第7特区
第2話 少女と裁判
さっきの軍の医療施設を後にした直後、着替える間も与えられないまま、黒服の怪しい人たち。では、なくて白服に身を包んだ、人達が私を待ち構えていた。
「ナギ君。また会ったね。」
「シンリ君?えっ、どうしてそんな白服を着ちゃって、えええ?どういう事?」
「実は、僕は管理委員会の内部の一人なんだ。今まで隠してて、悪かったね。申し訳ないけど君には出廷してもらわないとけないんだ。」
管理委員会は確か、管理局の人で構成されてて、法と秩序がどうたらこうたらってカリーナが言ってたな。変なくそったれ共だとも言っていた。
「へええー。それでもし。」
私は少し身構える。なんか悔しいもの、、
「うん。変な気は起こさないで欲しいな。君の立場をこれ以上、危うくはしたくないんだ。」
参ったなあ。そんな、出廷なんて。どうしよう私。なんかした?
そのまま、シンリ君と白服の人たちに囲まれて、最初の日にきた18階層にやってきた。
ここは何ていうか全てが基調に並んでいるというか中央エレベーターとそれの300mぐらい後にそびえる管理局以外何もないから、すごい嫌、何だよねえ。
「少し待ってて、」
「わかった。」
管理局の入り口の白色を基調にしたロビーで少し待っている。
「ねえ。」
「はい?」
「あそこのソファ。座りたいんだけど。病人だから。」
「しかし、それは許されておりません。」
「どうしても座りたいの!!レディの足がもうガクガクなの」
私は床で地団駄した。こんなことをしていると、足が普通なのがバレてしまう。
「…かしこまりました。少しならば。許可します。」
よーしっ、思いきって座ろう。
「ふおおおおっ!」
何このフカフカのソファ、雲?ここは雲の上でしょうか?私の元の家にもこんなすごい、ソファなかったわよ!!
私がソファを堪能し始めていると、シンリ君が戻ってきた。
「さあ、いこう。」
「どこに行くの?」
「奥の部屋だよ。裁判が始まる。」
「もう、そんな唐突に始まるの!?」
私は彼に案内されて扉の奥へと進んでいった。そこから、階段を上がり、大理石が埋め込まれている大きな扉を開ける。
「なっ、何ここ?」
そこは、全てが白かった。
私の正面には凄い高さのある白いオブジェの上に椅子があって、最初の日に見た、ジャッジメントが座っている。そして、私の右にも、左にも、ていうか360°全てに囲まれている。椅子は全部で4つだ。
「では、これより罪人 ナギの裁判を開廷する。」
私は少しその風景に感心してしまった。それも束の間、白い壁一面に映像が写りだされ、多分、貴族階級の見物人が私のことを映像越しに見ている。
嫌な部屋だ。息が詰まりそうだから、早く終わらせたい。
「ナギ君。また会ったね。」
「シンリ君?えっ、どうしてそんな白服を着ちゃって、えええ?どういう事?」
「実は、僕は管理委員会の内部の一人なんだ。今まで隠してて、悪かったね。申し訳ないけど君には出廷してもらわないとけないんだ。」
管理委員会は確か、管理局の人で構成されてて、法と秩序がどうたらこうたらってカリーナが言ってたな。変なくそったれ共だとも言っていた。
「へええー。それでもし。」
私は少し身構える。なんか悔しいもの、、
「うん。変な気は起こさないで欲しいな。君の立場をこれ以上、危うくはしたくないんだ。」
参ったなあ。そんな、出廷なんて。どうしよう私。なんかした?
そのまま、シンリ君と白服の人たちに囲まれて、最初の日にきた18階層にやってきた。
ここは何ていうか全てが基調に並んでいるというか中央エレベーターとそれの300mぐらい後にそびえる管理局以外何もないから、すごい嫌、何だよねえ。
「少し待ってて、」
「わかった。」
管理局の入り口の白色を基調にしたロビーで少し待っている。
「ねえ。」
「はい?」
「あそこのソファ。座りたいんだけど。病人だから。」
「しかし、それは許されておりません。」
「どうしても座りたいの!!レディの足がもうガクガクなの」
私は床で地団駄した。こんなことをしていると、足が普通なのがバレてしまう。
「…かしこまりました。少しならば。許可します。」
よーしっ、思いきって座ろう。
「ふおおおおっ!」
何このフカフカのソファ、雲?ここは雲の上でしょうか?私の元の家にもこんなすごい、ソファなかったわよ!!
私がソファを堪能し始めていると、シンリ君が戻ってきた。
「さあ、いこう。」
「どこに行くの?」
「奥の部屋だよ。裁判が始まる。」
「もう、そんな唐突に始まるの!?」
私は彼に案内されて扉の奥へと進んでいった。そこから、階段を上がり、大理石が埋め込まれている大きな扉を開ける。
「なっ、何ここ?」
そこは、全てが白かった。
私の正面には凄い高さのある白いオブジェの上に椅子があって、最初の日に見た、ジャッジメントが座っている。そして、私の右にも、左にも、ていうか360°全てに囲まれている。椅子は全部で4つだ。
「では、これより罪人 ナギの裁判を開廷する。」
私は少しその風景に感心してしまった。それも束の間、白い壁一面に映像が写りだされ、多分、貴族階級の見物人が私のことを映像越しに見ている。
嫌な部屋だ。息が詰まりそうだから、早く終わらせたい。
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