神の加護を受け転生した超天才少年 〜とりま世界最強の自作魔法と神様達の加護を使って、無自覚無双します〜

RIA

第22話 悪栄教討伐計画



「うん…師匠は大丈夫そうだね。魔導具の調子もいい感じだから、多分少しは離れても安心できるね。」


ユーアは白斗を看病しながら魔道具を作ったのであった。


ピンポーーン!


「?誰か来た?」


「世界防衛軍第三番部隊隊長神崎天花です!ユーアさんはいますか?」


「天花さんだ!天花さんがきてくれた!これなら百人力だね!」


そうしてユーアは玄関に向かいながら行った。


「天花さん!今開けます!」


ーお庭ー


「ごめんね。急に押しかけて。」


「大丈夫ですよ!天花さんが来てくれて良かったです!」


ユーアは天花と庭で話していた。


「それにしても大きく、強くなったわね。」


「もう何年も会っていませんからね。強さは師匠のおかげです!」


「ユーアちゃんの師匠…白斗君、だったかしら?リディウスに見てもらっているけど大丈夫なのかしら?」


「はい…一応魔道具で呪いを緩和させてはいます。けど、早く術を解かないと…。」


「術が解かれる条件…簡単そうで難しいのよね。【対象が死ぬか、術者が死ぬか。】本当厄介だわ。それで今はどういう状況かしら?」


「精霊洞窟の地精霊の宝石は盗られました。師匠によると火・水・風も同様だそうです。」


「精霊の宝石は確か、揃うと精霊神城が開くというもので、
精霊神城の核を破壊すればこの世界の自然が消える、だったわね?」


「さすがです。」


「一応世界管理機関だから、これくらいは当然よ。」


天花は世界防衛軍の三番治安維持部隊隊長、世界の事、地方のことに最も深く関わる部隊の隊長なのである。


「見た悪栄教について教てくれるかしら?」


「はい、見たのは悪栄教第17司教、A 公爵クラスの男でした。」


「よく生き残れた、それだけで十分よ。」


「ありがとうございます!」


「それじゃあ【魔司能力】は見たのかしら?」


「いくつか…相手が使ったのは【風水支配】【液化】【強制溺死】の3つ、液化は宝石周りの地面を溶かすクラスでした。強制溺死は師匠のようになる、【必殺系】の能力です。」


「悪栄教公爵クラス,聞く限りかなりの強者ね。そして、何より難しいのは悪栄教の討伐、」


「能力を出す前に倒せばいいのでは?」


「それだと復活してしまうの。復活には数ヶ月かかるらしいけれど、討伐方法は、文献を見たところ、全能力、全開放をさせた状態で討伐しないといけないらしいの。そうすれば契約が切れる。」


「【即死系】【必殺系】を使われた状態で撃破、分が悪い勝負ですね。」


「でもそうしないと異変は治らない、できれば完全討伐してほしいわ。」


「人数なんですが、悪栄教の魔力の質から見るにて、今この街には司教が5体と分身が一体はいると思います。」


「そこまでわかるの?流石だわ。」


「師匠のお陰です。」


「本当に凄いわ。私でもわからなかった。場所はどうかしら?」


「精霊洞窟に1人、高原に1人、地脈火山に1人、湖に1人、分身は精霊洞窟付近にいますが、他の力で感じ取りにくいです。」


「そこまでわかれば十分よ。」




ー家の前ー


そこにはエイト、ユーア、天花、リディウスが集まっていた。


「主は大丈夫なんですか?」


「白斗君は安心して!ユーアちゃんの魔道具で回復していっているわ!司教の数は5体、私は高原、リディウスに精霊洞窟、ユーアちゃんは火山、エイト君には湖に行ってもらうわ。」


「わかりました!」


「リディウスさんは知っているかもしれないけど、悪栄教の司教は相手に全力を出させた状態で討伐をしないといけないらしいの。できれば完全討伐してくれないかな?」


「大丈夫だよ!」


「私も大丈夫です。」


「じゃあ、OKね!皆んな!救うわよ!私達の世界を!」


「「「ラジャー!!」」」




                  to be continued 









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