異世界転移するときに創造EXをもらったのでいろいろやります。
薬草採取
早速依頼を受けようと、依頼ボードを見る。
やっぱ冒険者の最初の依頼はこれだよなと思い、"薬草採取"をとった。
問題なく受注し、森へ着いた。
ちなみにこの森は、東の森だ。魔の森とは違い、強いモンスターはおらず、スライムやウルフなどの低級モンスターのみが生息している。
「うーん、薬草採取を受けたはいいけどどの草が薬草かわかんないなぁ...なんかスキル作るか」
そういい、識別のスキルを作った。
※スキル説明※
薬草や毒草の判別をすることができるスキル。
識別スキルを作ってから約10分。ウルフの遠吠えが聞こえたので急いで向かった。
すると、ウルフの前に10歳くらいと思われる男の子がいた。(今は自分も子供か)
怪我をしているみたいだったので、さっとウルフを倒して回復をしてあげた。
『パーフェクトヒール』
を唱えると、男の子の周りに金色の光がひかり、みるみる傷を癒していった。
「ありがとう!兄ちゃん!」
兄ちゃんと言われて、少し照れてしまった。
「ゴホンッ。まず、君の名前はなに?」
「僕の名前はカイロって言うんだ。兄ちゃんは?」
「あぁ、僕はラルフって言うんだ。それでカイロはなんでここにいたの?」
「僕ね、今孤児院で育てられてるんだ。実は孤児院の食べ物がなくなっちゃったから、恩返しのつもりで食べ物をとっていこうと思ったんだ」
この言葉に感動した。なんでいい子なんだろうと。
「よし、そういうことなら、俺を孤児院まで連れていってくれよ」
「いいよ!じゃあ早く行こ!」
と、俺の手を掴んで孤児院まで走っていった。
孤児院に着いて、中に入ろうとすると、中から女性の人が出てきた。
「こら!どこ行ってたの。心配したんだからね」
「うっ、ごめんなさい。でも、食べ物ないって言ってたから、取りに行こうとおもって、それで・・・」
「はぁ・・・分かったわ。もう次からは危ないことじゃだめよ?分かったわね?」
「はーい!」
ゴホンッとやると、こっちを向いて
「あの、あなたは?」
何で答えようか考えてると、
「ウルフにやられそうになったときにラルフお兄ちゃんが僕を助けてくれたんだよ!」
「え!そうだったの!この度はカイロを助けていただいてありがとうございます」
「いえ、それよりも今孤児院には食糧がないと聞いたのですが・・・」
「ええ、今食糧がないので大変困っているところです」
「あの、だったら少し食糧分けましょうか?」
創造EXがあるから魔力のある限り作れるしな。
「いいんですか?でも、私たちがあなたに返せるものなんて・・・」
「そんなものいりませんよ。その代わりと言ってはなんですが、たまに孤児院に遊びに来てもいいですか?」
「ええ、あそびに来るのはこちらとしても大歓迎ですよ。では、食糧の事よろしくお願いします」
『はい』と答えて、孤児院の中に入った。
入ると、男の子9人、女の子7人と院長先生がいた。年はみんな10歳前後だ。
話しかけられるとキリがなさそうなので一旦スルーして食糧倉庫に向かう。食糧倉庫には、創造で作った50kgほどの解体済みのウルフ肉などを置いた。これには院長先生達も驚き、『こんなにもらっていいんですか?』と何度も聞いてきた。
そして、戻ると子供達が一斉にこっちを向いて
「「「「お兄ちゃんありがとう」」」」
と言ってきた。心がグッとなった。
やっぱ冒険者の最初の依頼はこれだよなと思い、"薬草採取"をとった。
問題なく受注し、森へ着いた。
ちなみにこの森は、東の森だ。魔の森とは違い、強いモンスターはおらず、スライムやウルフなどの低級モンスターのみが生息している。
「うーん、薬草採取を受けたはいいけどどの草が薬草かわかんないなぁ...なんかスキル作るか」
そういい、識別のスキルを作った。
※スキル説明※
薬草や毒草の判別をすることができるスキル。
識別スキルを作ってから約10分。ウルフの遠吠えが聞こえたので急いで向かった。
すると、ウルフの前に10歳くらいと思われる男の子がいた。(今は自分も子供か)
怪我をしているみたいだったので、さっとウルフを倒して回復をしてあげた。
『パーフェクトヒール』
を唱えると、男の子の周りに金色の光がひかり、みるみる傷を癒していった。
「ありがとう!兄ちゃん!」
兄ちゃんと言われて、少し照れてしまった。
「ゴホンッ。まず、君の名前はなに?」
「僕の名前はカイロって言うんだ。兄ちゃんは?」
「あぁ、僕はラルフって言うんだ。それでカイロはなんでここにいたの?」
「僕ね、今孤児院で育てられてるんだ。実は孤児院の食べ物がなくなっちゃったから、恩返しのつもりで食べ物をとっていこうと思ったんだ」
この言葉に感動した。なんでいい子なんだろうと。
「よし、そういうことなら、俺を孤児院まで連れていってくれよ」
「いいよ!じゃあ早く行こ!」
と、俺の手を掴んで孤児院まで走っていった。
孤児院に着いて、中に入ろうとすると、中から女性の人が出てきた。
「こら!どこ行ってたの。心配したんだからね」
「うっ、ごめんなさい。でも、食べ物ないって言ってたから、取りに行こうとおもって、それで・・・」
「はぁ・・・分かったわ。もう次からは危ないことじゃだめよ?分かったわね?」
「はーい!」
ゴホンッとやると、こっちを向いて
「あの、あなたは?」
何で答えようか考えてると、
「ウルフにやられそうになったときにラルフお兄ちゃんが僕を助けてくれたんだよ!」
「え!そうだったの!この度はカイロを助けていただいてありがとうございます」
「いえ、それよりも今孤児院には食糧がないと聞いたのですが・・・」
「ええ、今食糧がないので大変困っているところです」
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「いいんですか?でも、私たちがあなたに返せるものなんて・・・」
「そんなものいりませんよ。その代わりと言ってはなんですが、たまに孤児院に遊びに来てもいいですか?」
「ええ、あそびに来るのはこちらとしても大歓迎ですよ。では、食糧の事よろしくお願いします」
『はい』と答えて、孤児院の中に入った。
入ると、男の子9人、女の子7人と院長先生がいた。年はみんな10歳前後だ。
話しかけられるとキリがなさそうなので一旦スルーして食糧倉庫に向かう。食糧倉庫には、創造で作った50kgほどの解体済みのウルフ肉などを置いた。これには院長先生達も驚き、『こんなにもらっていいんですか?』と何度も聞いてきた。
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