弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ、でも復讐はキッチリとさせてもらう。
第50話:盗賊団
敵の数は354人だ。
盗賊団としては数が多過ぎる。
まあそれも当然だろう。
普通の盗賊ではないのだ。
隣領の貴族が家臣に盗賊のマネをさせてるだけだ。
インゲボー王女は本当にろくな事をしない。
アーベントロート公爵領と隣接する貴族を煽って襲わせようとする。
その結果がこの偽装盗賊団の襲撃だ。
いいかげんぶち殺してやりたくなる。
「ヴェルナー様、領民を避難させなくてもいいのですか」
リヒャルダが領民の事を気にしている。
俺の事を信用していない訳ではなく、常に領民優先と言っている俺の言動と今回の行動が一致していない気がしたのだろう。
「ああ、構わないよ。
これくらいの人数なら一度の魔術でどうとでもできる。
領民に必要もない不安を与える事はないよ」
「分かりました。
ヴェルナー様がそう言われるのなら信じます」
リヒャルダがあっさりと引いてくれた。
俺を信じているが念のために言ってくれたのだろう。
その信用を裏切るわけにはいかない。
いい夫いい父になるために、怠惰な性根を
盗賊団としては数が多過ぎる。
まあそれも当然だろう。
普通の盗賊ではないのだ。
隣領の貴族が家臣に盗賊のマネをさせてるだけだ。
インゲボー王女は本当にろくな事をしない。
アーベントロート公爵領と隣接する貴族を煽って襲わせようとする。
その結果がこの偽装盗賊団の襲撃だ。
いいかげんぶち殺してやりたくなる。
「ヴェルナー様、領民を避難させなくてもいいのですか」
リヒャルダが領民の事を気にしている。
俺の事を信用していない訳ではなく、常に領民優先と言っている俺の言動と今回の行動が一致していない気がしたのだろう。
「ああ、構わないよ。
これくらいの人数なら一度の魔術でどうとでもできる。
領民に必要もない不安を与える事はないよ」
「分かりました。
ヴェルナー様がそう言われるのなら信じます」
リヒャルダがあっさりと引いてくれた。
俺を信じているが念のために言ってくれたのだろう。
その信用を裏切るわけにはいかない。
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