弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ、でも復讐はキッチリとさせてもらう。
第25話:愛しのリヒャルダ
「ヴェルナー様、私が情報を集めてまいります」
リヒャルダが頬を赤らめながらベットから出て行こうとする。
昨晩の痴態を恥じらっているのだろうか。
本当に可愛い私の愛すべき乳妹、いや、私の妻だ。
リヒャルダのお陰で王都に来るまでに愛が桁外れに増えている。
この量の愛があればほぼ全て事前に準備することができる。
「ダメだよリヒャルダ。
直ぐに道に迷うリヒャルダを1人で出かけさせるわけにはいかないよ。
一緒に行くからまずは何か食べよう」
「はい、ヴェルナー様」
大賢者、愛が1万以下になるまで使って構わない。
王家が介入できないようにして、ミヒャエルを殺して俺がアーベントロート公爵家の当主になれる方法を計算して教えろ。
時間がかかっても構わない。
ピロロロロ
計算します。
しばらくお待ちください。
……をしてからミヒャエルを殺します
愛が183587になりました。
★★★★★★
「ヴェルナー様、とんでもないことになっています」
ミヒャエルが奴隷商人達を虐殺した事件を聞いたリヒャルダが驚いている。
俺は大賢者から全部聞いていたから驚く事はないのだが、初め聞くリヒャルダはアーベントロート公爵家が王家に対して謀叛を起こしたと考えて驚くだろう。
だがまだミヒャエルは直接王家に剣を向けたわけではない。
王家の息がかかった奴隷商人達を虐殺しただけだ。
今ならギリギリ内戦を勃発させないですむ。
「そうだね、だけどそんなに心配しなくてもいいよ。
王家だって王都内で戦争など引き起こしたいとは思っていないからね」
これからは大賢者が計算してくれた通りにやればいい事だ。
もし計算外の突発事態が起こってしまったとしても、有り余る魔力と破壊力抜群の魔術でミヒャエルと王家を滅ぼせばいい。
「そうなのですね、だとしたらまだアーベントロート公爵家を存続させる事が可能なのですね」
リヒャルダがとてもうれしそうな表情を浮かべてくれる。
思わず街中なのも人前なのも忘れて抱きしめたくなってしまう。
だが完全武装の傭兵が街中で抱き合っては目立って仕方がないのでグッと我慢だ。
「ああ、まだまだ色々方法があるから心配しなくていいよ。
俺とリヒャルダの子供がアーベントロート公爵家を継ぐんだよ」
「そんな、私はそんな恐れ多い事など考えていません。
ヴェルナー様のお情けをいただけただけで十分幸せです。
アーベントロート公爵家は、ヴェルナー様と由緒ある貴族家から迎えられた夫人との間に生まれたお子様に継がせてください」
可愛い事を言ってくれるが、それは聞けない話だ。
俺の妻はリヒャルダ以外考えられない。
もう何時子供ができてもおかしくないんだ。
その子のためにも王家を抑えてアーベントロート公爵家を護らないといけない。
「その事は俺に任せておけばいいんだよ。
さあ、2人で王城に行こうか」
リヒャルダが頬を赤らめながらベットから出て行こうとする。
昨晩の痴態を恥じらっているのだろうか。
本当に可愛い私の愛すべき乳妹、いや、私の妻だ。
リヒャルダのお陰で王都に来るまでに愛が桁外れに増えている。
この量の愛があればほぼ全て事前に準備することができる。
「ダメだよリヒャルダ。
直ぐに道に迷うリヒャルダを1人で出かけさせるわけにはいかないよ。
一緒に行くからまずは何か食べよう」
「はい、ヴェルナー様」
大賢者、愛が1万以下になるまで使って構わない。
王家が介入できないようにして、ミヒャエルを殺して俺がアーベントロート公爵家の当主になれる方法を計算して教えろ。
時間がかかっても構わない。
ピロロロロ
計算します。
しばらくお待ちください。
……をしてからミヒャエルを殺します
愛が183587になりました。
★★★★★★
「ヴェルナー様、とんでもないことになっています」
ミヒャエルが奴隷商人達を虐殺した事件を聞いたリヒャルダが驚いている。
俺は大賢者から全部聞いていたから驚く事はないのだが、初め聞くリヒャルダはアーベントロート公爵家が王家に対して謀叛を起こしたと考えて驚くだろう。
だがまだミヒャエルは直接王家に剣を向けたわけではない。
王家の息がかかった奴隷商人達を虐殺しただけだ。
今ならギリギリ内戦を勃発させないですむ。
「そうだね、だけどそんなに心配しなくてもいいよ。
王家だって王都内で戦争など引き起こしたいとは思っていないからね」
これからは大賢者が計算してくれた通りにやればいい事だ。
もし計算外の突発事態が起こってしまったとしても、有り余る魔力と破壊力抜群の魔術でミヒャエルと王家を滅ぼせばいい。
「そうなのですね、だとしたらまだアーベントロート公爵家を存続させる事が可能なのですね」
リヒャルダがとてもうれしそうな表情を浮かべてくれる。
思わず街中なのも人前なのも忘れて抱きしめたくなってしまう。
だが完全武装の傭兵が街中で抱き合っては目立って仕方がないのでグッと我慢だ。
「ああ、まだまだ色々方法があるから心配しなくていいよ。
俺とリヒャルダの子供がアーベントロート公爵家を継ぐんだよ」
「そんな、私はそんな恐れ多い事など考えていません。
ヴェルナー様のお情けをいただけただけで十分幸せです。
アーベントロート公爵家は、ヴェルナー様と由緒ある貴族家から迎えられた夫人との間に生まれたお子様に継がせてください」
可愛い事を言ってくれるが、それは聞けない話だ。
俺の妻はリヒャルダ以外考えられない。
もう何時子供ができてもおかしくないんだ。
その子のためにも王家を抑えてアーベントロート公爵家を護らないといけない。
「その事は俺に任せておけばいいんだよ。
さあ、2人で王城に行こうか」
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