神の加護を受け転生した超天才少年 〜とりま世界最強の自作魔法と神様達の加護を使って、無自覚無双します〜

RIA

第8話 戦績と試験



「……は〜〜〜…。」


ーレベルがアップしました!


白斗は第一層のボス[アースタートル]を倒し、その達成感に浸りつつ、自分の弱さを見つめ直していた。


ーお疲れ様です!主!
「エイト、戦闘中しゃべらなかったね…」
ー邪魔したら悪いと思ったのと,裏で【鈍化】【盲目】【精神異常】【全ステータスダウン】を掛け続けてました!
「…つまり、俺はエイトの助けを借りても、あの程度ってわけか…やはりもっと特訓しないとな。」
ーとりあえずこの魔物の死体と魔物の核【魔魂石】を持って帰らないとですね!
「《アイテム収入》、これでOKかな?」
ーはい!大丈夫です!それでは一度帰りましょう!
「ああ!」


そうして,白斗達は家へと帰っていったのだった…




 ークリアボーナス!ー


クリア地点 空島の地下 第一層 広大な草原


ボーナス  スキル《硬化》
      12000テラル


 おめでとうございます!


 ーーーーーーーーーー




ー次の日、ライダスの冒険者ギルドー


「は!?」


以前にも担当した受付嬢、ティナがそう言った。


「[アースタートル]討伐!?何言ってんですか!」


「あのにいちゃん、自分が強すぎて幻覚か?(笑)」
「流石のにいちゃんでも[アースタートル]はないだろ…」


「みんな信用してくれないか…なら!見せよう!魔魂石を!」


白斗が取り出したのは[アースタートル]の真魂石、直径十センチにもなる大きな紫色の石だった。


「鑑定……!?…本物!?」


「なんだと?」
「あの兄ちゃん[アースタートル]倒したのか?」
「でもそんなんどこに?」


「ハ、ク、ト、さ,ん」


皆が騒ぐ中、ティナは激しく言った、


「COME ON!」


と,


「え?」
ー主、頑張ってください…。


そうして白斗は半ば…強制的にギルドの奥、ギルドマスター室に連れて行かれたのだった。




ーギルドマスター室ー


「お前が噂のハクトだな。」
「こ、こんにちは…」


俺の目の前に座っていたのはいかにも数々の戦闘を繰り広げてきた様な人,ギルドマスターのレイズだった。


ーこのひとがギルマスか…すごい風格やな。
(俺にはすごいことだけはわかるよ…)


「それでお前がなぜ呼ばれたかわかるか。」
「何ででしょうか…」
「ばかもん!グリーンドラゴン8頭、しかも瞬殺したものに加え,今度は[アースタートル]ときた!初心者は勿論、上級者でもそんなの不可能だ!それになんだ、レベル800越え?頭狂ってんのか!」
(こんどは狂ってんのかって言われたよ…)
「取り敢えずお前は試験だ!」
「試験?」
「B級冒険者試練だ!」
「俺はF級で…」
「ん?」


ギルマスがすんごい形相で睨みつけてきた。


「すいません…」
「試験だが、一次と二次に分かれてな。一時は後,生産系のクエストをやるだけでクリアだ,B級だと【麻痺草】当たりだ、」
ー麻痺草…麻痺毒に使う草ですよ。
「それなら,《生命の恵み》 “創りだせ、【麻痺草】を”」


白斗の手に麻痺草が生み出される。


「規格外だな。」
「これでクリアですか?」
「ああ,二次試験は戦闘だ。武器を用意しておくんだな。」
「わかりました!ありがとうございます。」


白斗が出ていった後、レイズはこう思ったらしい…「コイツは伝説になる…」と…。



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