ある日、あの夏、あの場所で〜天ヶ瀬優人の記憶〜

月島悠時

休憩と危機

「とりあえず、私の家来なよ。疲れてるみたいだし」「じゃあ、お言葉に甘えて」
彼女の家は20階建てのマンションの10階だった。マンションにしてはかなり広い。なかなかのお値段がしそうだ。
「すっげー広いなぁー」
「友達にもよく言われる。」
「とりあえず休憩しよっか。何飲みたい?」
「俺はなんでもいいよ。何から何までありがとう」
「別にそれぐらい気にしないでいいよ」
そして俺はソファに座った。
それからオレンジジュースを飲みながらお菓子を食べたり、最新のゲームをしたり、お笑い番組を見たりした。
2時間ぐらい時間が経った。
トイレに行こうと立ち上がった直後俺は意識を失い床に倒れた。
「大丈夫。ねぇ、大丈夫!」
「救急車呼ばなきゃ」
私は慌てて119番に電話した。



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