウ

大和大河

高校

 俺は頭は悪い方では無かったが、気が荒く短気だった。
 仲間が出来た。
 教科書は、学校の机の中に置きっぱなしで、鞄はベシャンコ。
 この頃少し流行ったりしていた。
(今は、何でもグーグルで調べれば済む事で 
 国語辞典、地図帳、動物図鑑、植物図鑑等
買うのに嫌な顔をされなくても良い時代だ)
 「天才は、1%の閃きと99%の努力だ」
と言って遊んできた。
 (努力出来無いのが、駄目人間なのだが)
 仲間と話していると
 「酒を盗んで来たぜ、大雅(俺の名前)」
と別の仲間が、話に割り込んで来た。
俺は、ムッとなり
 「酒を返してこい!」
と言った。
 (悪い事と良い事は知っている)
今まで、筋の通ら無いのが大嫌いだったので警察沙汰に成った事は無い。

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