カゲロウ

大和大河

林檎屋

 玉子は毎日食えたが、玉子の殻が固く成る為、欠けた茶碗をハンマーで砕いて餌さにまぜ鶏に喰わした。 
 これも俺の仕事で、素直な気持ちでやっていた。
  林檎屋が、時期に成ると青森の方から、トラックで遣って来た。
 友達の家で、林檎を買ったので、俺も食いたくて林檎屋の親父を家まで案内し、連れて来た。 
 女親と話をしていると、其のまま帰って行った。

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