ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下部下にトロトロに溺愛されてます。
会社では内緒です 松田side⑷
「お待たせ」
「うわ、すごい美味しそうです」
「普通だよ、普通」
「じゃあ早速頂きます」
「ど、どうぞ」
ジッと俺の表情を伺っている。なんて可愛いんだろう。もう可愛いがさっきから止まらない。
「凄く美味しいです」
「そ、そう、よかったわ、お酒もどうぞ」
安心したのか彼女も箸を持ち食べ始めた。
冗談抜きで本当に彼女の作った料理はどれも美味しかった。白いご飯に、小松菜と油揚げの味噌汁、豚ロースのネギ塩がけ、揚げ出し豆腐。
どれもお酒にも合うし、もう今すぐにでも嫁にきてくれ! って言いたくなった。
「食器は俺が洗いますよ」
「え!? いいわよ、座ってて」
「ご馳走になったんで俺が洗います、今の時代は家事分担でしょ?」
「なっ……じゃあお願いします」
「ははは、じゃあ座ってて下さい」
さりげなく俺は結婚しても家事分担してやりますアピール。あの驚いた反応からして気づいたに違いない。
皿を洗い終わりソファーに座っている彼女の隣に腰を下ろすとスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「安心し切ってるな……」
嬉しい事でもあり、悲しい事でもある。
密室で付き合ってる大人の男女二人きりなんてもうやる事は決まってる、でもそれは彼女の頭にはないようだ。俺の家でご飯をご馳走した時は流石に付き合っていなかったから身体まで求めたら彼女からのレッテルが最低な男になってしまいそうなきがして、グッと我慢していた。
(とは言えキスは出会った直後にしちゃったんだけどな……)
フニフニと彼女の唇を触ると「ん……」と反応する。
(あ~これ以上はもうやばい、勃ちそうだわ)
「真紀、起きて」
トントンと、肩を叩き彼女を優しく起こす。
「んん……、あ、ごめん、寝ちゃってた」
「大丈夫だよ、俺そろそろ帰りますね」
「え、あぁ、そうだよね! 外まで見送る」
コートを羽織り二人でアパートを出た。
「お皿洗ってくれてありがとう」
「こちらこそ凄く美味しかった、また作ってくれますか?」
「も、もちろん!」
「あ、明日の休みって何してますか?」
「明日? 特に予定はないけど」
「じゃあ明日一日一緒に居たいんですけど、いい?」
「暇だからいいわよ」
「じゃあ十時ごろ迎えにきますね、泊まれる準備もしておいて」
「わかっ、……泊まれる準備!?」
「じゃあまた明日」
「え、ちょっとっ!!」
驚き焦っている彼女の唇に軽くキスをし、有無を言わせないよう直ぐに帰った。あれで少しは俺のことを男だと意識してくれたかな……期待で胸が溢れる。
「うわ、すごい美味しそうです」
「普通だよ、普通」
「じゃあ早速頂きます」
「ど、どうぞ」
ジッと俺の表情を伺っている。なんて可愛いんだろう。もう可愛いがさっきから止まらない。
「凄く美味しいです」
「そ、そう、よかったわ、お酒もどうぞ」
安心したのか彼女も箸を持ち食べ始めた。
冗談抜きで本当に彼女の作った料理はどれも美味しかった。白いご飯に、小松菜と油揚げの味噌汁、豚ロースのネギ塩がけ、揚げ出し豆腐。
どれもお酒にも合うし、もう今すぐにでも嫁にきてくれ! って言いたくなった。
「食器は俺が洗いますよ」
「え!? いいわよ、座ってて」
「ご馳走になったんで俺が洗います、今の時代は家事分担でしょ?」
「なっ……じゃあお願いします」
「ははは、じゃあ座ってて下さい」
さりげなく俺は結婚しても家事分担してやりますアピール。あの驚いた反応からして気づいたに違いない。
皿を洗い終わりソファーに座っている彼女の隣に腰を下ろすとスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「安心し切ってるな……」
嬉しい事でもあり、悲しい事でもある。
密室で付き合ってる大人の男女二人きりなんてもうやる事は決まってる、でもそれは彼女の頭にはないようだ。俺の家でご飯をご馳走した時は流石に付き合っていなかったから身体まで求めたら彼女からのレッテルが最低な男になってしまいそうなきがして、グッと我慢していた。
(とは言えキスは出会った直後にしちゃったんだけどな……)
フニフニと彼女の唇を触ると「ん……」と反応する。
(あ~これ以上はもうやばい、勃ちそうだわ)
「真紀、起きて」
トントンと、肩を叩き彼女を優しく起こす。
「んん……、あ、ごめん、寝ちゃってた」
「大丈夫だよ、俺そろそろ帰りますね」
「え、あぁ、そうだよね! 外まで見送る」
コートを羽織り二人でアパートを出た。
「お皿洗ってくれてありがとう」
「こちらこそ凄く美味しかった、また作ってくれますか?」
「も、もちろん!」
「あ、明日の休みって何してますか?」
「明日? 特に予定はないけど」
「じゃあ明日一日一緒に居たいんですけど、いい?」
「暇だからいいわよ」
「じゃあ十時ごろ迎えにきますね、泊まれる準備もしておいて」
「わかっ、……泊まれる準備!?」
「じゃあまた明日」
「え、ちょっとっ!!」
驚き焦っている彼女の唇に軽くキスをし、有無を言わせないよう直ぐに帰った。あれで少しは俺のことを男だと意識してくれたかな……期待で胸が溢れる。
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